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文化財情報 有形文化財 木造薫的和尚像
更新日:2026年4月15日更新
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指定
高知市指定 有形文化財 指定年月日 令和8年4月15日
名称
木造薫的和尚像
所在地・所有者
高知市洞ケ島町・薫的神社[くんてきじんじゃ]
解説
像高 99cm 江戸時代 作者不明
高知市洞ケ島の薫的神社の御神体像である。禅宗特有の頂相彫刻であり、本体像に加えて導師の座する曲彔(きょくろく)と沓(くつ)が残る。ヒノキ材、寄木造、玉眼の彩色像で、頭部は前後三材矧ぎとし、体幹部は全面、側面、背面を箱組みとし各部に小材を加え内繰りを施す。表面は布張りの上胡粉(じょうごふん)下地とし、彩色で仕上げる。現在は御神体像として祀られているが、元は同所にあった瑞応寺において造像保存していた木彫像である。造像銘等は見つかっていないが、江戸時代嘉永年間に当時の瑞応寺(ずいおうじ)による開帳が行われたことが『皆山集』に記述があり、造像時期については寛政13年の造像記事が『南路志』にある。
頂相彫刻として高知県内に少なく希少であり、神仏分離令による瑞応寺廃寺後も祭神として祀られ、造像当時の姿をよく留めている。
【用語の意味について】
・ 曲彔(きょくろく)…僧侶が用いる椅子
・ 沓(くつ)…くつ、履物
・ 上胡粉(じょうごふん)…貝を風化させ微塵に粉砕したもの




