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高知市議会だより230号(HTML版・令和5年9月1日発行)を発行しました

議会だより230号表紙

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1 改選後の議会構成

 本年4月の市議会議員選挙において新しい議員が選出され、議決機関としての体制を整えるため、5月10日・11日の臨時会(組織議会)において、正・副議長の選出をはじめ、各委員会委員の選任などを行いました。

高知市議会の議長・副議長はこちら

 

 組織議会2日目の11日には、総務、経済文教、建設環境、厚生、予算決算の各常任委員会委員と議会運営委員会委員の選任を行いました。

予算決算常任委員会

委員長

大久保 尊司

副委員長

清水 おさむ

委員

委員は議長を除く全議員

 

議会運営委員会

委員長

清水 おさむ

副委員長

高木 妙

委員

木村 亘
迫 哲郎
岡崎 豊
横山 公大
戸田 二郎

 

 設置した3つの特別委員会の付議事件および委員は次のとおりです。

行財政改革調査特別委員会

​​(1)事業評価に関する件
(2)効率的な事務事業の推進に関する件
(3)公共施設の効果的かつ効率的な管理運営(公共施設マネジメント等)に関する件
(4)外部監査の指摘事項への対応に関する件
委員長

吉永 哲也

副委員長

迫 哲郎

委員

岡田 はるか
楠目 慎一郎
西村 昭夫
大久保 尊司
長尾  和明
上田 亜矢子
高橋 裕忠
浜口 卓也
清水 おさむ

 

南海地震等災害対策調査特別委員会

(1)南海地震対策および大規模風水害対策の推進に関する件
(2)災害時における道路啓開および都市交通の早期復旧に関する件
(3)大規模災害時における議会の業務継続に関する件
(4)事前復興まちづくり計画に関する件

委員長

岡崎 豊

副委員長

山根 堂宏

委員

宮本 直樹
猪野 恵
浜口 佳寿子
岡崎 邦子
藤川 裕介
大田 芳男
平田 文彦
竹村 邦夫
戸田 二郎

 

まちづくり調査特別委員会

(1)中心市街地活性化に関する件
(2)菜園場、万々、愛宕、升形地区等のまちづくりに関する件
(3)土地利用に関する件
(4)中山間・沿岸部等周辺地域の振興に関する件
(5)公共交通の活性化に関する件
(6)移住・定住対策の推進に関する件

委員長

高木 妙

副委員長

木村 亘

委員

藤木 真由美
伴 武澄
伊藤 弘幸
下本 文雄
神岡 俊輔
野村 栄一
甲木 良作
横山 公大
和田 勝美
氏原 嗣志

 

 組合議会議員等の選挙結果は次のとおりです。

高知県・高知市病院企業団議会議員

​浜口 佳寿子
大久保 尊司
長尾 和明
岡崎 豊
吉永 哲也
高木 妙
竹村 邦夫​
 

高知県広域食肉センター事務組合議会議員

迫 哲郎
氏原 嗣志

 

高知県競馬組合議会議員

木村 亘
甲木 良作
清水 おさむ

 監査委員の選任議案が提出され全員賛成で同意しました。

監査委員

浜口 卓也
山根 堂宏

 

広報広聴委員会

​ 議会だよりの編集や広聴活動を推進するため、広報広聴委員会を立ち上げました。活動に携わる広報広聴委員は次のとおりです。​
委員長

高木 妙

副委員長

高橋 裕忠

委員

西村 昭夫
浜口 佳寿子
藤木 真由美
伴 武澄
岡崎 邦子
上田 亜矢子

 

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2 6月定例会の概要

 6月定例会(第497回)を6月15日から7月3日までの19日間の会期で開催しました。
 開会日には、市長が一般会計補正予算など18件の議案について提案理由説明を行いました。
 20日から23日までの個人質問には16人(うち6人が一問一答方式を選択)が立ち、防災対策、健康福祉行政、児童福祉行政、教育行政、選挙行政などについて活発な質問戦を展開しました。

 

市長提出議案

 電動キックボード等に関する市税条例の一部改正議案については、29日に分離して採決を行い、賛成多数で、原案のとおり可決しました。
 最終日には、放課後児童健全育成条例の一部改正議案など17件の議案について、全会一致で、全て原案のとおり可決または承認しました。
 また、農業委員会委員、固定資産評価審査委員会委員の選任議案、人権擁護委員推薦についての諮問議案の3件が追加提案され、いずれも全会一致で同意または異議なき旨答申しました。

