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高知市議会だより224号(HTML版・令和4年3月1日発行)を発行しました

議会だより224号表紙

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1 12月定例会の概要

 12月定例会(第487回)を12月6日から22日までの17日間の会期で開催しました。
 開会日には、市長が過疎地域持続的発展計画策定に関する議案など21件の議案について提案理由説明を行いました。
 9日から14日までの個人質問には17人が立ち、新型コロナウイルス感染症対策、西敷地利活用、観光行政、選挙行政、防災対策などについて、活発な質問戦を展開しました。
 

市長提出議案

 18歳以下の子ども1人当たり10万円相当の支援のうち5万円分の現金給付に係る一般会計補正予算については、8日に分離して採決を行い、全会一致で原案のとおり可決しました。
 20日には、市長から、18歳以下の子ども1人当たり10万円相当の支援のうち、8日に議決した5万円分を除く、残り5万円分の現金給付に係る一般会計補正予算が追加提案され、採決を行い、全会一致で原案のとおり可決しました。
 最終日には、新型コロナウイルス対策等に係る一般会計補正予算について、新図書館西敷地の利活用事業者の選定支援業務委託に係る債務負担行為の補正を削除する修正案を賛成少数で否決した後、原案を全員賛成で可決、過疎地域持続的発展計画策定に関する議案など19件の議案については、全会一致で全て原案のとおり可決しました。
 また、教育長、教育委員会委員および公平委員会委員の選任議案、人権擁護委員推薦についての諮問議案の4件が追加提案され、いずれも全会一致で同意または異議なき旨答申しました。 

議員提出議案

 意見書議案では、3件の議案を提出し、いずれも否決しました。

 

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2 第488回臨時会の概要

 1月臨時会(第488回)を28日から31日までの4日間の会期で開催しました。
 市長から、約74億5千万円で住民税非課税世帯および家計が急変し非課税世帯と同様の経済事情にあると認められる世帯を対象として、1世帯当たり10万円の給付と、中小企業等の事業継続の支援等を行うための一般会計補正予算1件と、住民税非課税世帯等への給付金給付事務費に係る令和3年度一般会計補正予算についての市長専決処分の承認議案1件が提案されました。
 31日に、いずれの議案も全会一致で原案のとおり可決または承認しました。
 

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3 個人質問

(1)12月9日(戸田 二郎、清水 おさむ、川村 貞夫、氏原 嗣志、寺内 憲資)

新こうち未来 戸田 二郎 
新型コロナウイルス

質問

 ワクチン3回目接種前倒しで、ワクチンの確保はできるのか。

答弁

 前倒しされた場合、4月以降ワクチン確保のめどが立たない。

質問

 子育て世帯給付5万円クーポンの愚策、現金給付にすべき。

答弁

 国会において、クーポンの是非など審議の動向や国の通知、制度の趣旨を踏まえ検討する。

桂浜公園整備

質問

 桂浜観光を10年間担っていただくことになる。本市の目指す桂浜像は。管理運営の検証は。

答弁

 民間事業者の持つ様々なノウハウを生かし、新しい桂浜の魅力を全国に発信する。観光客のみならず、市民の憩いの場となる公園を目指す。年間入込客数100万人を目標に、管理運営を行っていただき評価制度により検証する。

新図書館西敷地

質問

 広場を求める我々は予算に反対。広場は名ばかりの500平方メートル。なし崩しになりつつある貸付料は。

答弁

 広場は事業実施者の費用負担、個別対話で適切に決定する。

 

自由民主党・中道の会 清水 おさむ
人事院勧告への令和3年中の対応を見送った理由

質問 

 期末手当等の減額総計は幾らになる予定だったか。

答弁

 市長をはじめ特別職、議員、再任用職員、会計年度任用職員を含む一般職の合計で約2億円と試算していた。

質問 

 なぜ給与勧告実施を見送ったのか、また今後の対応は。

答弁

 本市では、これまで国家公務員の給与に準じた給与改定を実施してきたことに加え、総務副大臣から「国家公務員の取り扱いを基本として対応すること」との通知があり、改定は行う方針ではあるものの、国が令和4年6月期での減額調整を行う閣議決定を行っていることを踏まえ、3年中の給与改定を見送ったものである。
 令和4年6月期のボーナスで引き下げ調整をするため、直近の3月議会に必要な条例改正議案を提案する。年度末退職者や新規採用職員の取り扱いなどは、今後の国の対応策を待って、適切かつ確実に対応する。 

 

新こうち未来 川村 貞夫

質問

 総選挙における「選管のミスの続発と再発防止策」を問う。

答弁

 事務局でのミスが2件、投票所でのミスが5件の7件である。原因究明して再発防止に尽くす。

質問

 害虫駆除で広く使われている「ネオニコチノイド系の農薬」は、環境面で問題ないのか。

答弁 

 多種類の害虫に対する殺虫効果が高いことや植物へ浸透しやすい性質を持つことから、効果が持続する。農業者にとって使用頻度の高い農薬である。(農林水産部長)
 農薬としての有効性の反面、EUでは屋外使用がミツバチに有害であるとして規制されている。水環境への影響も心配しており、農薬取締法などを注視していきたい。(環境部長)

