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自由民権150年記念連続講座「講座 板垣退助」のお知らせ

自由民権150年記念連続講座「講座 板垣退助」

高知市立自由民権記念館では,自由民権150年の節目を記念して,自由民権運動の研究者である公文豪氏を講師に迎え,令和6年6月から連続講座を開催いたします。
公文氏が編集された『板垣退助伝記資料集』を基に,新たに掘り起こされた板垣に関する資料や情報を紹介しつつ,板垣の生涯を概観します。
ぜひ,ふるって御参加ください。

【日時】
令和6年6月から10月までの第1土曜日,午後2時~4時
【会場】
高知市立自由民権記念館 1階 民権ホール
【参加費】
無料
【申込方法】
・ 会場での参加
 申込は不要です。会場に直接お越しください。
・ インターネット(Zoom)での参加
 各回ごとに,申込用URLからお申込みください。

第1回「幕末の板垣退助」 6月1日(土曜日)午後2時~4時

盛組を率いた暴れん坊・乾退助が幕末の風雲のなかで時勢にめざめ,中岡慎太郎との意気投合をへて土佐勤王派の指導者となり,「薩長土肥」と称されるまでの地位に土佐藩を導いた過程をたどります。

第2回「一代華族論 -戊辰戦争から谷干城との論争まで-」 7月6日(土曜日)午後2時~4時

自由と平等は,板垣退助の生涯を貫く思想でした。戊辰戦争の砲弾弾雨の中でさとった国民国家日本実現の理想は,明治になって人民平均の理,民撰議院と参政権確立、辞爵問題から一代華族論提唱へとつながっていきます。

第3回「初期議会と自由党」 8月3日(土曜日)午後2時~4時

政党に対する板垣の考え方は,自由民権運動が終焉へと向かう明治20年を境に大きく変わります。議会政治下,政党が果たすべき国家・国民に対する責任と使命は何か。初期議会における板垣の政党観は現代政治にも示唆を与えます。

第4回「隈板内閣の成立と 崩壊」 9月7日(土曜日)午後2時~4時

自由民権期には藩閥専制政府,議会開会後は超然内閣と闘い,最終的には政党政治を実現することが板垣の目標でした。しかし,日本で最初に成立した隈板内閣は,わずか4ヶ月余りで崩壊。その成立と崩壊過程をたどります。

第5回「板垣退助の 社会改良・社会政策」 10月5日(土曜日)午後2時~4時

日清・日露戦争を経て日本資本主義が成立し,貧富の差など社会矛盾が激化しました。政界引退後の板垣は,83年の生涯を終えるまで,後半生を社会改良運動に捧げました。弱者救済,社会的平等実現に力を尽くした晩年の板垣の生き様とは?