議員提出議案

​​ 意見書議案では、特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書議案など5件の議案を提出し、うち1件を可決しました。

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3 休憩室

 6月議会では新人議員の皆さんが初めての質問に登壇されました。それぞれ、独自の視点からの鋭い指摘や、創造的な政策提言をされており、大変勉強をさせていただきました。これからの4年間、共に切磋琢磨しながら、市民の皆さんと行政をつなぐ架け橋の役割をしっかりと果たしてまいりたいと気持ちを新たにいたしました。

(議会広報広聴委員 高橋 裕忠)

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4 人事議案

 6月定例会最終日の7月3日に、市長から3件の人事議案が提出され、それぞれ同意または異議なき旨答申しました。

農業委員会委員

池澤 誠
石黒 康誠
植田 俊博
大崎 恭寿
大野 哲
加藤 孝幸
川澤 一博
久保 壽美男
竹内 佳代
中島 正根
中島 義幸
中村 富貴
長山 裕美
廣瀬 良之
古田 辰雄
前田 眞作
森田 浩明
山本 和正
山脇 天臣

 


固定資産評価審査委員会委員

山本 廣

 

人権擁護委員

岡林 留美
島田 和子
谷脇 禎哉
常山 岩夫
藤澤 君江
矢野 須賀

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6 個人質問

(1)6月20日(猪野 恵、西村 昭夫、宮本 直樹、高橋 裕忠)

公明党 猪野 恵
通学路の安全対策について

質問

 旭東小学校南側の北端町歩道橋について、「設置後、約60年が経過し、階段の踏み面が狭い上に踊り場もなく、表面が劣化して滑りやすい」危険な状態であることから、児童生徒をはじめ市民の皆さまの安全性の観点から早急な改善について伺います。

答弁

 経年劣化による階段や通路のコンクリート表面部が全体的に剥がれて滑りやすい状態になっていることから、今後、滑り止め対策を含めた修繕を実施し、将来的には、架け替えを視野に入れた検討も必要であると考えております。

公明党 西村 昭夫
よろず支援拠点について

質問

 高知県よろず支援拠点を今以上に力を入れて周知を図るべきだと考えるが、見解を伺う。

答弁

 今後さらに同拠点とも連携を密にし、SNS等も活用しながら積極的に周知を図りたい。

質問

 高知市役所内によろず支援拠点のサテライト相談所を新たに設けることはできないものか伺う。

答弁

 本市としましても高知県産業振興センターとの協議の中で、市役所でのサテライト相談所の開設について5月から協議を開始している。今後は少しでも早い開設に向け準備を進めていく。

​​

日本共産党 宮本 直樹
教科書無償運動への評価は?市長は理念には触れず

質問

 62年前、高知市長浜で起こった「教科書をタダにする会」の活動は「憲法を守り、暮らしに活かすことを理念」とした。特筆すべき市民運動。市長の見解を聞く。

答弁

 市民運動により法律が制定され、現在も無償配布は継続。当時の市民の皆さまに敬意を表する。

 

職員の人員不足で市民サービスの低下に大きな懸念

質問

 早期の欠員解消を求める。

答弁

 現在100人を超える職員の欠員がある。早期の欠員解消に全力で取り組んでいく。

 

自由民主党・中道の会 高橋 裕忠
市立小中学校の施設整備・再編について

質問

 高知市立の小中学校の校舎について、耐用年数を考えると施設整備・再編の検討を早期に開始すべきではないか。

答弁

 (市長)本市の学校施設については第2次ベビーブームに合わせて建築された校舎が多く、建築後30年以上経過した施設が全体の7割以上で近い将来耐用年数を迎えます。現時点では学校の統廃合は考えておりませんが、今後の児童・生徒数の推計や財政状況などを注視しながら適切な時期に検討を始めてまいります。

 

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(2)6月21日(伴 武澄、岡田 はるか、藤川 裕介、大田 芳男)

