ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織一覧 > 広聴広報課 > 令和元年9月4日 市長定例記者会見

本文

令和元年9月4日 市長定例記者会見

会見項目

  1. 市役所内における職員によるパワーハラスメントによる処分について

  2. 第472回高知市議会定例会提出議案の概要

配布資料

会見内容

市役所内における職員によるパワーハラスメントによる処分について

(市長)

 6月中旬に,市役所の内部でパワーハラスメントが発生しまして,パワハラの苦情相談の処理をする職員を決めておりますので,被害者の方からそこに相談がありまして,事実確認を行いましたけれども,パワハラがあったということが確認できましたので,行った職員に対しましては10分の1,3か月の減給という厳しい処分を行いました。今後,こうした事がないように,パワハラの様々な再発防止の研修等,また,パワハラ防止のシステムというものをしっかりと確立していきたいと思います。 

 市民の皆様にご心配をおかけしまして,申し訳ございませんでした。

 

第472回高知市議会定例会提出議案の概要

(市長)

 それでは,9月議会の議案の説明に入りたいと思います。本日,9月議会に関する議案の発送を行いました。まず,補正予算につきましては,街路事業等の国の内示等がありましたので補正を行うもので,後から説明を申し上げます。また,台風関連の被災がありましたので,災害復旧工事等に入る予定です。予算関係4件,一般会計が6億5,800万円となっております。条例関係では,この10月1日から,子どもの保育・幼稚の無償化が入りますので,その制度に伴いまして,これまで保育料の中で設定されておりました給食費の副食費,おかず代ですけれども,これが実費徴収ということになります。その関連の条例等などを含めまして24件となっております。その他議案につきましては契約等の議案で5件となっております。また,議会の開会日が11日の予定ですが,9月は決算の議案が出ますので,開会日に向けて今調整中ですが,決算関係の議案が4件,また,それに伴う財政指標,決算指標についてですが,報告4件を9月11日の開会日に併せて提案をする予定です。

 それでは,補正の中身ですけれども,街路事業について3か所補正をする予定になっております。朝倉が2か所,愛宕が1か所ですので,個別に説明します。まずは高知駅の区画整理,これは愛宕の商店街の通りですが,駅の区画整理事業が完了いたしまして,駅の北側から愛宕の大通りまで出る道路ですけれども,ここを今,整備中です。今回の9月補正予算で,1億9,250万円,約2億円弱ですけれども,事業費がついてきましたので,移転買収等に入るということで,補正をしたいと思います。高知駅の区画整理の街路はここまで(愛宕の通りまで)繋がると完了ですけれども,まだ少し,令和3年位までかかる予定です。この場所は江ノ口小学校の南ですが,ここにマリア園という保育園(高知聖園マリア園)がありますので,ここの移転補償はまだ後になる予定です。それから朝倉が2件ありますので説明申し上げますが,高知大学の南を整備をしておりまして,国立病院の前の県道は県の拡幅工事中です。この東西の道路整備を令和3年までの目標で今整備中です。それから朝倉は,土佐道路から電車通りまでつなぐ南北道路が1本もないので,南海トラフ地震の時は電柱が倒れ込んで,消防車や救急車が朝倉の一番集中する場所に入れなくなりますので,南北線を1本整備する必要があります。中工区ということにしていますが,大学の東の南側のここを整備をしておりまして,これも補正が来ましたので,整備する予定です(資料2ページの図左側参照)。あと,北工区の曙町の電車通りまで抜ける工区と,南側の土佐道路まで抜ける工区の2か所ありまして,どちらをやるかというのはまだ決めていないのですけれども,曙町のほうが住宅が多いので,そちらから整備して欲しいという地元の希望はあります。また,この街路整備は2車線になりますが,朝倉小学校の子どもたちが大学のキャンパスの中を抜けて通ったりしてますので,交通安全対策はしっかりとやっていきたいと考えております。(朝倉地区2路線の整備に係る補正額は)両方を合わせまして,2億3,000万円程度ということになっております。

 5ページですけれども,契約議案も出ておりますが,旭全体の区画整理関係で,下島町に住宅を整備する予定で今準備をしておりまして,業者が決まりましたので事業着手したいと考えております。それから5ページの右側の真中ですけれども,老朽住宅の除却も南海トラフ地震対策の一環ですので,制度が知られてきまして,非常に申請が増えてきていますので,今年度当初予算は約30件でしたけれども,70件あまり追加をして,令和元年度に約100件の老朽住宅の除却を進めていきたいと思っております。その下の住宅塀については,危険な状態にあるブロック塀を改修するものですが,これも制度が知られてまいりましたし,熊本地震の後に申請が増えていますので,24件分の補正をしまして,70件程度の事業量を確保したいと考えております。

