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令和5年08月30日 市長定例記者会見(議事録・Youtube動画)

会見項目

  1. 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種
  2. 中小企業への経営改善支援について
  3. 第498回高知市議会定例会提出議案の概要

配布資料

会見内容

配布資料を用いて市長から説明

質疑応答

■質疑応答

【六泉寺町市営住宅等の再編について(1)】 

(記者)

予算関連で六泉寺町の市営住宅の再編について伺いたいんですけれども,ここ(第498回高知市議会定例会提出議案の概要)に書かれてある民間活力PPP/PFI手法を活用するメリット,意義みたいなものを改めて教えていただきたいのと,こういうPFIの活用というのは,今後の建て替えが予測される市営住宅を考えてなのか,今回だけに限るものなのかというところも教えてください。

(市長)

全国的にPPP/PFIはいろいろな手法があるのですが,例えば市営住宅,県営住宅,国の住宅関連が結構多いです。それと最近では自治体によりますけれども,学校の建設です。

オペレーションは別ですけれども,学校の建設等もPPP/PFIで結構やられる事例が増えてきていますので,かなり一般的にこの制度が利用され始めてるという現状です。

国の方でも10億円以上の事業費については,PPP/PFIの検討をしなければいけないという義務付けがありますので,我々も10億円以上の事業関連については検討するということになります。

特に公営住宅は結構実績も多いので,近いところで言うと倉敷が数年前にやっていて稼働していますので,我々の住宅の職員は倉敷へ行って,いろいろその時の状況とか資料をいただいてきております。

例えば,単純比較はできないですけれども,直営でやる場合は建設費,いわゆる住宅の場合は市営住宅一戸当たり幾らかかってるのかという積算を出すので,割と比較しやすいです。

一戸当たりの市営住宅の建築単価で比較すると,例えば倉敷などはちょっと数年前ではありますけれども,かなり安いので非常に有力な手法だという認識を持っていますので,ここだけに限らず市営住宅だけなのかという問題も含めて,やはり今後とも検討していくということになると思います。

(記者)

市営住宅以外で言うと,今おっしゃった学校の建て替えに活用することが有り得るということですか。

(市長)

いや,今は全ての公共施設でPPP/PFI結構入ってきてるので,そういう学校ということに限らないです。学校のスケジュールで言うと,いろいろなところのメンテナンスが必要になっていますので,長寿命化の対策としての大型修繕はあるんですが,今のところ全面的な建て替えを予定してないので,これからもし学校の建て替えが大規模なものがあるとすれば高知商業高校が想定をされる可能性はあります。ただ当面,高知商業高校も長寿命化で少し引っ張ろうかなと思っているところです。

 

【新図書館西敷地利活用事業について(1)】 

(記者)

西敷地について伺いたいんですけれども,昨日(まちづくり調査)特別委員会で報告がありスケジュール等示されたと思うんですが,内容としては市民アンケートを行って検討委員会を立ち上げて,来年の秋か冬ぐらいに基本方針を策定するということでしたけれども,過去2回の公募でも同じ手続き,アンケートをして検討委員会を立ち上げてという手続きとられたと思うんですけれども,昨日(まちづくり調査特別)委員会で委員さんからも,これまでと同じようなやり方では同じ結果になるんじゃないかという心配の声というのが複数挙がってたんですけれども,この辺市長として基本方針を作るにあたっての検討作業の中で,これまでと違って留意する点というかこれまでと変えないといけないと思う点があれば教えてください。

(市長)

昨日(まちづくり調査)特別委員会で説明をしてご意見いただいていますので,今日朝,所管課から速報で質疑応答はいただいてますので,どういうご指摘,ご意見があったかとかいうのは確認をしております。

市民アンケートですけれども,前回の市民アンケートが平成28年の11月から12月にかけてですので,大体もう6年が既に経過されているところなので,やはりコロナ後の状況を含めて,社会状況が少し変わってきているということもあるので,もう1回アンケートを取ろうということで進める予定となっております。

それで昨日の(まちづくり調査特別)委員会の中でも少し意見は出たというふうに承知をしておりますが,公的な部分,公共施設に近いような形の部分の民間の負担がどうなのかという意見もそれぞれあるので,そのことを踏まえて,これから(整備)方針を立てる中で,民間の方々に負担を求めていくのかというところも含めて,議会からもいろいろなご意見,そして,今後予定される(検討)委員会の中でも意見をいただいていこうということにしたいと考えてます。