市民クラブ 伴 武澄

質問

 高知市の水道の未来は。

答弁

 当面は直営(公営)で運営する。将来を縛る条例化は好ましくない。業務委託先のヴェオリア・ジェネッツが外資系であることは承知。委託費は増加傾向にある。

質問

 とさでん交通の運営は。

答弁

 インフラとして不可欠。20歳から60歳の市民が月一回200円区間を往復すれば、5億6千万円の赤字額をはるかに上回る増収となり、市民の利用で維持できる。無料デーなどで需要を掘り起こしたが、継続は財政的に難しい。利用者と行政との費用分担の抜本的検討時期に来ている。

 

日本共産党 岡田 はるか
急がれる男性職員の育休取得

質問

 県の知事部局では7割を超えて進んでいる男性職員の育休取得を、本市職員ではどう進めるか。

答弁

 令和4年度は3割を超える見込み。目標数値を引き上げ、県の水準に早く追いつけるよう取り組み強化が必要だと考えている。

 

男女の便器個数比率を検討し直し、女性トイレの混雑解消を

質問

 公共施設などの女性トイレ混雑解消のため、整備方針作成が必要ではないか。

答弁

 利用における格差是正やジェンダー平等の視点を踏まえ、最適な整備内容を検討していく。

 

自由民主党・中道の会 藤川 裕介
民間事業者への支援を要請

質問

 浸水区域内の民間企業者に対する事前移転の補助制度や土地利用の規制緩和について伺う。

答弁

 高知市中小企業・小規模企業振興戦略プランにおいて、支援制度の検討を行う。土地利用については、今秋をめどに一定の規制緩和の方向で協議を進めている。

 

子育て世代の要望を提言

質問

 子どもたちの雨の日の遊び場の新整備について伺う。

答弁

 子育て世代の方からのニーズや財源を含めた施設整備の在り方などの課題について、今後とも他都市の事例の研究を行う。

 

自由民主党・中道の会 大田 芳男

質問

 生徒の自転車用ヘルメット購入助成費の増額について伺う。

答弁

 ヘルメット購入費用の半額を補助すると、助成できる生徒数が減少することから、今後につきましても現在の助成費を継続したいと考えております。

質問

 路線バス減便の代わりにデマンドタクシーを運行できないか。

答弁

 デマンドタクシーを活用することは課題も多く、今後は交通事業者の方々と協議を進め、公共交通の在り方について検討を行い、市民の皆さまの移動手段を可能な限り確保してまいりたいと考えています。

 

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(3)6月22日(楠目 慎一郎、浜口 卓也、藤木 真由美、上田 亜矢子)

市民クラブ 楠目 慎一郎

質問

 小中学校等での持ち帰りタブレットの環境整備について伺う。

答弁

 児童館や市民図書館など17の公共施設にWi-Fi環境を整備し、学校外でも学習する機会が提供できる準備をしている。

質問

 行政から見た、とさでん交通の課題・方針について伺う。

答弁

 コロナ禍による利用需要の低下、燃料費高騰によるコストの増大など、事業継続が危ぶまれる状況にあると認識する。「地域公共交通あり方検討会」の報告を踏まえ、市民の足である公共交通を維持するため関係各所との協議を経て、具体的に検討していく。

 

自由民主党・中道の会 浜口 卓也
市民税の減税

質問

 公共施設マネジメントによって生み出された財源を市民税の減税という形で市民に還元できないか。

答弁

 現在は厳しい財政状況のため、公共施設マネジメントや行政改革によって抑えられた費用を市民税の減税に充てる余力はない。

 

久重地域の飲料水確保

質問

 飲料水供給施設の更新が迫る、重倉緑ヶ丘団地専用水道管理組合への財政的な支援、管理運営上の支援策を求める。

答弁

 上下水道局、関係部局と連携し、円滑な管理運営に努める。

 

日本共産党 藤木 真由美
豊かな教育条件を子どもたちに

質問

 高知市立学校の教職員の働き方の実態について問う。

答弁

 全国よりは時間外労働は少ないが、決して満足できるものではなく、今後も学校と共に働き方改革に取り組む。

質問

 高知市立学校のプールの今後の在り方について、老朽化が進んでいる朝倉中学校は直ちに修繕し、それ以外は時間をかけて計画的に検討することを求める。

答弁

 各学校の実情や立地場所など、それぞれの状況に応じて、多面的な要件を考慮した上で、水泳授業への対応を検討していく。

 