 6ページの右上ですが,産地パワーアップ事業ということで,TPPをめぐる農業基盤の整備で,さまざまな新しいメニューが出てきております。対候性ハウス,強風で飛ばされないような強いハウスを整備するメニューがありますので,春野のキュウリ農家の整備に支援をするということにしております。6ページの左下につきましては,春野漁港の施設整備を行うということで,赤で塗っている部分の工事に入る予定です。

 7ページ,8ページですけれども,10月1日から国の幼児教育,保育の無償化がスタートいたします。高知市の場合は,同時入所の場合の第2子の無償化について,全国の県庁所在都市では初めて,所得制限なしで始めていますが,国のほうが制度上は後を追ってきている状況です。制度が複雑なのですが,7ページの左側が現行の制度です。1号認定というのは満3歳以上の幼稚園が中心で,民間の幼稚園が多いのですが,副食費(おかず代)を常に現金で集めております。今回大きく変わるのは3歳以上の保育所,それと認定こども園なのですが,現在保育料の中におかず代は入っておりますので,実費徴収を行っておりませんが,今回の制度改正で,黄色で塗っている部分の保育料が無償化になりますので,幼稚園と合わせて副食費,いわゆるおかず代を実費徴収するという制度に変わります。これまで保育園では実費で集めたことはないのですが,副食費が外に出されたということで,国の目安で月額4,500円という目安が出てきましたので,それを新たに徴収するということになります。ただし,所得の制限が入っていまして,7ページの真中にありますように,年収360万円未満の世帯,青色で塗っている部分は減免になります。年収360万円以上の世帯は徴収ということになりますが,第2子で同時入所の場合は高知市が先行して無償化をしていますので,無償化を継続するという意味で,赤で囲んでおります。こういうものが新たに入ってきますので,8ページはその予算についてですが,これまで公費で見ていたものを実費徴収ということで,約7,000万円位高知市の予算が減額になるということになりますので,補正予算を組む予定です。

 9ページと10ページですけれども,災害関連ですが,最近の台風10号ではそれほど被災をしていないのですが,今年の6月の台風3号,それと5月,7月の集中豪雨によりまして,10ページの左側が道路,右側の上の赤が農地,それと右下が林道ということで,写真のようにいくつか災害が出ておりますので,復旧工事に入る予定です。

 11ページの「高知城光の祭」ですけれども,昨年,県とともに開催した「高知城光の祭」が,非常にお客様が多くて,11万人を超えるお客様が入りました。11万人のうち50%を超える部分が県外からのお客様で,(夜間開催であるため)宿泊されますので,今年の11月8日から来年の1月13日にかけて再度やろうということで,補正のお願いをする予定です。また,その右側のユズにつきましては,今,土佐山を中心に生産拡大をしておりまして,旭食品がほぼ全量を買い付けていますが,ユズぽん酢1本あたり1円のご寄附をいただけることになっておりまして,その寄附を今回,ユズ産地化の対策に充てるという予算です。今後もまだ,寄附額はもう少し増えていくと思います。

 12ページですけれども,生活保護の医療費適正化の推進ですけれども,これは厚生労働省を中心として行う事業ですが,現在,生活保護の事業費約200億円のうちほぼ100億円が医療費ということになっております。糖尿病が重症化して人工透析が始まりますと,お一人あたり年間で350万円近くかかりますので,重症化の防止を含めて指導をする為のレセプト情報の点検というところを更に重点的にやりたいということで,現在4人でレセプト点検をしていますが,それを倍にして8人にする予定です。また,頻回受診,いろいろな病院を渡り歩くような頻回受診の指導にも,これを活かしていきたいと考えております。

 13ページですが,東京オリンピックの1年前イベントが様々行われるようになりました。来年4月20日,21日に聖火リレーが(県内を)走る予定になっておりますので,その準備関連の経費の補正をあげさせていただいております。その下の2つは高知商業高校関連ですが,高知商業は去年120周年,野球部創部100年と非常にメモリアルな年で,今年もラオスの学校建設で,外務大臣表彰という非常に大きな賞をいただきました。高校生では唯一と聞いていますが,非常に活躍をしておりまして,それぞれの普通教室にプロジェクターとスクリーンを整備する予算の補正をしたいと思っています。それと,特に野球部等も使うグラウンドがちょっと膨らんできています(目地の開きや亀裂等の変状の発生)ので,擁壁の整備をしたいと考えております。