(記者)

関連してなんですけれども,過去2回,どちらかというとできるだけ公的負担を抑える形でのプロポーザル手法だったと思うんですけれども,過去2回の反省を踏まえたときに,一定市長の考えとしては,次は官民連携の手法の検討もされると思うんですけれども,公的負担はこれまでよりもある程度必要なんじゃないかというふうにお考えですか。

(市長)

まだ形が見えていないので,そこを含めて今後の整備方針を決める中で,議会もいろいろご意見があると思うので,そこは整備方針を決める(検討)委員会の中でも揉んでいくということになると思います。ただこれまでの我々の反省点からいうと,やはり民間が少し尻込みをするような雰囲気もちょっとあったので,できるだけそうならないように幅広く提案をいただきたいとは考えております。

(記者)

それは言い方としては,やはり公的負担というのは一定これまでのようなことじゃなく必要だということになるんじゃないですか。

(市長)

必要に応じてということですね。だた,そこは明確に事業内容を決めているわけではないので,事業内容に応じてそこはやはり検討していくということになると思います。

(記者)

昨日もご説明があったんですけれども,市長からも説明いただきたいです。暫定整備を市長はこれまで議会であったり記者会見で,どちらかというと前向きな姿勢で検討されるというふうにおっしゃってたと思うんですけれども,暫定整備を見送るというか,やらないという理由を改めて教えて欲しいです。

(市長)

議会でも申し上げて参りましたけれども,今年の統一地方選挙で,高知市議会の定数34ですけれども,かなり改選でメンバーも変わりましたので,新しく当選されてきた方々を含めまして,ご意見を確認いたしました。

その時に,暫定整備でも,やり方によって金額は違うんですけれども,数千万円かかるということは明確になっていますので,暫定整備でお金をかけるのはいかがなものかという意見があるので,今回のスケジュールを示した中で,暫定整備で使える期間とその兼ね合いを考えて,多額な暫定整備というのは,やはりやめましょうということで昨日説明をさせていただいたところです。

ただ景観上も,ロープで囲っている状況もあるので,利用をもう少し柔軟にということは現場でも考えているので,暫定整備というとすぐ舗装するとかそういうことに行きがちですけれども,現状のままでもっと有効に使えるようなやり方をソフト面で考えていくというのもあるので,利用の基準を緩めるとか,そういうことも併せて考えていくということにしています。

(記者)

今おっしゃった利用の基準を変えるというのは,何かイベントに使うときの基準をおっしゃってるんですか。その暫定整備の議論は,どちらかと言うと市民が日常的にというか自由に出入りできるようにということだったと思うんですけれども。

(市長)

やはりロープを外してくれという要望が結構あるので,それをどうするかという問題と,ただ,よく前を通ったりしますけれども子どもが石を放ったりしているので,その辺も考えて,それから地元商店街の意見も聞きながら,ロープだと景観上あまり良くないなというように思っているんですが,利用状況は考えていきたいと思いますが,利用をもっとしやすいようにというのは,今日担当の課長が来てますので,担当部局から説明を申し上げます。

(商業振興・外商支援課長)

利用についての条件ですけれども,現在原則7日以内という条件などがありまして,少しでも長い期間使いたいとか,そういったニーズにも応えられるように,その要件を緩和してはどうかということを今内部で検討しております。

(市長)

あとは使用料のことも含めて,もう少し利用しやすい状況はどうなのかということは,商工観光部の方でもまた検討してもらいたいと思います。

 

【高知市長選挙について】

(記者)

市長選に関連してなんですけれども,4年前の前回は,一定知事と連携したような動きもされてたと思うんですけれども,今回知事とそういう何かしらの連携をされるのか,知事に申し込まれたりするのか,その辺どうでしょうか。

(市長)

後援会が決める事項もかなりあるのであまり踏み込んでは答えないですが,前回の場合は,例えば浜田現知事と私とは政党がほぼ重なっていましたので,一緒に回らせていただいたりしました。 

ただ今回の場合はご承知のとおり,政党が異なってきましたので,たぶん同じ行動がとれない,こちら側が望んでも取れないというふうに認識をしているので,我々は我々の足元を固めていくという選挙戦になると認識をしています。

(記者)

ありがとうございました。

 

