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市長から職員の皆さんへ(令和8年 年頭あいさつ)

 市民の皆様、職員の皆さん、明けましておめでとうございます。

 令和8年がスタートいたしました。
 この年末年始は天候にも恵まれ、皆様におかれましては、穏やかに新年を迎えられた方も多かったのではないかと思います。
 職員の皆さんの中には、消防署所やごみ収集、基幹業務システムの標準化に向けた対応、また年末年始に関係なく開設される施設やイベントのため、業務に従事した職員もおられたことと思います。本当にご苦労様でした。

 年始にあたり、職員の皆さんには、今一度、組織の在り方や自分自身の仕事への向き合い方を見つめ直し、新たな気持ちで業務に臨んでいただきたいと思います。

 

市長任期前半の振り返り

 さて、市長就任以来、二年が経ち、任期も折り返しを迎えました。
 あっという間の二年でしたが、日を追うごとに職責の重さを実感するとともに、新たな一年の始まりに、改めて気を引き締めているところでございます。
 この二年間、公約で掲げた「5つのまちづくりビジョン」の実現に向け、日々全力で市政運営に取り組んでまいりました。
 子育て支援、まちのにぎわいづくり、南海トラフ地震対策の強化、教育の充実、本市の魅力を伝える新たな情報発信やシティプロモーション、市役所に新しい風を吹き込む機構改革にも取り組みました。高知市を元気に、そして一層安全・安心で住み心地の良いまちにするための政策を職員の皆さんとともに着実に進めてまいりました。
 これからも、ゆるぎない高知市政を保ち続けていかなければなりません。10年後、20年後、さらにその先の将来を見据えながら、市民の皆様に未来への希望を持っていただくこと、そして、そのために進むべき道筋をつけることが、任期後半の私の使命であると考えております。
 まさに今取り組んでいる事務事業の見直しは、財政の短期的な延命措置ではありません。限られた財源の中で、どうすれば高知市が未来を切り拓いていけるのか、それを模索する財政改革なのです。事業の目的や効果を改めて検証し、縮小すべき施策、充実させていく施策を見極めながら、本市の発展につながる施策を再構築しようとしています。持続的発展が可能な高知市に生まれ変わるための不可避かつ前向きな挑戦と捉え、覚悟を持って進めてまいりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
 また、本市が将来も明るく発展し続けるためには、急速に進行する人口減少に立ち向かう必要があります。これまで、世代ごとのニーズに応じた多角的な支援を展開してきました。これからも、施策の強化を図り、若い世代をはじめ、誰もがまちに愛着を持ち、住む喜びと、暮らし働くことへの誇りを感じられるまちを皆様方と一緒につくっていきたいと思っています。

 こうした取組を進めると同時に、多くの市民の皆様の暮らしに深刻な影響を及ぼす物価高騰にもしっかりと対処しなければなりません。このため、先の市議会では、子育て世帯や、経営環境の悪化が懸念される事業者の皆様へ速やかに支援が届けられるよう、補正予算の追加提案を行い、議決を賜りました。この予算の趣旨を踏まえ、職員の皆さんは、迅速な予算執行に努めていただきますようお願いします。さらに、今後についても、物価高騰による市民生活や事業活動への影響を注視しつつ、必要な方に必要な支援が広く行き届くよう、対策の拡充を図ってまいります。

 

職員へ向けて

 次に、市役所の組織・職場づくりについて申し上げます。
急激な社会情勢の変化や複雑多様化する行政ニーズへ的確に対応し、住民サービスの満足度を一層高めていくためには、職員一人ひとりの能力をさらに引き出し、組織として何事にも主体的に取り組む必要があります。
 こうした組織を築くためには、職員同士で目指すべき成果を共有し、同じ目標に向かって進んでいくことが何よりも重要であると考えております。
職員の皆さんには、担当する業務に対して自信と誇りを持ち、より効率的な事務の遂行や市民サービスの向上を目指して業務にあたってもらいたいと思います。
 そして、日々の業務の中で生まれる新しいアイデアや業務改善に関する意見などを率直に出し合ってもらいたいです。役職や立場に関わらず、その実現に向けた検討のできる、お互いを尊重し合える、そうした風通しの良い職場づくりを進めたいと強く思っています。
職員の皆さんは失敗を恐れず、新しいことにどんどんチャレンジしてください。市民の皆様のために、一丸となって、より良い市民サービスの提供に力を尽くしましょう。

 続いて、管理職の皆さんにお伝えします。
 管理職の皆さんには、所属の職員の体や心の健康管理に気を配るとともに、各種休暇の取得がしやすい職場風土が醸成されるよう、日頃から職員同士で活発にコミュニケーションをとるなど、業務をすぐに補完し合える環境の整備をお願いします。
 職員の幸せなくして市民の皆様の幸せは成り立ちません。誰もが働きやすいと感じられる職場環境を積極的に築くようお願いします。
 また、昨年の「若者が住み続けたいまちプロジェクトチーム」では、20代や30代の若手職員が施策に対するアイデアを活発に出し合いました。こうした活躍の場があることは大変有意義です。若い職員の活気あふれる職場づくりを進め、そのやる気と挑戦を市政に生かしていきましょう。

 次に、綱紀の粛正と服務規律の確保についてお伝えします。
 法令遵守の徹底は職員として当然のことですが、一人ひとりが確固たる倫理観と責任感のもと職務を遂行し、市民の皆様の信頼・信用を裏切ることがないよう、公私両面において規律ある行動をとってください。
 また、管理職の皆さんは、自ら姿勢を正し、日頃から危機管理意識を保ちながら職場の秩序の維持に努めるようお願いします。

 

おわりに

 最後になりますが、今年はいよいよ「よさこい高知文化祭2026」が開催されます。この行事が高知の文化・芸術のさらなる発展・継承につながると同時に、県内外から訪れる多くの方々にとって、高知の文化や伝統の奥深さや魅力を発見するきっかけとなることを期待しております。

 本年も、高知市をさらに「住み続けたい」、「いつか帰って来たい」、「一度は住んでみたい」と思っていただけるようなまちに発展させていくため、これまで以上に、市長としての責務を果たしながら、全力を尽くしてまいります。
 職員の皆さんには、引き続き心を一つにして、市民の皆様の思いに寄り添いながら、市政を進めていただきますようお願いします。
 今年一年が市民の皆様、職員の皆さんにとって、さらなる飛躍の年となりますことを心からご祈念申し上げ、年頭にあたってのご挨拶といたします。今年もよろしくお願いいたします。

令和8年1月5

高知市長 桑名 龍吾