自由民主党・中道の会 上田 亜矢子

質問

 旧秦中央保育園跡地を利活用する為にも、金谷川に張り出す等して、侵入道を拡張すべきでは。

答弁

 県道から入った金谷川沿いの道の幅員が4mほどで、車のすれ違いが困難な状況である。現状の張り出し歩道は県が設置管理しているので、拡幅の可能性など情報提供いただき、調査していく。

質問

 愛宕商店街のアーケードを撤去後、付帯照明がなくなり、歩道が真っ暗な状態となっているが。

答弁

 商店街に特化したものではないが、防犯灯の新設に係る支援制度があるので、所管部局との協議、調整を行い、支援していく。

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(4)6月23日(横山 公大、高木 妙、迫 哲郎、氏原 嗣志)

自由民主党・中道の会 横山 公大

質問

 中心市街地等の活性化について問う。

答弁

 中小企業・小規模企業振興条例に基づき支援策を推進する。また、ゼロゼロ融資の元本返済に際し、経営改善計画を実施する。

質問

 横行する悪質な客引きについて問う。

答弁

 他都市の条例を参考に、警察や関係機関と連携をし、注意喚起など啓発実施に向けて取り組む。

質問

 通所型産後ケア事業を問う。

答弁

 いのち育みサポート「はぐあす」のアンケート結果は素晴らしく、今後、母子がより利用しやすい環境をさらに推進していく。

 

公明党 高木 妙
選挙行政

質問

 投票所で障がい者や高齢者の投票を手助けする「投票支援カード」の導入など、誰もが投票しやすいように配慮するべきではないか。

答弁

 令和7年の参議院選挙をめどに、導入に向けた検討を進める。

 

教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律が令和4年4月1日に施行されました。

質問

 「児童生徒性暴力等対策連絡協議会」設置について伺う。

答弁

 高知県教育委員会との連携なども視野に入れながら検討してまいりたい。

 

日本共産党 迫 哲郎
市長の政治姿勢を問う
中学卒業までの医療費無料化を

質問

 子育て支援として中卒までの医療費無料化を実施しないか。

答弁

 実施に向けてさまざまな手法を検討していく。

質問

 自治体間の格差はもう限界だ。財政状況も含めてどうか。

答弁

 中学卒業まで拡充したいと考えている。財源の調整という課題にメドを付けていきたい。

 

西敷地はロープを外し、広場としての暫定整備を進めるべき​

質問

 立入禁止は市の損失では。

答弁

 ロープ張りはよくない。暫定整備の手法を市議会に報告する。

 

自由民主党・中道の会 氏原 嗣志

質問

 2022年度までの「財政健全化プラン」の達成状況、今後の財政見通しを伺う。

答弁

 歳入一般財源合計で113億円の改善をしたので、一定5カ年の財政健全化プランは達成できる見通しである。令和5年度当初予算では財政調整基金と減債基金を30億円余り取り崩して予算編成ができた。市民生活の支援、地域経済への支援を着実に進める。

質問

 春野のアジサイ再生復活について聞く。

答弁

 春野あじさい街道を戻したい思いは同じ。新たなあじさい街道再生に向けて取り組む。

 

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7 陳情の取り扱い等について

 陳情は、令和5年6月7日に開催された議会運営委員会の決定により、採決を行わず、陳情文書表を全議員に配付する取り扱いとなりました。
 なお、請願については、従来のとおり、請願文書表を委員会に付託する取り扱いとなっています。

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8 9月定例会の日程について

 9月定例会の日程のめどに関しては、開会予定日は9月6日(水)で、閉会予定日は9月26日(火)となっています。
 正式な日程は、8月下旬に開催予定の議会運営委員会で決定されます。

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9 会派の意見(6月定例会を振り返って)