【六泉寺町市営住宅等の再編について(2)】 

(記者)

六泉寺の市営住宅の件で伺いたいんですけれども,細かいことは担当課に伺いますが,そもそもまずこれ担当課はどこですか。

(市長)

住宅政策課です。

(記者)

(会見場に)いらっしゃってますか,今日。

(市長)

今日は10時から(市議会)勉強会が入っています。

(記者)

市長に伺いたいのは,六泉寺の市営住宅をいつ頃どういう形で建て替えたいというふうにイメージを持ってらっしゃるのかということが1つ。それから北百石と丸池の市営住宅を取り壊す形になるわけなんですけれども,ここに現在住んでいる方の引っ越しについてどのように手配なさっていくのかが2点目。それから最後に3点目,この二つの取り壊しの跡地はどうなると考えてらっしゃるのか,この3点について教えてください。

(市長)

まず住み替えの方からいきますけれども,北百石は住宅戸数自体は18戸ですが,現在入居されてる方は5戸というふうに聞いています。丸池は38戸住宅があるんですが現在入居が20戸で,合わせますと25戸が今現在入ってる状況です。

住み替えの希望調査等を全戸確認をしていきますので,この六泉寺の市営住宅200数十戸と先程の北百石・丸池を統合した形で高層化していきたいと考えております。

実際にこちら(六泉寺)側へ移りたいかどうかというのは,例えば今住んでるところから離れたくないとか当然あるので,希望をとって戸数を確定していくということになります。

それから,高知市内で最大規模の市営住宅の建て替えで高層化ということになりますので,今の想定では,例えば1期工事,2期工事というふうな形で,石立の市営住宅もそうでしたけれども,工期を1期2期,3期まではないかなと思いますが,1期2期ぐらいを想定はしているところです。

割と長期にかかるので,できるだけ早く1期工事を完了させていきたいと思っております。

具体で言うと,住み替えがまずありますので,住み替え,それから設計,それから現場の着手ということなので,明確にはまだ答えることはできませんけれども,第1期工事については,できれば令和9年から令和10年あたりには最初の入居をしたいということが,主管課の希望ではあります。

(記者)

取り壊す二つの跡地はどうなるんでしょうか。

(市長)

跡地のことはまだ確定はしてないんですが,北百石は18戸で,これはあまり面積がなくて1000平方メートル,それから丸池は8000平方メートル(周辺の市道等含む)で,丸池は結構広いです。ただ跡地はどういう形にするかというのはまだ確定をしていないです。

 

【よさこい祭りについて(1)】 

(記者)

先日開催されたよさこい祭りについて伺いたいんですけれども,まず1点目,主催する(よさこい祭)振興会がスマホのデータをベースにして,来場者107万人と推計されましたが,これは延べ数なので,実際に訪れた方はさらに少なくなると見込まれているんですけれども,市としては実際にどれぐらい来ると見越していたのかということが知りたいのが一つ。

それから,こちら観光協会の所管になりますけれども,追手筋の桟敷席の販売実績がどれぐらいだったのかということを教えてください。

(市長)

今年は4年ぶりの本格開催で,4日間通しで何とか開催することができて良かったと思います。

これまでの会議所の調査では,大体よさこい祭りで約100万人の観覧者,それから大体経済(波及)効果は97億円というのがコロナ前の状況です。

それで今年ちょっとどういう状況だったかというのを振り返ると,コロナ前は197チームぐらいが出ていましたが今年は157(チーム)です。

40チーム少ないので,各競演場・演舞場ともにスムーズにいったという声を多く聞いてます。

待ち時間が短かったということと,割と運営がスムーズにいったというふうに聞いてますが,逆に踊り子は非常に疲れたそうです。

休む間がないんで,休みがなかったということと,ルール変更があったので,各競演場を全部回らないと,採点にのらないというルール変更があったので,踊り子は非常に疲れたと言うふうに聞いてます。

それと,来年に向かっての課題も見えてきたので,一つはですね,8月の高知市内の旅館ホテルはすべてハイシーズン料金になりました。

通常でしたら1万円ちょっとで泊まれるホテルでも大体2万円を超えてきたので,特に県外チームが来年どうしようかなっていうふうに悩んでますので,これはちょっと来年に向けた大きな課題になるというふうに思っています。

(中澤副市長)

