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うららかな日和

No.76   うららかな日和

ほぼ週刊鏡川 2013.02.20

 

工石山

 今回は,鏡川の源流の一つとされる「さいの川原」が流れる工石山を目指しました。工石山の頂上,標高1176mからの見晴らしはとてもすばらしく,ハイキングや野外活動などに子どもからお年寄りまで幅広く親しまれています。
 土佐山庁舎から北上しますが,なんだか山肌が白い…。それもそのはず,本日高知市の平野部でも最低気温は氷点下を記録し,山には雪が降っていました。

 

雪で覆われた木々

 それでも日中の温かな日差しで,道の雪はだいぶ溶けてはいましたが,陰にはまだまだ積ったままの雪。さらに道路隅では,こんな作品も発見しました。雪だるま,身長30cm程度。誰が作ったのか,なかなか可愛いですね。

雪だるま


 
 そんな雪だるまから,曲がり道を奥へ奥へと進んでいきますが,標高680mくらいでしょうか?終に道路の上にも凍った雪が…。このまま進むのは危険と判断し,工石山青少年の家を目前にして工石山を断念。不本意な結果となりましたが,安全第一ですね。次こそは!

雪の積もった道

 と言うことで,工石山に代わってお花見へ出かけることにしました。少し前に立春も過ぎ,春の兆しと言わんばかりに梅の花が綻ぶこの頃。土佐山嫁石地区では,2月23日(土曜日)から3月17日(日曜日)まで、「第23回嫁石の梅まつり」が開催されるようです。今回は開催前で会場内に入ることはできませんでしたが,ご都合の良い方は訪れてみてはいかがでしょうか。
 

嫁石梅祭り 


 
 
 一方,旧鏡村の鏡ダムでも紅白の梅がほころんでいました。鏡川ではアユの遡上もそろそろ始まります。春はもうすぐそこですね。


今日降りし 雪に競ひて 我が宿の 冬木の梅は 花咲きにけり     万葉集/大伴家持

紅白梅

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