 14ページですけれども,マイナンバーカードはなかなか普及が進まないので,国もいろいろな政策を抱き合わせで行うことになっております。健康保険証とマイナンバーカードを一緒にするというのが,普及が一番進むと思いますので,それは別の事業でやっておりますが,今回の場合は,マイナンバーカードに様々なポイントを付与するということを国が考えておりますので,ID設定の支援等を行う経費を補正したいと考えております。

(財務部長)

 市長が説明したもの以外につきまして説明をさせていただきます。まず,提出予定議案ですけれども,先程市長から,本日発送分と,それから開会日提出分の説明がありましたけれども,最終閉会日に人事議案としまして,公平委員会委員の選任議案1件を予定をしております。

 5ページをお願いいたします。左側の中須賀土地区画整理事業費,こちらは国費を伴うものですが,その下の中須賀土地区画整理事業費は高知市単独の事業です。そして右上の,旭駅周辺地区住宅市街地総合整備事業費につきましては,いずれも国費の内示等に伴う増減の補正となっております。

 6ページの左上ですけれども,民間保育所施設整備事業費補助金につきましては,国の基準額の増額に伴いまして3,500万円余りを,大津東保育園と一ツ橋保育園の改築に対しての補助増額をするものです。それから右の中,地籍調査事業費につきましては,補正額900万円で,これも国費の内示増に伴いまして,五台山の一部の地区について地籍調査を行うものであります。それからその下,消防団安全装備品等緊急整備事業費につきましては300万円余りで,国費の内示等に伴いまして,救助用資機材,エアージャッキを購入するものであります。

 11ページの左下になります。漁業就業支援事業費補助金につきましては補正額が50万円で,新規漁業就業者の雇用に係る経費と研修期間中の生活支援金を助成するものです。そして右の中ですが,空き店舗活用支援事業費補助金260万円余りにつきましては,申請者の増加に伴い補助金を増加するもの。その下,中山間地域農村集落活性化対策事業費につきましては,協定を結んでおります農用地の追加に伴い,100万円余りを補正するということです。

 12ページに移りまして,右上の東部健康福祉センターとその下の南部健康福祉センターの施設整備事業費ですけれども,老朽化をしました空調整備の更新につきまして,設計予算を当初予算で計上しておりましたが,設計施工及び保守等業務を一括して発注する方法に見直すということに伴いましてこの予算を減額いたしますが,15ページの上から3つ目にありますけども,債務負担行為設定ということで,南部及び東部健康福祉センター空調設備更新・保守等業務委託ということで,令和5年までの期間で,限度額1億4,000万円余りで,この設備の更新・保守等の業務委託について債務負担行為を設定することとしております。

 12ページにお戻りいただけますでしょうか。左下の地域猫活動支援事業費ですけれども,こちらも申請者の増加に伴いまして,40万円余りを増額したものです。またその横の母子保健の事務費ですけれども,こちらは補正額290万円余りで,国のデータヘルス改革の一環としまして,健康情報データの一元管理と利活用を推進するということでシステム等の改修を行うものです。

 14ページ右上です。基幹業務システム再構築事業費につきましては,情報システム最適化のために,仕様書の作成等を720万円で行うもの。その下の電算管理費につきましては,郵便区調整対応ということで,東局の郵便番号が変わるということがございましたので,システムの改修を行うものです。左下のヨネッツこうち施設管理費につきましては,1,600万円余りですが,施設の再開に伴います指定管理費を補正するものです。その右側ですが,新しいまちづくり基金につきまして,平成30年度の決算不用確定に伴いまして,4,800万円を基金に積み戻すもの。その下の市民税の賦課事務費につきましては,税制改正に対応するためのシステム改修を660万円で行うものです。