質問

 「オンライン診療」について問う。

答弁

 全国市長会からも重点提言として活用を求めている。国の検討会でも、初診からオンライン診療を恒久化することなどが検討されている。

 

新こうち未来 氏原 嗣志
平成22年に届出が出され、10年以上置き去りにしてきた小松の沼、地域住民の願いを無としてきた市の責任をただすも、市長は責任について言及無し

質問

 春野小松の沼「違法盛り土」問題について、現状認識、現地危険度の認識、10年以上に及ぶ市の責任・対応、誰がしまいをするのかを問う。

答弁

  「届出どおりに戻す」と改善の行政指導をしてきた。是正指導・措置命令・告発を行ってきた。

市長が掲げた町内会への支援策は、就任2年を経過し、いまだに実現の兆し無し

質問

 1パーセント還元公約は。

答弁

 制度設計をしている。3月議会時に公表する。

農業用等の償却資産申告について、農業者、農業団体の思いは通じず、基本原則に言及

質問

 農業用償却資産申告、現下の農業情勢を考えたなら一定の猶予を期待するがどうか。

答弁

 「公正・公平な課税」を基本に申告をお願いする。
 

公明党 寺内 憲資
六泉寺市営住宅の建替えについて

質問

 六泉寺町市営住宅の築年数を都市建設部長に伺う。

答弁

 建築後、最も新しいもので48年、古いもので55年が経過している。

質問

 六泉寺町市営住宅の建替えは、高知市営住宅再編計画に明記しているが、その内容を伺う。

答弁

 平成27年度基本計画に着手し、第1期工事として100戸程度を令和2年度に供用開始する計画となっている。

質問

 現計画から大きく遅れている六泉寺町市営住宅の早期建替えを市長に求めるが考えを伺う。

答弁

 南海トラフ巨大地震から住民の安全を確保することを最優先に、市内最大規模で現在、263世帯400人が居住している六泉寺町市営住宅の建替え事業について予算を優先的に確保し、できる限り早期に着手する必要があると考える。建替え規模や整備時期等については、令和4年度に策定予定の次期市営住宅再編計画において具体的に検討する。

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(2)12月10日(岡崎 豊、木村 亘、島崎 保臣、高橋 裕忠)

市民クラブ 岡崎 豊
PCR検査体制について

質問

 感染の早期発見のため、入所施設利用者や職員のPCR検査が必要だが、その対応を問う。

答弁

 県と連携し、積極的な検査を行い、感染拡大防止に取り組み、福祉施設等での感染リスクの低減に努めたいと市長は答弁した。

障害児虐待の対応について

質問

 虐待が疑われる事例が発生したが、重要な事実確認で把握・確認事項の対応状況を問う。

答弁

 本人や診察医への調査が早期に行えず、支援会議も開催できなかった等、初動体制を含め、今後の事例対応に教訓とすべき点が多くあると答弁した。

観光政策機能の強化について


質問

 コロナ後の総合的・長期的な観光政策の対応策を問う。

答弁

 観光政策立案機能の強化や各種プロジェクト事業への対応のため、政策機能を持つ課の新設の要望がある。来年度に向けた機構・定数のヒアリングの中で、観光政策に係るセクションについても議論したいと市長は答弁した。 

 

市民クラブ 木村 亘
人権政策について

質問 

 「差別禁止法」「人権侵害救済法」の必要性は。

答弁

 4年前にも、インターネットを利用した差別表現の流布等に対応するため、実効力のある人権救済制度の確立を国へ要望する議案を高知県市長会に提出した。国において議論が進められることを期待している。併せて本市としても差別解消のための効果的な啓発、教育に取り組んでいく。

質問

 ツイッター上での差別事象に対する取り組みは。

答弁

 市として看過できない行為だ。県と情報を共有しながら連携し法務局・ツイッター社への削除要請を行った。こうした取り組みが問題提起につながり、法整備の動きにもつながっていくと考える。

質問

 水平社100周年に向けて。

答弁 

 100周年をテーマとした企画展を計画している。人権尊重のまちづくりを進める上で水平社宣言の理念を学ぶことは重要なので、市民の皆さまに伝える機会を設けていく等取り組んでいく。

 

日本共産党 島崎 保臣
市立中学校の制服は見直しが進む

質問

 9月議会で制服の見直しを求める請願が採択されました。現場はどう対応していますか。

答弁

 校長会を通じて制服の在り方の協議を促し、全19校で検討・協議が始まっています。(教育長)

新図書館西敷地利活用は事業者の意向優先、市民説明会には消極的

質問

 実施方針案で広場を「500平方メートル以上」としたのはなぜですか。それは市民が望む広場なのですか。

答弁

 広場面積は、事業者への意向調査の結果や事業者が収益を確保する施設の必要性を踏まえた総合的な判断です。(商工観光部長)
 市民が望む広場のイメージは一人一人異なるので、一概にはお答えしかねます。(市長)

