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いざ,樽の滝へ

No.77   いざ,樽の滝へ

 

 

 

 

 

ほぼ週刊鏡川 2013.03.05

 

 

樽の滝(遠)

 

 だんだん温かくなってきましたね。先週末の3月3日には「第18回冬季鏡川一斉清掃」が実施され,早朝からのたくさんの皆さまのご参加,ご協力に感謝申し上げます。
 また,この日は,映画「県庁おもてなし課」のキャンペーンが行われ,日曜市も大いに賑わっていました。ちなみに,映画CMの序盤。キャストが自転車に乗っているシーンでは,背景に鏡川がバッチリ映っています。映画を楽しみにしている皆さん,鏡川にもご注目いただけたら嬉しく思います!

 さて,これまで「もいちど散策鏡川」に掲載されている,平家の滝(鏡),山姥の滝(土佐山)をご紹介してきた滝シリーズですが,今回は掲載されている滝の最後の一つ,樽の滝(鏡)へ行ってきました。

 今回も,案内板を頼りに進んでいきます。まずは,鏡中学校の近くに看板を発見しました。樽の滝まで6.6km。

 

看板1

 

 

 

 付近には地元の野菜や果物を販売している良心市もあります。新鮮で美味しそう,さらにお買い得! 

 

良心市(みかん,ブロッコリー,ねぎ,ナス等)


 穴川橋の所で,樽の滝方面と土佐山方面へと再び二手に分かれます。この道を左へ直進。 

看板2

 

さらに,影谷との分かれ道があり樽の滝方面(右)へ進んでいくと,下の看板が立っていました。 

 

看板3

 ここで,滝まで残り1.5km。だいぶ近づいてきましたね。案内版とともに,「山菜や花木をみだりに取らないようお願いします」という看板もあります。ここからの道はさらに険しいものとなり,対向車とはすれ違うことができないような一本道が続きます。場所によっては,かなりの距離戻らないといけませんので,お気をつけください。

 
 そして,ついに樽の滝へ到着。市街地から50分ほどです。車では入れないので,徒歩での散策を開始します。先ず見えてきたのは,木で作られた橋。渡るとふわふわと少し揺れます。なかなかスリリング。そして橋の下には,ゴツゴツした大きな岩と滝からの水が流れていて,水音が心地良いです。

樽の滝へ向かう橋


 
 樽の滝には,3つの神様を祀った龍神宮があります。ここ龍神宮は恵みの雨をもたらすこと,又,良縁祈願の神様としても有名です。

龍神宮 鳥居


龍神宮

 

 

 

 

 

龍神宮の写真


 龍神宮のお賽銭箱の傍には,訪問者が記入できる思い出ノートもあり,記念に書き残すこともできるようです。
 

 さて,龍神宮の左側を通り抜け,いよいよ滝に接近です。

樽の滝

樽の滝の写真 

 

taki

 

 

沢

 

 

 

 樽の滝の由来は,大水がでると大樽をゆるがすような轟音がすることから付けられたと言われています。大きな岩場から見上げる滝は,幾段にもなっており,流れ落ちる水は清清しく,心を癒します。自然の雄大さを実感し,市民の水源となる鏡川の力の源を見たような気持になりました。

 樽の滝周辺は,水源涵養保安林に指定されており,この保安林は私たちの郷土を災害から守り,きれいな水,空気の大切な供給源となっています。樽の滝を訪れたことで,改めて自然を大切にすることを考える機会をもらったように感じます。

タネツケバナ

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