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鏡川源流を巡る旅 前編

No.136  鏡川源流を巡る旅 前編 《鏡川丸山台(の見える所)から出発》

ほぼ週刊鏡川 2015.4.30

【鏡川河口の丸山台】

丸山台

 こんにちは。昼は汗ばむ陽気ですが,朝晩はまだ少し冷えますね。みなさま風邪などひかれてないでしょうか。今回はいつもと少し調子を変えて,「鏡川源流を巡る旅」と題して,前編・中篇・後編の3部構成でお送りいたします。

 市内中心部を流れる鏡川。高知市内にお住まいの方々にとっては馴染みが深く,日常の風景として目に映る機会も多いのではないでしょうか。しかし,この豊富な水が,いったいどこからどのようにしてやってきているのか,ということを知らない方も意外と多いのではないでしょうか。かく言う自分も,鏡川という川の存在はもちろん知っていますが,今日まで源流には行ったこともないし,見たこともありませんでした。

 というわけで今回は,鏡川を河口から遡り(アユの如く),途中寄り道をしながら自然や名所を堪能しつつ,鏡川の源流を目指す旅に出ることとなりました。このページを見ていただいている皆さんにも,旅の気分を味わっていただければ幸いです。

 まず,冒頭の写真は鏡川河口の丸山台。公園として整備されていますが,島に渡る手段は無いそうです。人が入らないので,「野鳥の天国」となっているとのこと。また,その昔,板垣退助が帰郷した際,多くの自由党員が出迎えて,この丸山台で大きな祝宴をあげたという記録が記念碑に刻まれていました。

【記念碑と鏡川の河口付近の中ノ島突堤】

石碑   中の島突堤

 さて,早速寄り道して,鏡川の支流の一つ,新堀川河口付近へ。写真に写ってないのが残念ですが,水辺のゆりかご「コアマモ」がゆらゆらと自生していました。石積みは江戸時代からのものらしいです。歴史を感じますね。

【新堀川河口付近を悠々と歩くムクドリ 写真の撮影技術が無くてすみません】

新堀川 ムクドリ

 鏡川の本流にもどり,しばらく川沿いの道を走ります。鏡川には5つの堰があり,下流からトリム堰,廓中堰,鏡川堰,江ノ口・鴨田堰,朝倉堰です。それぞれに役割があり,用水を確保したり,河川の水量を調節したりしています。

【廓中堰(このときは転倒していました)と江ノ口・鴨田堰(上流側から撮影)】

廓中堰 江ノ口・鴨田堰

【岩ヶ淵の森と朝倉堰(上流側から撮影)】

岩ヶ淵の森 朝倉堰

 今回はここまで。次回からは,一気に山深くなり風景ががらっと変わりますよ。お楽しみに!

【次回予告 山奥の名所を巡る】

城ノ平橋から

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