 15ページ,16ページにつきましては,債務負担行為についてお示ししております。1つ目ですが,こちらは令和3年度までの期間で5,760万円の経費ですが,こちらで基幹業務システムの調達仕様書等作成支援業務委託の債務負担行為を行うもので,令和元年度分の予算につきましては,先程,補正の部分で説明をしたものです。2つ目は,令和7年度までの期間,限度額3億2,000万円で,庁内印刷業務委託につきまして債務負担行為を設定するものです。1つ飛びまして,一ツ橋保育園と大津東保育園の債務負担行為補正は,先程,国の基準額の改定に伴いまして,建設補助についての増額の説明をいたしましたが,この分は後年度に各法人が元利の償還をいたしますが,それに対する元利補給の補助について,債務負担行為の増額を行うものであります。下の端につきましては,令和6年度までの期間,限度額が8,500万円で,ペットボトルの拠点回収運搬業務委託につきまして,債務,民間委託ですが,債務負担という設定をしたものです。

 16ページに移りまして,初月小学校,泉野小学校,鏡学校給食センターと横内小学校につきまして,引き続き学校給食調理業務等を民間委託することについて債務負担行為を設定するものです。そしてその下につきましては,東京オリンピック聖火リレー関連ですが,今年度の必要額につきましては先程市長が説明いたしましたけれども,来年度にまたがってまいりますので,来年度行う業務委託につきまして,4件の債務負担行為を設定して,本年度から準備を進めるということにしているものです。

 17ページは特別会計の補正となっております。収益事業特別会計と駐車場事業特別会計につきましては,30年度決算の確定に伴いまして,繰上充用金予算の減額を行うもの。産業立地推進事業特別会計につきましても決算の確定に伴うものですが,4,500万円余りを減債基金に積み立てるものです。

 18ページに移りまして,ここからは予算外議案についてです。案件が多いので簡潔に説明をさせていただきます。まず,条例議案ですが,(1)の報酬並びに費用弁償条例と(4)特殊勤務手当に関する条例の一部改正につきましては,誠和園の廃止に伴い,条例で定めております報酬や手当を削除するものです。(2),(3),(5),(7),(8)はいずれも法令の改正に伴う条例改正です。そして(6)補助金等の交付に関する条例の一部改正につきましては,債務負担行為に基づき交付する補助金の申請及び交付決定の手続きを明確化しようとするものであります。

 19,20ページも条例議案となっております。まず19ページ一番上(9)ですが,老人福祉センター条例の一部改正につきましては,朝倉総合市民会館に設置しております朝倉老人福祉センターにつきまして,この施設の改修に伴い,老人福祉センターとしては廃止するものですが,施設改修後には市民会館施設として利用するということで,改めて市民会館条例の改正を行う予定しているものです。(10)は誠和園の廃止の条例,(11)から(13),20ページの(18)と(19)は指定障害児通所支援事業者の指定等の権限が都道府県から中核市に移譲をされることに伴う条例の制定あるいは改正というものです。(14)と20ページの(17)は,国の省令の改正によりまして,保育所等の耐火建築規制が緩和されたところですが,高知市におきましては従来通り耐火建築物とする旨定めたものです。19ページの(15)と(16),そして20ページの22につきましては,冒頭市長が申し上げました幼児教育の無償化に関連する条例改正です。そして(20)も国の政令ですが,手数料の標準に関する政令の改正に合わせまして,消防手数料条例を改正するもの。212324につきましても,いずれも法令の改正に伴って条例改正を行うものとなっております。

 21ページからはその他議案となっております。(1)は旭駅周辺地区都市再生住宅第二期棟の新築工事を7億7,000万円余りで,(2)は陸上競技場のトラック等の改良工事を2億7,000万円余り,(3)の指定避難所配備用携帯トイレ処理セットの購入については,2,900万円余り,(4)は非常備小型動力消防ポンプの積載車が2,400万円余りで,それぞれ工事請負契約,あるいは購入契約を締結しようとするものです。下の(5)につきましては,市営住宅使用料と滞納者に対します民事調停の申し立てを行うもの。22ページにつきましては報告案件になりますけれども,上の(1)につきましては,継続費の精算報告で,一般会計,産業立地推進事業特別会計,水道事業会計の3件となっております。(2)は新庁舎の建設工事とその電気設備,空調設備,衛生設備工事の4件の工事請負契約の変更についての市長専決処分の報告となります。下の端(3)につきましては交通事故等に伴います損害賠償の額の決定についての専決処分の報告を行うものです。以上です。

(市長)

 なお,この9月定例会が,私の平成27年から始まりました4期目の最後の議会ということになりますので,27年から始まりまして4期目の総括を含めて,また提案説明等の中でご報告もしたいと考えております。

