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小学生によるアユの放流

No.40 小学生によるアユの放流

ほぼ週刊鏡川 2011年5月26日

放流風景


 ただいま,鏡川はアユの遡上シーズン真っ只中です。毎年,資源量増加を目的に,鏡川漁協が高知市の委託を受け,種苗放流を実施しています。今回は,地元の旭小学校に呼びかけを行い,4年生の児童によるアユの放流が実施されました。

 アユの放流に先立って,環境保全課の職員(私)が,鏡川に生息している魚のことや,アユの生態と現状等について学習会をしました。これが,環境学習会の先生デビューでした!80人の児童を前にして少し緊張しましたが,子どもたちは元気よく質問にも答えてくれてとても楽しく授業をすることができました。

授業風景

 学習会のあと,鏡川まで歩いて移動しました。学校のすぐそばに鏡川があるなんて・・・。うらやましい環境です。そういえば授業のときに「鏡川で遊んだことがあるひと」と聞いたらほとんどの子が手を挙げていました。さすが地元!

放流場所へ移動


 
 鏡川漁協の組合長さんの説明を受けたあと,熊本からはるばるやってきたアユを各自バケツに入れてもらいます。

組合長による説明

 10cmくらいのアユはバケツの中で「早く川へ放してよー」と元気に跳ね回っていました。

バケツの中のアユ

 いよいよ放流です。元気に上流へ泳いで行く姿をみて子どもたちも応援していました。これをきっかけに,自然を守ることの大切さを感じてもらえたらうれしいです。

アユの放流

 

 現状では,種苗放流に頼らざるを得ないところもありますが,いつの日か,天然のアユが群れなす鏡川になることを願っています。

 

水面を飛び跳ねるアユ

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