自由民主党・中道の会

「自由民主党・中道の会」は改選を経て、竹村邦夫(代表)、和田勝美(副代表)、清水おさむ(幹事長)、吉永哲也(政調会長)、戸田二郎(顧問)、氏原嗣志(顧問)、平田文彦、浜口卓也、高橋裕忠、横山公大、甲木良作、大田芳男、上田亜矢子、藤川裕介の14人の構成員で新たに結成しました。
 また5月に開かれた議会の構成を決めるための組織議会において平田文彦が第116代議長に選出されました。
 我々の目的は、議会活動を通じて、市民が安全で快適に暮らせる生活環境、企業や諸団体が自由な発想で積極果敢(せっきょくかかん)に挑戦できる事業環境を、ハード、ソフト両面で整備、改善していく、また地域社会の存続発展と並立可能な範囲内で個人の自由を最大限尊重する政策、施策を推進し、もって住民福祉の向上を実現することです。
 また、行動目標として、本議会が政策、施策や予算を執行する市長をチェックする機関であること、私たちはその一員であることを深く自覚し、行財政運営の適法性、公正性、透明性、効率性、効果性を日々監視する、議案等に対しては徹底した審議を行い、採決に当たっては原則として全体最適を判断基準といたします。
 それぞれの構成員が持つ得意分野を最大限に生かし、会派内で情報共有・研さんを重ねてまいります。そして積極的な政策提言と情報発信を行うことにより、所記の目的・目標の達成に果敢に取り組んでまいります。

 

市民クラブ

 6月議会では、諸物価の高騰に対応するための補正予算案が提出されました。これに関して、市民クラブは議会前に「緊急予算要望書」を提出。補正予算には、要望をしていた「農業用資材や飼料、漁業用燃油緊急対策費、学校給食費や保育料・副食費の負担軽減、高齢者・障害者施設等の物価高騰対策費等」が盛り込まれ、多くの会派の要望が反映されていました。
 意見書議案では、市民クラブから厳しい財政状況を鑑み、「地方財政の充実・強化を求める」意見書を提出しました。
 改選により、市民クラブに伴・楠目両議員が加入し、7人で活動します。高知市は、財政健全化や地域経済の活性化等の多くの課題があります。引き続き「生きづらさを抱える方たち」の声をしっかりと受け止め、市政の場への発信、政策提言につなげていきます。

 

公明党

物価高騰による影響への支援策

 統一選後初の議会は、物価高騰による家計支援など市民生活に関する取り組みが示された議会でした。その財源は、国からの交付金であり、市民にとって有益で公共の福祉に資するものとして使われなければなりません。
 今議会示された3歳未満児の保育料や副食費、放課後児童クラブの保護者負担金など臨時特例的な免除であったとしても、子育て中のご家庭の経済的負担軽減に繋がるものと判断しています。公明党がこれまで求めてきた認可外保育所の副食費免除は認可施設と同様に負担軽減が図られるものです。
 今後も公明党は、市民の皆さまに寄り添った政策提言を行ってまいります。

 

日本共産党

切実な市民要望に応えた物価高騰対策などの補正予算に賛成

  改選直後、会派として市長に、(1)学校給食費、保育料・放課後児童クラブ等の保護者負担の軽減、(2)事業者支援として農林漁業の燃油や飼料代への支援、(3)非課税世帯等への給付金の申請手続きの改善などを要望していました。予算案には、要望が一定程度取り入れられており、事業者のコロナ融資の返済支援も評価し賛成しました。
 6期目の挑戦を表明した市長に、中学卒業までの子ども医療費無料化の実現を求め、「課題である財源のメドを付けていきたい」との前向きの答弁を引き出しました。
 マイナ保険証問題で、保険証廃止の延期を求める意見書を提案しましたが、否決となりました。

 

参 政 党

 このたび、参政党のお力も得まして12年ぶりに議会に復帰することができました。新庁舎となって前回と趣が違っていますが議員の果たす役割に変わりはありません。永い医療・福祉の経験を市政の場に反映させて参ります。また、参政党の知名度アップにも努めます。

 

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10 委員会の活動(5月2日から7月31日まで)

(1)常任委員会

予算決算委員会
6月定例会

 26日に、一般会計補正予算など4件の議案について、総務、経済文教、建設環境、厚生の各分科会で質疑を行った後、29日の全体会で討論・採決を行い、いずれも全員賛成で可決または承認しました。

 

総務委員会
5月臨時会

 11日に、正副委員長の互選を行いました。

6月定例会

 26日に、デジタル固定系防災行政無線親局等更新工事請負契約締結議案など6件の議案の審査を行い、いずれも全員賛成で可決または承認し、陳情3件の結果を出しました。
 また、マイナポイントの誤紐(ひも)付け事案についてなど7件の報告を受けました。

 