 

質疑応答

■質疑応答

(記者)

 幼保無償化に伴う副食費の補正の事なのですが,細かくて恐縮なのですけれども,これは1号認定の場合,幼稚園,認定こども園のところ,これまではその実費徴収していた部分に関しても副食費を補助するようになるということですかね。保育園の部分だけではなくて。

(市長)

 幼稚園は現在外に出ています。公立の幼稚園もありますけれども,人数少ないですから,ほとんどが民間の幼稚園ですが,金額はたぶんバラバラだったと思うのですが,副食費は各園で集めています。それは制度上変わっていないのですが,ここの(7ページ下の左側にある)黄色の部分が無償化になりますので,副食費は基本的にはいただくということになっています。

(財務部長)

 これまでは,幼稚園の1号につきましては(副食費の)無償化の対象にはなっていなかったのですけれども,今回の制度改正に伴いまして,保育園の2号の部分の無償化を継続することに合わせて,1号の幼稚園の部分についても独自に(第2子の)無償化を行うということです。

(記者)

 2号認定の場合は分かりやすくて,これまでは保育料に含まれていた副食費が外に出てくるからその分を補助するようになるけども,1号認定の場合は変わらず副食費は元々外に出ていた分は,これまで実費で払っていた分が新しく,その後も実費になるけれども,そこは新しく補助するということですね。

(財務部長)

 高知市としては,同時入所第2子につきましては共通にするという考え方です。

(市長)

 高知市単独の制度については合わせる,という意味です。

(記者)

 改めて,保護者負担の軽減などになるかと思うのですけれども,市単でこの事業をやるようになった思いとか,子育て支援の強化になると思うんですけども,どういう思いでのことですか。

(市長)

 そうですね,やはり少子化対策の中で,ご夫婦2人の出生率は,いちばん下がった時には1.25まで下がりましたけれども,今は1.5を超えているのですが,今年の秋ぐらいに最新値が出ますけれども,今年は1.5を切っている可能性があります。ただ,右肩上がりで上がってきています。ただ,問題は子どもさんの出生数ですけれども,だいたい200人強,対前年で減ってきていますので,だいたい2,600人前後毎年産まれていましたけれども,今はたぶん,今年の最新値で200人位減の2,400人位になっていますので,やはり,例えばお2人目,それから第3子を持っていただくきっかけになっていただきたいと考えています。(第2子の無償化は)経済的な支援をできるだけ行いながら,負担を減らしていこうという主旨で,全国で初めて実施しました。高知市の場合は国と違って所得制限無しなので,その部分については維持をしていきたいと考えております。

 だだもうひとつ,副食費4,500円を集める所帯というのは当然出てきますので,子どもさんの少ない市町村については,それを公費で無償化するというところもありますが,うちの場合で試算すると,全部で2億6,000万円位上がるので,それはちょっと無理なので,やはり国制度に合わせておきたいと思います。

(記者)

 今の関連ですけども,これまで高知市が独自に行っている無償化がですよね,まあ言ったら国が肩代わりしてくれるということでしょうか。

(市長)

 一部を,ですね。

(記者)

 そういう感じになると思うので,その,なんというか浮く分というのがありますよね。それはどの程度のボリュームなのですか。そこに財源があるのではないか,というのを言いたいわけですけれども。

(市長)

 結構複雑な試算になるので,こども未来部で確認してもらった方がいいです。ただ,それ(副食費徴収予定額の総額)を賄えるほどはないです。2億6,000万円ぐらいかかるので。将来は分からないですけれどもね。今のところは,国も0歳,1歳,2歳が,今の保育のニーズの主体で,ここの保育料が高いのですよね。だから,国もいっぺんにやると,たぶん何兆円という単位になると思うので,ようやらないのですけれども,段階的にどんどん無償化の幅が広まっていくので,最終でいうと,うちも一定の予算がそこで浮いてくる可能性もあります。ただ,今は途中なので,結構試算も難しいです。

(記者)

 冒頭のパワハラの件ですが,今回,パワハラの懲戒処分というのは初めてだったと思うのですが,何をもって,改めてパワハラと認定したのか。叱責した時間なのか,状況だったのか,言葉の内容なのか,何をもって今回初めてパワハラというふうに認定されたのかということと,これは6月の事案だったと思うのですけれども,発表,処分まで時間がかかった。結構,職場の皆さんの面前でやられたと思うのですが,2か月位時間が経った経緯をお伺いしたいのですが。