桟敷席の方は,今年初めてグループで使用するところも作ったわけですけれども,一般の座席ですけれども売れ行きというとですね,販売率になりますから,実際入った方はまだちょっと下がると思いますけれども,販売率で言うと82%ぐらい販売できてます。

ただ例年の課題なんですけれども,やはりお昼の北側の席ですね,追手前高校側は日が当たって暑いので,そちらの方が入りが悪くて,南のオーテピアやひろめ(市場)側,そちらについてはかなりの入場があったというふうな結果が出ております。

それと今年初めて行いましたグループエリアは,一ヶ所当たり3万円という料金でさせていただいたんですけれども,そちらにつきましては,販売率で言うと50%程度でしてですね,また来年に向けてどうするかというようなところについては,また検討して参りたいというふうに考えているところでございます。

(記者)

先ほど県外チームが来年どうしようかと,その宿泊施設が大きな課題であるという認識を示されたわけなんですけれども,市として何ができるのかを来年に向けて検討なさっていくという認識でいいですか。

(市長)

終わったばかりですのでまだ検討には着手してないんですが,課題は幾つか見えています。

4年本格的にやっていないので,高知のチーム,県外チームともに踊り子が減っています。

それからこの4年間の物価の高騰で被服費がかなり上がっています。

生地(の値段)が上がって縫い子さんの賃金も上がっているので,被服費が相当上がってるのと,地方車の飾り付けの経費も相当上がっています。

そのために,踊り子の負担金がかなり高くなっています。大体3,4万円,高いところは7,8万円になっているので,そのことも少し課題としてあると思います。

県外からの宿泊はですね,おそらく四国のチームは一度帰っています。香川とかは1回帰ってまた朝来ます。

四国のチームはそうやってとりあえず日帰りはできますけれど,それ以外はなかなかできないのでどうするかというのはちょっとあります。

たとえば県外のチームの踊り子だけに補助金出すのかって言ったらそれもどうなのかなというのがあるので,元々キャパがないので,宿泊のキャパがないこと自体が課題です。

平成14年の高知国体の時もキャパがなくて,この時は保健所の許可を取れるところは民泊をやりました。

その時に,例えばお寺の宿坊とかも国体のいろんな競技種目のチームを入れました。

宿坊はお遍路の関係があるところはすべて保健所の許可を取っています(高知市内は該当なし)ので,例えばそういうとこは使えるのかどうかと,そういうことを具体的にちょっと検討していく必要があるというふうには思っています。

ただ一番はやはり参加料等,いろんなものが上がってきたので,それとスポンサーが離れてしまっているので,資金が無いというのが一つの課題になっています。

(記者)

市が検討していくのか,市が振興会に検討するように促していくのか。

(市長)

よさこい祭振興会のいろんな反省会もあるので,そういうところでまず高知市からも少し意見を出しながら,そこは継続して検討していくという形になると思います。

よさこい祭振興会の中にいろんな部会があって,多分この議論は総務部会になると思いますけど,そこをベースに議論していくということになると想定されます。

(記者)

ありがとうございました。

 

【六泉寺町市営住宅等の再編について(3)】 

(記者)

市営住宅ですけれども,トータルのキャパが統合によって半減するわけですけれども,現入居の方はほぼ横滑りみたいな感じのお話でしたけれども,公営住宅の役割というのは益々高まっているのではないかと思いますが,半減するのはなぜでしょうか。

(市長)

石立の市営住宅の改築の場合もそうでしたけれども,石立住宅はもともと3棟建てる予定でした。

ここに中央消防署の移転もありましたので,筆山の市営住宅を石立に統合するということと,石立で住み替えを希望されるかどうかということを調べると,結果的に言うと2棟分しかこなかったんです。

一つは筆山の周辺から離れるのは嫌だということと,もう一つは家賃が高くなるから行かないというのも多かったので,そこはしっかりと実際の需要がどのくらいあるかというのを考えていきたいと思います。

あと公営住宅というのは,やはり安くて一定の快適性があるというのが一つの目的ですけれども,最近では借り上げの公営住宅の考え方もあるので,全部が直営で公設でなくてもいいということもあるので,そことの組み合わせになると思います。ただ物価高騰で生活が結構苦しくなっているので,その配慮はいると思います。

 

【新図書館西敷地利活用事業について(2)】 

(記者)

