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鏡川流域のホタル
No.42 鏡川流域のホタル
ほぼ週刊鏡川 2011年6月21日
ホタルを見るために，6月8日（上の写真）と6月13日（下の写真）に鏡川支流の重倉川の上流域に行ってきました。今年は例年よりも飛ぶ時期が少し遅いようで，6月中旬でもきれいに光るホタルを見ることができました（例年は6月上旬まで）。
山間の水田地帯を流れる小川に沿ってホタルが飛び交っていました。典型的な里山の風景です。暗闇の中にホタルの光だけが点滅していて，とても幻想的でした。でも・・・なかなか写真では再現できません。ぜひ実際に見ていただきたいです！
淡く，はかないホタルの光は日本人の感性に響くもので，初夏の風物詩として市民の楽しみの一つとなっています。しかしながら，高知市内では，ごく一部の心無い人が大量にホタルを捕獲したため，ほとんどいなくなってしまった場所もあるようです。非常に残念です。
高知市では昭和61年に「ほたる条例」を制定し，営利目的のホタルの捕獲を市内全域で禁止しています。違反した場合には罰則もあります！多くの市民のみなさんがいつまでも身近でホタルの鑑賞ができるように，ホタルは「見て楽しむもの」というマナーを守りましょう！
なお， ホタル鑑賞の際の注意点についてはNo.19に詳しく書かれているので，参考にしてください。