(総務部長)

 パワハラの定義ですけれども,やはり被害者の方の訴えがございました。それに基づいて調査をした結果,長時間にわたって他の職員の前で執拗に叱責を繰り返したということで,その被害者の方も,かなり精神的にまいったということで,厳しく処分をしていただきたいというものを受けましたので,改めてこれはパワハラと定義付けたということです。定義付けるにあたりましては,人事問題委員会で諮って最終的な処分を決めているのですけれども,過去のハラスメントでいうと,セクハラの事例とか多種の事例などを鑑みて,3か月の10%減という厳しめの処分を下したところです。

(記者)

 初めてですか。

(総務部長)

 パワハラは初めてです。

(記者)

 言葉の中身も相当酷かったと聞いたのですけれども。

(総務部長)

 地元紙でも紹介がありましたように,かなり厳しい暴言を,繰り返し被害者の方に言っていた事実が確認できましたので,今回はパワハラと認定しています。

(記者)

 被害を受けた職員の方は,もう職場には復帰されていらっしゃるということですか。

(総務部長)

 はい。復帰しています。

(記者)

 上司の方も同じですか。異動などはなく。

(総務部長)

 今回パワハラを起こした当事者は,9月1日付で人事異動を行っています。

(記者)

 具体的に今後の再発防止策ということについてはどういった事を考えておられますか。

(総務部長)

 いくつかございますけれども,具体的に申し上げますと,やはり研修の徹底強化を計っていきます。管理職とハラスメントの苦情相談職員というものがございまして,全庁的に10名のハラスメント相談員を設けておりまして,そういった方に任意で研修を実施しておりましたが,これからは必須にして,管理職とパワハラの相談職員について,毎年研修を行っていくと。それと,一般職員につきましても,こういった制度の周知が重要ですので,これにつきましては相談体制,先程申し上げましたように10人のハラスメントの苦情相談職員がおりまして,これの周知を,年に1回,職員がよく使う庁内掲示板に掲示しておりましたけれども,それではやはり少なかったということです。これも,年に4回程度行っていって,その周知の徹底を行っていこうと考えております。それと,先程私が人事問題委員会の方でハラスメントを認定したと申し上げましたけれども,他市の事例で申し上げますと,外部有識者からそういうアドバイスをいただいて,ハラスメントの定義付けを行っている自治体もありますので,そういった先進事例を調査するとともに,今年の国の人事院勧告の中でも,全国的にそういった事例が多くなっているということで,ハラスメント防止策を今後講じていく,ということを表明されておりますので,そういった国の動きを踏まえて,本市の改正の充実強化を徹底していきたいと考えております。

(記者)

 夏に川での水難事故が相次いだと思うのですけれども,子どもさんが亡くなっていることについての市長のお考えと,今後のハード面やソフト面での対策があれば教えていただければと思います。

(市長)

 まず,大変多くの市民の皆様に参加をしていただいております浦戸湾七河川一斉清掃で,親子連れで一緒に来ていた子どもさんが亡くなるという,非常に悲痛な事件がございました。葬儀にも行っておりましたけれども,非常に悲しいことで,絶対あってはならないという強い思いを,そこに参加された人の全員がしたという事です。これまで七河川一斉清掃は,1万人近い方々が参加されていて,親子連れ,また最近は子どもさんのスポーツ少年団などが非常に多く来ていますので,今まではそういう事故はなかったのですけれども,我々も,安全確認と対策の徹底を更にしなければいけないということで,(浦戸湾・)七河川一斉清掃実行委員会等で検討することとしています。そこでまた,来年に向けての対策をしっかりと構築していきたいと思います。考え方は2通りあるのですが,例えば,乳幼児を連れてくるのはご遠慮いただきたいという考え方もないではないのですけれども,せっかく子どもさんを連れて参加している親子連れの方々も増えてきているので,そこが参加できるような安全体制がどうやれはできるか,ということが,これから詰めていかなければならない課題と思っています。あと,今年の課題でいうと,市内の学校プールを,ルールを決めるために,1回全部閉めています。ですので,鏡川の上流,宗安寺などで子どもたちが泳ぎに行っていますので,そこの事故が起こらないように,ということは徹底しています。来年からは,プールを再開する予定で協議をしていますので,プールが再開されましたら川へ行くことも減ると思いますが,いずれにしても,安全管理の徹底をしたいと思います。