経済文教委員会
5月臨時会

 11日に、正副委員長の互選を行いました。

6月定例会

 26日に、持続可能なスポーツ・文化芸術活動のための部活動環境整備検討委員会条例制定議案の審査を行い、全員賛成で可決し、請願1件の結果を出しました。
 また、学校給食費の公会計化についてなど8件の報告を受けました。

 

建設環境委員会
5月臨時会

 11日に、正副委員長の互選を行いました。

6月定例会

 26日に、塵芥収集車(回転板式標準キャブ)購入契約締結議案など2件の議案の審査を行い、いずれも全員賛成で可決しました。
 また、六泉寺町市営住宅等再編事業についてなど2件の報告を受けました。

厚生委員会
5月臨時会

 11日に、正副委員長の互選を行いました。

6月定例会

 26日に、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正議案など5件の議案の審査を行い、いずれも全員賛成で可決しました。
 また、指定管理者の指定候補者選定についてなど4件の報告を受けました。

 

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(2)特別委員会

行財政改革調査特別委員会
5月臨時会

 11日に、正副委員長の互選を行いました。

7月11日

 今年度の取り組みについてなど2件の協議を行いました。

 

まちづくり調査特別委員会
5月臨時会

 11日に、正副委員長の互選を行いました。

 

南海地震等災害対策調査特別委員会
5月臨時会

 11日に、正副委員長の互選を行いました。

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11 令和4年度の政務活動費の執行状況をお知らせします

 本市議会では、会派ごとに所属議員1人につき月額10万円の政務活動費を交付しており、令和4年度の執行状況は次のとおりです。なお、収支報告書および領収書の写しなどの関係書類は、9月1日から、議会図書室と本市議会ホームページで公開します。
 詳しくは議会事務局までお問い合わせください。(電話823-9400)

 

政務活動費収支報告書
 

市民クラブ

(8人)

日本共産党

(7人)

自由民主党・中道の会

(7人)

公明党

(6人)

新こうち未来

​(3人)

山嶽会

​(1人)

清和クラブ

(1人)

合計

交付額

9,600,000円

8,400,000円

8,400,000円

7,200,000円

3,600,000円 1,200,000円

 1,200,000円

39,600,000円

利息

5円

19円

19円

26円

4円 8円

6円

87円

収入計

9,600,005円

8,400,019円

8,400,019円

7,200,026円

3,600,004円 1,200,008円

1,200,006円

39,600,087円

1 調査研究費

534,401円

7,380円

755,340円

1,017,418円

186,241円 0円

113,516円

2,614,296円

2 研修費

86,282円

307,310円

9,000円

52,510円

2,000円 0円

0円

457,102円

3 要請・陳情活動費

0円

134,980円

0円

0円

0円 0円

0円

134,980円

4 会議費

0円

0円

0円

0円

0円 0円

0円

0円

5 資料作成費

0円

0円

0円

0円

0円 0円

0円

0円

6 資料購入費

821,045円

639,503円

136,552円

297,472円

42,000円 0円

0円

1,936,572円

7 広報広聴費

5,827,064円

5,835,893円

3,729,383円

463,126円

2,898,581円 94,260円

0円

18,848,307円

8 人件費

0円

0円

0円

0円

0円 0円

0円

0円

9 事務諸費

1,073,635円

816,445円

1,557,547円

1,453,323円

474,915円 0円

25,057円

5,400,922円

支出計

8,342,427円

7,741,511円

6,187,822円

3,283,849円

3,603,737円 94,260円

138,573円

29,392,179円

政務活動費返還額  

1,257,578円

658,508円

2,212,197円

3,916,177円

0円 1,105,748円

1,061,433円

10,211,641円

 

 

支出項目の内容

※ 会派が行う市民福祉の増進を図るために必要な活動(政務活動)に要するものが対象

1 調査研究費

 市の事務および地方行財政等に関する調査研究および調査委託に要する経費

2 研修費

 研究会もしくは研修会を開催するため必要な経費または会派所属議員等が他の団体の開催する研究会もしくは研修会に参加するために要する経費

3 要請・陳情活動費

 要請、陳情活動に要する経費

4 会議費

 会議に要する経費および会派所属議員等が他の団体の開催する各種会議に参加するために要する経費

5 資料作成費

 資料作成に要する経費

6 資料購入費

 資料等の購入に要する経費

7 広報広聴費

 政務活動、議会活動および市の政策について住民に報告・周知するために要する経費ならびに住民からの市政および会派の活動に対する要望、意見等を吸収するための会議および住民相談等の活動に要する経費

