町内会等が開催する総会について（新型コロナウイルスへの対応）

　現在，新型コロナウイルスの影響により，各団体におかれましては行事や会合等の開催にあたって感染拡大防止の観点から様々な措置を講じられていることと思います。
　このような状況を受けて，総会の開催について判断に迷われる町内会等の各種団体からお問い合わせをいただいております。

　多数の方が集まらずに総会を開催する方法として，書面表決や委任状を活用する方法があります。
　（書面表決とは，総会に出席せずに議決権を行使する方法ですが，会則の中で定めが必要になります。）

　なお，この方法はあくまで一例ですので，開催の必要性などを各団体でよく検討のうえ，延期を含め判断をお願いします。

◆書面表決を行う場合の流れについて（例）
　(1)総会案内，書面表決書，議案書の配布
　(2)書面表決書の回収（※1）
　(3)書面表決書の集計をもって，総会の開催とする（※2）
　(4)結果報告書の配布（もしくは回覧）
　※1　書面表決書は封書に入れる等，個人情報の取り扱いに注意を払うこと。
　※2　日時を設定し，役員等で開封作業を行うこと。（透明性が必要）

　法人格を得ている町内会等（認可地縁団体）につきましては，地方自治法の規定により年に一度，総会の開催が必要となりますが，住民の方の安全を配慮したうえで，書面表決や委任状の活用をご検討ください。

※認可地縁団体については，会則上に別段の定めがない場合でも，地方自治法の規定により書面表決を行うことができます。

　総会を開催する際には，感染防止対策へのご配慮をお願いします。
【基本的な感染防止対策】
(1)「感染リスクの高い場（三つの密）」の回避
(2)人と人との距離の確保
(3)マスクの着用
(4)手洗いなどの手指衛生
(5)室内の換気
(6)集会時間の短縮