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アユの産卵場整備

No.47 アユの産卵場整備

ほぼ週刊鏡川 2011年10月24日

アユの産卵場整備


 今年の5月にアユの放流を行った旭小学校の4年生の皆さん(No.40参照)が,今度はアユの産卵場整備に連続して参加してくれました!

 本来は鏡川のアユを増やすための取組の一つですが,子ども達が鏡川での自然とのふれあいを通して,川の中で遊ぶ楽しさや,自然を守ることの大切さを感じてもらえたら・・・という鏡川漁業協同組合さんの想いから今回の企画が生まれました。 

アユの産卵場整備

 産卵の時アユが好まない大きな石をひとつづつ川底から取り除きます。

大きな石を運ぶ児童

 シャベルやクマデを使って川底をかき混ぜたり,平らにならします。このほか,川原にある小石を川の中へ入れたりもしました。

川底をならす児童

 子ども達が大人になった時,この経験が,楽しかった思い出として残ると同時に,自然を守る意識を育んでくれることを願っています。

 産卵場の整備が終わって,子どもたちが帰った後,ちょうど整備した場所にカワセミが現れ,ホバリングをして,水中に飛び込む姿を間近で見ることができました。もしかして,もう産卵に来たアユがいて,それを狙っていたのかも・・・? 

 このほか,ミサゴが魚をハンティングしている様子も見れました。アユにとっては危険がいっぱいですが,がんばって産卵して欲しいですね。 

カワセミ

 

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