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新型コロナウイルスワクチンの副反応について

新型コロナウイルスワクチンの副反応について

 新型コロナワクチン接種後,体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で,様々な症状(注射部位の痛み・腫れ,発熱,疲労,頭痛,筋肉痛,寒気,関節痛,下痢等)が現れることがあります。こうした症状の大部分は,数日のうちに収まるようですが,まれに症状が続く場合があります。接種後,副反応の症状が続く場合や症状が強い場合,まずはかかりつけ医等の身近な医療機関を受診してください。受診先の医療機関において,対応が困難と判断した場合には副反応専門病院に紹介を行い,受診できる体制を整えています。

副反応専門病院受診の流れ

 また,数は少ないですが,ワクチン接種後に急性アレルギー反応であるアナフィラキシーが発生したことが報告されています。日本では,アナフィラキシー等に対応するために,新型コロナウイルスワクチン接種後は15~30分程度,接種会場や医療機関に留まっていただき,万が一,アナフィラキシーが起きたときには,その場ですぐに対応できる体制をとっています。その他にも,ワクチン接種後に極めてまれではありますが,死亡も含め様々な重篤な症状が発生することが報告されています。

【副反応に関する情報】