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第489回市議会定例会 議案審議結果(3月9日分)
議員提出議案
議案番号 | 議 案 名 | 結 果 |
市議第1号 | ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議案 | 可 決 |
可決された決議の内容
ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議
2月24日,ロシアは,ウクライナへの侵略を開始した。このようなロシアの行動は,明らかにウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し,武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反であり,国連憲章の重大な違反である。
力による一方的な現状変更は断じて認められない。この事態は,欧州にとどまらず,日本が位置するアジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがしかねない極めて深刻な事態である。
また,ロシアが核兵器大国であることを誇示する威嚇行為は,今日の世界においても許容され得ず,昭和59年7月4日に非核平和都市宣言を決議している議会として,決して容認できるものではない。
国会では,3月1日に衆議院で,3月2日に参議院で,「ロシアによるウクライナ侵略を最も強い言葉で非難」し,ロシアに対しては「即時の攻撃停止と部隊撤収」を,政府に対しては「制裁を含めた厳格な対応」を求める決議を可決したが,高知市議会はこれを全面的に支持するものである。
政府においては,現地在留邦人の安全確保に努めるとともに,国際社会と緊密に連携しつつ,対話と交渉による平和的解決が図られるよう尽力することを強く訴える。
以上,決議する。