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稚鮎の放流

No.82   稚鮎の放流

ほぼ週刊鏡川 2013.05.07

稚鮎  

 4月27日鏡川漁業協同組合による稚鮎の放流が行われましたのでその様子を取材してきました。
 
  当日は鏡の大河内橋に集合した後に,大型トラックから各担当者が稚鮎を車に積み込んで,それぞれの放流場所へ向かいました。広報担当の方の話によると,年間で3,500kg放流するうちの今回は500kg(約5万匹)分を放流するとのこと。

朝礼の様子

鮎を積み込んでいる様子

 私達も同行し大河内橋の奥の旧発電所や針原での稚鮎の放流の現場に立ち会わせてもらいました。放流地点までは道がないためバケツリレーで稚鮎を運び放流を行いました。放流された稚鮎たちは,解放感いっぱいに元気よく群れを成して,さらに鏡川の上流域を目指し遡上していきました。稚鮎は5~10cmと小さかったですが,夏には20cm近くまで大きくなるそうです。環境ストレスや捕食者からの攻撃などもあり,決して楽な道のりではないですが,一匹でも多く無事に育ってほしいです。がんばれ稚鮎たち!!

放流現場へバケツリレーしている様子

放流の様子

鮎の群れ

 天然鮎も3月中旬頃より鏡川下流域から中・上流域に向けて遡上しています。川を覗いて見ると鮎の群れを発見できるかもしれません。

稚鮎

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