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市長コラム新風洋々 2026年09月号

高知市広報「あかるいまち」より
お祭りは帰る場所

「ふるさとの思い出は何ですか」と尋ねると、「お祭り」と答える方は少なくありません。両親と手をつないで出かけたお祭り、お小遣いを握りしめて友達と楽しんだお祭り、おみこしも担ぎました。その時の夜店の風景や太鼓や笛の音、人々の笑顔は、何年たっても心の中に鮮やかに刻まれています。
さて、高知市では、よさこい祭りや高知市納涼花火大会、土曜夜市をはじめ、地域の小学校で行われる夏祭りや神社のお祭りなど、夏から秋にかけて数多くのお祭りが開催されます。どこへ行っても笑顔があふれ、胸が躍ります。
進学や就職でふるさとを離れても、お祭りの季節になると帰って来たくなる。そして、そこで久しぶりに友人や家族と再会する。子どもたちは地域の大人たちと触れ合い、地域とのつながりを感じる。お祭りには、そんな不思議な力があります。そして何より、お祭りはふるさとや地域の絆を確かめる場でもあります。
お祭りは単なる行事ではありません。世代から世代へ受け継がれ、人と人を結び、人と地域をつなぐ大切な存在です。地域のお祭りは、にぎわいを生み出すだけでなく、人々の心の中に「帰る場所」をつくるものではないでしょうか。
これからも地域のお祭りを大切に守り育て、子どもたちにもふるさとの温かい思い出を受け継いでいきたいと思います。

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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 新風洋々」のコーナーを再掲したものです。