西敷地ですけれども,昨日(まちづくり調査特別委員会)のお話を聞いていると,やはり基本的な考え方としては前回,前々回から踏襲していて,民間の箱を建てるためのハードルをどう下げるかということを若干変えようかなという,つまり公的な関与を強めるということですよね。

(市長)

追手前小学校の統合の時からずっと一貫して関わっていますけれども,大切な追手前小学校の旧敷地を中心市街地の活性化に資する方向でということでずっと一貫して説明をしております。商業関係施設が望ましいというのはずっと一貫して言ってるんですが,基本的に高層化とかいうものに少し囚われているような感じの批判はありますが,別に高層化にこだわっているわけではないです。

例えば蔦屋(書店)さんのような形での2階3階でも我々特段問題はないと思っているんですが,いわゆる中低層で中心市街地の活性化に資するものとかいうものは,事業として可能性もあるというふうには認識しているので,やはり中心市街地の活性化に資するものというものをずっと一貫して目指しているという状況です。

(記者)

お言葉を返すようですが,要は規制をかけなければ高くなるのは自明の理でして,民間がやるのなら。それは高さ制限,例えば10メートルにしますとかいうので募集すれば,もちろん先程市長がおっしゃったような話になるわけですけれども,今まではかけてこなかった,28メートル天井まで行けますよという話だったのでそうなっているんだと思いますので,そこはそういうことも低層に誘導するような手法も取る可能性もあるということですか。

(市長)

誘導というのは,例えばそこにいわゆる借地(貸付)料にそのまま連動するのかどうかということもありますけれども,今まだ事業内容が固まっているわけでないので,その辺も含めて新しい方針を決める(検討)委員会で意見を聞いていきたいと思います。

(記者)

昨日の(まちづくり調査特別)委員会でも出てましたけれども,(市長)選挙の後にしたらと,要は(検討委員会の)委員を(市長)選挙の直前に駆け込みみたいに決めて,その次の市長はどうなるかは市民が今から選ぶという話でして,今,相手の候補になる方も記者会見の時には建物じゃないほうがいいんじゃないかというようなことをおっしゃられておりましたので,一定その政策にも方向性が違うのではないかという気もしますので,1か月2か月そんなに慌ててやる意図がちょっと分かりにくいですけれども,なぜでしょうか。

(市長)

選挙前とか選挙後とかいうことに立ち上げ自体はこだわってはないです。ただ委員の選定は,いわゆる可能性のある委員の選定ということになるかと思いますが,大体そういう中心市街地の活性化でご意見をいただきたい方というのは,一定絞り込みができるので絞り込みはしておきたいと思いますが,立ち上げ自体を私の任期中の最後の時にやるかどうかとか,そこは決められるので,選挙後に新しい市長が決まってから正式の発足をさせてもいいという考え方が当然あるので,そこはあまりこだわっていないです。ただ,一定の人選の選考はしておきたいと思います。

(記者)

人選が全てを決めるみたいなところが逆に言えばあると思うので,そこがポイントではないですか。

(市長)

行政というのは,トップが変わっても行政の継続性というのが一つ原則としてありますので,一定の継続性を持って我々はこういう方が望ましいんじゃないかというところまでは,自分の任期の最後の中で決めるというか,まだ正式決定はするかどうかわからないですが,絞り込みはしておきたいと思います。

それが新しい市長さんになって,例えばこういう方も入れたいとかいうのが当然出てくるという可能性もあるので,だから自分の任期中に立ち上げておくかどうかは別です。

ただ,人選の絞り込みはしておきたい。だから,例えば岡崎市長の当時はこういうことで人選を検討されているというのを,もし市長交代ということであれば引き継げばいいので,そこはあまりこだわっていないです。

(記者)

先程ロープの話が出てましたけれども,昨日の(まちづくり調査特別)委員会では結構担当がロープをそのまま置きますということをかなり強く言われてましたけれども,市長は今そういうふうに言わなかったんですけれども,要は市民の立ち入りを禁ずるという外景的なのを非常に良くないと,それが長期に続くと良くないと思うということを市長もおっしゃられてたと思うので,あとバリアフリーのことなども言ってましたけれども,そこは変えるかもしれないということですか。

(市長)

そうですね。ロープを今のままでずっと継続して引っ張っておくかというのは,義務ではないので。ただ,僕も何回か見かけたことあるんですが子どもさんが入って石を放ったりしているので,周辺の安全性,特に飲食店もあるので,その辺りは配慮してどうするかということを最後決めて行けばいいのかなと思います。

