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モミジバフウと渡り鳥

No.96   モミジバフウと渡り鳥

ほぼ週刊鏡川 2013.12.19

モミジバフウ  

 高知市鴨部1丁目の西部中学校校舎と鏡川の間に鮮やかに紅葉している樹木を見つけました。これはモミジバフウ(別名:アメリカフウ)と言って大正時代に日本に渡来した樹木であるとのこと。その他の多くの樹木が落葉していることもあり,とても目を引いていました。お近くにお立ち寄りの際にはご覧になってみてください。

 また,この時期鏡川にはたくさんの渡り鳥が訪れ,賑やかな鳥の鳴き声を聞くことができます。

渡り鳥の集団

オオバンオナガガモマガモ

 左から順番に,オオバン,オナガガモ,マガモと言い,それぞれ,「クェーンクェーン」,「ピリッピリッピリッ」,「クヮックヮックヮッ」と鳴くようです。渡り鳥は冬越しのため5ヶ月ほど滞在し,夏の繁殖期に向け水草や藻,種子などを食べて栄養を蓄えます。散策中には,中央奥のオナガガモのように首を隠して丸まっていたり,首を水中に突っ込んで水草を取っていたりと様々な鳥の姿を見ることができました。マイペースで楽しそうに過ごしている鳥たちにとっては,人間界の師走の忙しさなんて無関係のようでした。羨ましい・・・・・・・。

 鏡川以外に市内の紅水川や久万川にも渡り鳥が泳いでいる姿が確認できましたので,皆様の近所を流れている川にも鳥が渡ってきているかもしれません。

鏡川の風景

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