(記者)

 このあいだ,下田川で小学生が亡くなった事件(8月22日に高知市内の下田川の浅瀬で遊んでいた南国市内の小学校に通う児童が亡くなった事故)があったと思うのですけれども,あのように,イベントなどではなく,子ども達が川で遊んでしまっての水難という件については,市として何か対策は考えていますか。

(市長)

 やはり,小中学校の場合は,学校での周知徹底ということになろうかと思いますが,あとは,家庭を通じての周知徹底と,地域には青少年育成協議会という,子どもたちの安全管理をボランティアで担っている会がありますので,そういう団体を通じて周知徹底を図っていきたいと思います。ただ,夏休み中は登校していない場合もかなりあるので,そこはやはり,家庭を通じての周知徹底ということを更にしていきたいと思います。

(記者)

 尾崎知事が知事選不出馬を表明されて,今後,次期衆院選に挑戦されるということだったのですけれども,率直に知事の表明を受けての受け止めをお話しいただければと思います。

(市長)

 尾崎知事とは,私の2期目から,3期12年,ともに県市連携で様々な事業を進めてきましたので,やはり県市の連携,部長職から職員どうしの連携も,非常に濃密になりました。各部局の幹部の意見交換会もやっておりますので,そういう成果として,南海トラフ地震対策が加速的に進んだということと,象徴的なのは,全国で初めての県市合築のオーテピアがオープンできたというのが非常に大きな事業であったと思います。オーテピアも県市で整備をした結果,中四国で最大級の図書館になって,オープン後1年間で107万人に来館いただいていまして,たぶん今後もコンスタントに(年間)100万人近くが入ると思っていますので,そういう事業が進捗したことに対して,我々は非常に感謝をしております。尾崎知事は国政を目指すということでこの間表明されましたので,また動向を見守っていきたいと思いますが,県市連携をここまでせっかく築き上げていますので,高知市と高知県とのさまざまな事業の連携については,今後とも継続をしていただくようにお願いをしていくと思います。あと,もうひとつ選挙区の関係でいうと,高知市はご承知のとおり1区と2区に分かれています。たぶん有権者の数でいうと,だいたい1区が約6割,2区が4割というふうに聞いてますが,尾崎知事は2区で立候補を目指すということなので,今後いろいろな動きがあると思いますが,そこは我々もいろいろ動きを注視していきたいと思います。またそういう意味での投票率の向上ということも,我々は広報をしっかりと行っていかなければならないと思います。

(記者)

 尾崎知事が,地方重視の国政を目指したいという理由で衆院選に挑戦されるということだったと思うのですけれども,そちらの方についてはどういうご感想をお持ちですか。

(市長)

 もちろん,知事さんのいろいろなタイプとかこれまでの経歴を含めて,どういう政策をとるかは,やはり知事さんによって違います。ただ尾崎知事の場合は就任以来市町村との連携重視ということで,34市町村のさまざまな政策を取り上げていただいて県がそれを後押しをするということが最初からの大きなテーマでしたので,その点は非常に我々も感謝をしております。今後の知事選の動向もあるので,今後どういう方が知事に選ばれるかを含めて,我々は市町村重視でやっていただきたいということを,今後いろいろな要望のなかであげていきたいと思います。

(記者)

 今,市長から2区という言葉が出ましたので,ちょっと関連で。答えにくいとは思いますけれども,一応2区の動きがえらいことになっていまして,知事と山本有二さんとがえらいことになっていますけれども,率直にあれを見て,市長も行政の長であると同時に政治家でいらっしゃいますので,政治家の部分で見たらどんな感想を持たれていますか。

(市長)

 もう1人,広田一さんの動向も注視されていますが,尾崎知事はどういったことがあっても出ると表明されています。山本有二さんも出ると表明されています。広田さんはまだ直接聞いていないのでわかりません。ただ,やはり小選挙区でいろいろな政策を突き合わせて,それを市民県民の有権者が判断するということなので,ある意味個人的にいうと,やはり,きちっと政策をぶつけ合う場があったほうがいいと思います。

(記者)

 そのやり方として,知事が,現職がいる中に,私はそこに出るんです,といったことについて感想があればお願いします。

(市長)

