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市長コラム新風洋々 2025年06月号

高知市広報「あかるいまち」より
ご存じですか日本に誇る水道水
高知のうまいものと言えば、カツオに土佐あかうし、野菜に果物、そして地酒…と数々ありますが、忘れてならないのが実は、高知市の水道水です。2024年の市民意識調査では、本市施策において「安全で安定した水道水の供給」の満足度は「最も高い」と評価されました。過去にも、全国都市(人口10万人以上)の中から「水道水のおいしい都市32」に四国で唯一選出されています。
さて、高知市の水道水は、鏡川、仁淀川、吉野川の3つの水系を水源として供給しています。鏡川という名は、土佐藩5代藩主山内豊とよふ房さ 公が「我が影を映すこと鏡の如し」とその透明度を詠んだことに由来するとされ、「平成の名水百選」にも選定されました。仁淀川は、今や「奇跡の清流」と呼ばれ「仁淀ブルー」のキャッチフレーズは全国にとどろいています。そして、吉野川は本流の源流域が「水源の森百選」に選ばれており、高知市はその支流から取水しています。3つの水系はどれをとっても四国山地で育まれた良質の水なのです。
1925年4月に高知市の水道が開始され、ことしでちょうど通水100周年を迎えました。永きにわたる貴重な水資源の取水に、ご協力をいただいています水源流域の皆さんに感謝申し上げます。これからも「水に感謝・人に感謝・自然に感謝」をモットーに、おいしい水道水を届けてまいります。
梅雨の季節に入りますが、この雨が欠かせない水をつくります。そんなことにも思いをはせながら、恵みの雨をいただきましょう。
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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 新風洋々」のコーナーを再掲したものです。