ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織一覧 > 清掃工場 > 高知市清掃工場とは

本文

高知市清掃工場とは

施設の特徴

環境への負荷の少ない資源循環型社会の実現を目指します!

清掃工場遠景その1

1.周辺環境との調和

 周辺環境との調和を図るため、建物などの形状や色彩、敷地周辺の緑化に十分配慮した施設としています。

2.最新の公害防止設備

(1)大気汚染防止法

 ごみの高温・安定燃焼を行い、ダイオキシン類の発生を抑制するとともに、ろ過式集じん機や脱硝反応塔などを設置し、ごみを燃やしたときに発生するばいじん及び有害物質を除去します。

(2)排水処理

 無機系排水は、排水処理設備で処理した後、プラント用水として再利用します。有機系排水は排水処理設備で処理した後、下水道に放流します。

(3)臭気防止対策

 投入ステージ出入口にはエアーカーテンを設け、臭気が外に出ないようにするとともに、ごみピット内の空気を燃焼用空気として焼却炉内に送り、臭気を熱分解します。全休炉時は、脱臭装置で吸着処理します。

3.システムの自動化

 ごみを安全に衛生的かつ効率的に処理するため、焼却炉・クレーン・灰溶融炉などでシステムの自動化をはかっています。

4.灰溶融設備による灰の減量化・安定化・無害化

  灰溶融炉で、焼却灰と飛灰を1,200℃以上で溶融しスラグ化することにより、灰の減量化・安定化・無害化をはかっています。

 ※灰溶融設備については、平成22年4月1日より運転を休止しています。焼却灰はセメントの原料として搬出し、また、焼却飛灰は非鉄金属精錬所に送って有価金属の回収を行っています。

5.余熱の有効利用

 ごみを焼却するときに発生する熱は、ボイラにより蒸気として回収し発電を行っています。発電設備(最大9,000kW)によって発電した電力は、清掃工場の電力をまかなうとともに、隣接する余熱利用施設などへ供給します。さらに余剰電力は、電力会社に送っています。また、清掃工場内の冷暖房・給湯を行うとともに、余熱利用施設へ高温水・冷水を供給しています。

 清掃工場遠景その2

施設の概要

 施設名称  高知市清掃工場
 所在地  〒781-0270 高知県高知市長浜6459
 敷地面積  112,451 平方メートル
 建設構造

 鉄筋コンクリート造、鉄骨造

 地上5階、地下2階

 建築面積  11,126 平方メートル
 延べ面積  28,843 平方メートル

プラントの概要

 

 処理能力

 ごみ焼却炉 600t/24時間(200t/24時間×3基)

 灰溶融炉  80t/24時間(40t/24時間×2基)

 可燃性粗大ごみ破砕機 40t/5時間

 焼却炉形式  全連続燃焼方式(ストーカ式焼却炉)
 灰溶融方式  三菱黒鉛電極式プラズマアーク炉
 最大発電量  9,000kW
 設計・施工  三菱・大林・大旺・ミタニ建設工事共同企業体

清掃工場のしくみ

清掃工場処理フロー図

 上記フロー図の詳細 → ごみ処理施設系統図 [PDFファイル/211KB]

  小学生向けのフロー図 → 高知市清掃工場のしくみ [PDFファイル/223KB]

 

   ・ごみ焼却設備の詳細はこちら

   ・灰溶融設備の詳細はこちら

   ・排ガス処理設備の詳細はこちら 

   ・その他の設備の詳細はこちら

   ・維持管理に関する計画・情報はこちら

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)