 

【精神障害者アウトリーチ支援について】 

(記者)

(第498回高知市議会定例会提出議案の概要)4ページ目の精神障害者の方向けのアウトリーチの支援業務委託ですけれども,改めてこのアウトリーチの支援の重要性,必要性というのをちょっと教えていただいてもよろしいでしょうか。

(市長)

県内の市町村は34市町村あるのですが,高知市は中核市なので保健所は自前であります。それ以外(の市町村)は県の保健所(の管轄),幡多とか幾つか分散してますが,という形になってます。患者さんの数でいうと圧倒的に高知市保健所管内の方が多いです。もうすでに県の保健所では一部アウトリーチを始めてるところもありますので,高知市の保健所としてもぜひやりたいというのは聞いておりますので,そこを丁寧に対応したいと思っております。

患者さん自体はもっと多いんですけれども,実際重度になる可能性(精神障害が疑われる方や精神科医療中断した方など、医療的支援等が必要であるにも関わらず,支援が受けられていないために症状悪化),ずっと重度ではないんですけれども,可能性があって,そういうアウトリーチが必要な方というのはどのぐらいかというのは査定の段階でも議論しているので,大体30人から40人程度だろうということで予算組みをしております。足りなければまた補正もしていきます。

 

【よさこい祭りについて(2)】 

(記者)

冒頭にもお話が出たよさこい祭りの振り返りをちょっとお伺いしたいんですけれども。

直前に台風が近づいてきた関係で,中止をするのか開催できるのかっていうのが一つ焦点というか,話題にもなりましたけれども。

改めて(9日の)一部開催と(以降の)通常開催ができたことをどういうふうに思っていらっしゃるか,お考えを聞かしてください。

(市長)

前夜祭がどしゃ降りになったので,踊り子にも非常に気の毒な状況にはなりましたが,花火はさすがに延期をして,延期をした後の13日はお天気が良かったので結果的には良かったと思います。

ちょっと難しいとこではあるんですけどね,阿波踊りは最終的に総踊りが中止になりました。

総踊りの前の日は内容はよくあまり承知はしてないんですけれども,行政側から中止を要請したけど,踊り振興会(阿波おどり実行委員会)はやるということで実施をしたので,その辺のいろいろな批判はあるというふうに聞いています。

(よさこい祭りの)最終判断はよさこい祭振興会の中で決めるようなっていますので,気象状況,それから構成団体含めて意見を聞いて,最終的に私ではなくて,よさこい祭振興会の方で組織決定をするということになっています。

花火は観光協会主催なので,中澤副市長が観光協会の会長ですので,これは観光協会で責任を持って決めておりますが,よさこい祭りはそういうやり方で決めるということになっています。

我々のところはギリギリでしたけれど,結果的に全部やることができて良かったというふうに思います。

(記者)

ありがとうございます。

 

【新図書館西敷地利活用事業について(3)】 

(記者)

先程のやり取りの補足で伺いたいんですけれども,西敷地の話で,おっしゃったロープを解く解かないの話が出たんですけれども,ロープが解けないのは,これまでの話を聞くに,砂利敷きでバリアフリーも担保されてなくてというところで,なかなか立ち入りするようには市として責任が負えないからできないんだという話だったと思うんですけれども,今市長がおっしゃった暫定整備とか舗装みたいなことをせずに今の砂利敷きの状態で,自由にというか常に市民が立ち入れる状態にすることというのは有り得るんでしょうか。

(市長)

あり得るとは思います。ただ,例えば砂利敷きですのである時間帯の夕方からロープをするとか,そういう運用の仕方もあるし,ただ車椅子とかそういう方はなかなか入りにくいと思うので,それを承知でご利用していただきたいとか,やり方はいろいろあると思います。

ただ,地元商店街もいろいろ意見があるので,24時間開けっ放しというのはちょっと駄目なのかなと思います。

(記者)

それは時間帯の話ですか。つまりずっと砂利敷きのままにするということでいいですか。

(市長)

そうですね,考え方の中で通路部分だけ舗装するかという考え方もないではなかったんですけれども,ちょっと内部でやはり総合的に判断していこうということで,それはちょっと置いておこうということにしたので,今回の全体の検討の中で今後の方向性をできるだけ早く決めようということにしています。

                                       以上

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