本文
市長コラム新風洋々 2026年11月号

高知市広報「あかるいまち」より
万次郎と龍馬をつないだ河田小龍
●「河田小龍生誕地 墨雲洞(ぼくうんどう)跡」石碑(南はりまや町)
2028年大河ドラマ『ジョン万』皆さんも楽しみにしていることでしょう。
さて、中浜万次郎と坂本龍馬は8歳違い。同じ時代を生きた2人です。ドラマで万次郎と龍馬が出会うシーンが描かれることを今から心待ちにしています。
絵師河(かわ)田(だ) 小龍(しょうりょう)は、万次郎からアメリカの様子を聞き取り、その内容をまとめました。龍馬は小龍を通して、万次郎が語ったアメリカの実情を学んだとされています。こうした学びは、龍馬の思想や行動に影響を与えたのではないでしょうか。特に龍馬は、外国を追い払おうとする攘(じょう)夷(い)の考えを持っていました。しかし、万次郎から伝えられた海外の実情を知ることで「外国と対等に付き合える国をつくる」という方向へと考えを変えていったと言われています。これは、その後の龍馬の人生そのものにつながっていくものです。さらに、土佐藩船「夕顔丸」の購入に万次郎が関わり、その「夕顔丸」に龍馬が乗船したとされています。
直接会ったことを示す史料はなくても2人の人生はさまざまな形でつながっているように感じます。そう考えると、大河ドラマではぜひ龍馬にも登場してほしいものです。2人をつないだ河田小龍ゆかりの地を訪ね、それぞれの人生のつながりに思いをはせロマンを感じていただきたいです。

広報「あかるいまち」 Web版トップ > 市長コラム もくじ
※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 新風洋々」のコーナーを再掲したものです。