 いや,それは政治家だから,どこかで決断をしないといけないと思いますね。元々,政治とか選挙というのは,よくいわれる禅譲,わかりますかね,譲り渡すというのではないので,自分の政策を掲げてきちっと戦う,というのが一番の原則だと思うので,それはそれで,自分から見ると判断は間違っていないと思います。

(記者)

 その関係ですけれども,尾崎知事とは,市長の選挙では対というかセットというか,一緒に回られて,一緒に演説したりされていたと思いますけれども,その尾崎知事も,後継である浜田氏も,同じような距離感になるのでしょうか。

(市長)

 自分の後援会は,いろいろな団体の支援をいただいていますので,浜田さんが一応候補ということになってますが,まだちょっと陣営がどうなるかわかりませんので,その動向を見ながらということになると思います。仮に私と同じような陣営になれば,一緒に動く場面もあるかもしれません。ただ,今の状況ではわかりません。今日言えるのはそこまでです。

(記者)

 西敷地ですけれども,2回市民説明会を実施されまして,特に商店街の方からはいろいろな,かなり突っ込んだ意見が出たと思います。総じていうと,今の進め方はちょっと待った方が,というような意見が多かったと思うのですけれども,どう受け止めていますか。

(市長)

 これから若い方々との意見交換も準備をしているところで,若い方々の意見も聞いて参考にしたいと思っていますが,総じていうと,1回目,2回目もですけれども,じっくり意見を聞いたらどうか,という印象ではありました。我々も拙速に動くつもりにはしていないのですが,いつまでというご質問が出たのでお伝えしておくと,これは第2期の中心市街地活性化計画の中へ入れていますが,民間が手をあげてきた場合に補助金がつく可能性があるので,第2期という想定をしています。これが令和4年度末までなので,もしも民間が手をあげてきて,何かの事業を行う場合には,一定,補助金の支出をしたいとも考えていますので,令和4年度までには一定の事業の見通しをたてておきたい,というのが我々の考え方です。それと,(国の)人事異動が公表されていますが,経済産業省に,この件の所管の中心市街地活性化推進室という室があります。そこに,高知市で副市長をしていた井上元副市長が,6月の異動で,中心市街地活性化室の室長になっていて,非常に高知の事をご存じなので,またそういう意味でも連携を深めていきたいと思いますので,やはり我々も,事業の期間を頭に置きながら意見を聞いて,今後の方向性を決めていきたいと思っています。

(記者)

 現状でいうと,今年度はだいたいお話を選挙後も聞いて,聞いた内容をまとめて,来年度にプロポーザルに入っていく,というような形ですね。

(中澤副市長)

 この前ご説明をした時の資料でいいますと,プロポーザル自体は来年度に落ちていく,という形でご説明させていただいています。いずれにしても2回の意見交換会を行いましたので,この9月議会で,そのご報告は当然させていただかないといけませんし,若い方の意見交換会というのは,たぶん議会の委員会のあと位になるかもしれませんが,そうなるとまた,12月に向けて,そういった事も実施していきます。あと,アンケートを行ってほしいという団体がありましたので,その団体の方々に対してアンケートを実施したり,といったことも含めて,しっかりと議会の方にもご説明申し上げながら,スケジュールを進めていきたいと思っています。

(記者)

 アンケートはやらないという話ではなかったですか。

(中澤副市長)

 もともと我々が意見交換会を開きたいと考えていた団体が,意見交換会ではなくて,その団体の会員の方々にアンケートをして欲しい,ということでした。意見交換会が終わった後で,出席者の方々に対してもう少し詳しく聞きとれるように,町内会連合会の時(1回目の説明会)もそうでしたし,商店街の時(2回目の説明会)もそうなのですけれども,アンケート用紙を配っています。実際に意見交換会ができない団体の方々には,そういったもので話を聞いて欲しい,というご要望はありますので,実施させてもらいたいと思っております。

(記者)

 やはり,そういうものに属していない市民一般の方が意見を言う機会がないとおかしくないでしょうか。市が選んだ団体なんで。ここにしましょう,と。

(市長)

 3,000人を対象にしたアンケートをすでに出していて,返事が返ってきたのは1,300人前後だったと思いますが,そこで1回とっていますので,その後のニーズの変化というのは,一定,今説明会をされている方や,広聴広報課が市民の方々にご意見を聴くために登録をされている方々(市民ウェブモニター)がおられて,そういう方々に,ネット上でのアンケート調査というのも考えていますので,そういうところで,ニーズの変化を見ていきたいと考えています。

以上

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)