8 人件費

 補助職員の雇用に要する経費

9 事務諸費

 消耗品の購入、事務機器の修理等に要する経費

 

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12 会派の構成と電話・ファクス番号

会派の構成と電話・ファクス番号

会派名

人数

電話番号

ファクス番号

自由民主党・中道の会

14人

823-9401

873-0121

市民クラブ

7人

823-9402

802-3055

公明党

6人

823-9403

871-2485

日本共産党

6人

823-9404

823-9558

参政党

1人

803-5063

823-9350

※ 参政党のファクス番号は議会事務局直通です。

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13 高知市議会からのお知らせ

(1)本会議映像の配信

 本市議会ホームページで、本会議および予算決算常任委員会全体会の映像を生中継および録画(過去1年間)で配信しています。
 会議日や質問議員名、発言内容の語句等からも検索できます。

本会議映像の配信はこちら

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(2)議会中継(ケーブルテレビ)

 定例会の本会議および予算決算常任委員会全体会の模様は、高知ケーブルテレビで生中継しています。

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(3)会議録の閲覧

 6月定例会本会議の会議録は9月上旬にできる予定であり、本庁舎1階の情報公開・市民相談センター、同3階の議会図書室でご覧になれます。
 また、高知市ホームページ上の会議録検索システムで、平成6年12月定例会以降の本会議の会議録をご覧いただけます。
 なお、平成19年4月以降の委員会の会議録もご覧いただけますが、少しでも早く閲覧できるよう、ホームページ上で同システムとは別に、完成した委員会記録から順次、PDFファイル形式で公開しています。

会議録検索システムはこちら

会議録検索システムに反映されていない委員会会議録はこちら

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(4)録画DVDの貸し出し

 本会議および予算決算常任委員会全体会の録画DVDの貸し出しを行っています。
 貸し出し準備に時間を要するため、ご希望の方はあらかじめ、議会事務局にお申し込みください。(電話番号823-9400)

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(5)請願書・陳情書の出し方

 市の行政などに対して意見や要望があるときは、請願書や陳情書を議会に提出することができます。請願書は市議会議員1名以上の紹介を必要としますが、陳情書は紹介議員は不要です。
 請願書または陳情書は、議会事務局へ市議会議長宛てに1通提出してください。
 なお、定例会ごとに締め切りがあり、それを過ぎた場合は次の定例会での審査になりますので、ご注意ください。

請願(陳情)書 記載例

○年○月○日

高知市議会議長 ○○ ○○ 様

      住所 (団体等の場合は所在地)       

    氏名(団体等の場合は名称,代表者名) 印(※)

    紹介議員氏名             印(※)

  ※ 陳情は紹介議員不要です。

   ○○に関する請願(陳情)

.   趣旨・理由等

※ 概ね800字以内で具体的かつ簡潔に記載してください。

※ 国や関係行政庁に意見書の提出を求める請願または陳情の場合は,別紙として意見書(案)を添付してください。

 印(※)・・・署名(自署)の場合、捺印(押印)は必要ありませんが、ゴム印、パソコン等で

氏名、代表者名を記載した場合、押印(個人印)をお願いします。

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(6)高知市議会だよりがアプリで読めます

 高知市議会だよりは、無料アプリ「マチイロ」を利用してスマートフォンなどで閲覧できます。「マチイロ」ではいつでもどこでも高知市議会だよりを読むことができ、発行月の1日に自動でスマートフォン等にお知らせが届く機能があります。

高知市議会だよりの無料アプリ配信(マチイロ)についてはこちら

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15 編集後記

 広報委員会が「広報広聴委員会」として新たなスタートを切りました。当委員会では、議会広報の編集に加え、市民の皆さまと議会の距離を縮めていけるよう、高知市議会として広聴活動を推進する取り組みが加わりました。
 今後は、広報広聴委員会でその仕組みを練り上げ、議会改革につながるよう協議を行いながら、具体的な取り組みが開始されるように委員会としての役目を果たしてまいりたいと思います。

                                          (議会広報広聴委員)

                                                     目次へ

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