質問

 議会の議決前に市民向けの説明会を行うべきではないですか。

答弁

 パブコメや公開プレゼンで市民の皆様に周知をした上で、議会の審議をお願いしたい。(市長)

質問

 説明会への言及がありませんが、説明会自体は行うのですか。

答弁

 担当部が行います。(市長)

山嶽会 高橋 裕忠
公園や街路樹の落ち葉対策

質問

 公園や街路樹の落ち葉を清掃いただいている市民の皆さんの負担を軽減するための対策を伺う。

答弁

 (都市建設部長)公園や街路樹の落ち葉は、歩行者が転倒したり道路排水に支障が出たりするなど苦情の対象となります。市道のうち幹線道路以外の路線につきましては、市民の皆さまで清掃活動を行っていただき感謝申し上げます。少しでも清掃の負担を軽減できるよう、事前剪定(せんてい)など計画的な維持管理に努めてまいります。

過疎対策について

質問

 鏡・土佐山地域が対象となっている「高知市過疎地域持続的発展計画」の推進に当たり、司令塔の役割は誰が担うのか。

答弁

 (市長)鏡・土佐山地域を含めた中山間地域の振興に関する施策の検討および総合調整を行う機関として、私(市長)を本部長とする「中山間地域振興対策本部会」を設置しており、この本部会において部局間連携を図りながら計画を推進してまいります。

 

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(3)12月13日(はた 愛、伊藤 弘幸、海治 甲太郎、下元 博司)

日本共産党 はた 愛
国の税制への態度を問う

質問

 市長は政府の税制調査会の特別委員、政権の税制に意見を言う立場。国民を犠牲にせず「成長と分配」の財源をどう捻出するのか。政府の見直しの本丸はお金のある所から徴収し、憲法25条の生存権を保障する福祉国家としての責任を果たすことではないのか。

答弁

 政府の役割、国民負担の在り方は国民的な議論がいる。税は公平・中立・簡素に時代に即した税制の構築がいる。

若者就農支援と農業振興

質問 

 農業者が行ったアンケートで就農には空き家等住まいの確保が必要との結果。市内の遊休農地は深刻で、平成27年調査で724筆約37万平方メートルが、令和2年には2653筆195万平方メートルに増加。農業衰退の危機、燃油高騰や空き家活用への支援の拡充はできないか。

答弁 

 担い手対策に空き家活用など他市を調査中。農業者等のお声を聞き、国の補正予算を活用し、本市農業の振興につながる施策の実施に努める。

公明党 伊藤 弘幸
民法改正に伴う成年年齢引き下げ

質問

 令和4年4月に成年年齢が20歳から18歳に変更され、消費者としての責任が問われる観点から、若年層を守る制度について、周知方法とともに、高知商業高校の生徒への消費者教育の在り方について、取り組みを伺う。

答弁

 (市民協働部長)18歳になれば、法的には契約に対する判断力を持ち合わせる「成人」となり、高校生であっても結んだ契約の事柄を守る責任が発生する。成年年齢引き下げについては、既に広報紙やパネル展示で周知した。また、あかるいまち2月号で特集を組む予定である。
 (教育長)高知商業高校における消費者教育に関する学習は「家庭基礎」「公共」などの科目を2年生までに履修し、さらに専門科目において、具体的な事例を用い、正しい知識や対処法を取得するとし、専門家や行政機関等との連携・協働を積極的に図っていく。

清和クラブ 海治 甲太郎
産業振興について
中心市街地活性化のため、第三期中心市街地活性化基本計画と新図書館西敷地利活用事業との連携を求め、桂浜公園の再整備は新たな指定管理者の提案を支持する。

質問

 第三期中心市街地活性化と新図書館西敷地利活用事業が連携して、強い意欲を持ってまちづくりに取り組むことを市長に要望。

答弁

 西敷地利活用事業については、市民の皆さんに広く情報提供を行う。コロナ禍からの復興を目指して、新たな中心市街地のまちづくりのため、第三期中活と連動し官民連携で取り組むことを約束。

質問

 桂浜公園再整備に期待するとともに地域の活性化を求める。

答弁

 指定管理者の運営提案と地域のまちづくり活動と連携して再整備に取り組む。

動物愛護・動物福祉について

質問

 動物愛護センターの早期開設を市長に求めた。

答弁

 県・市で鋭意協議し、期待に応えるため早期の開設を目指す。

日本共産党 下元 博司
小松の沼の違反造成は業者の責任とし、市の責任には触れず

質問

 市は6年前から届け出どおりの造成工事を早期に完了させるよう指導すると言ってきたが、違反造成を放置した責任はないのか。

答弁

 あくまで造成主の責任。条例に基づく法的措置も視野に入れながら指導を継続していく。

うぶすな博物館撤去費用の回収のリスクは高い 市の責任は答えず

質問

 20年前に閉館した桂浜のうぶすな博物館は業者の代わりに市が解体撤去した(行政代執行)。その費用約3600万円の回収について、市長の認識と責任を問う。

答弁

 相手方の預貯金調査や納付面談を行っているが、代執行費用の回収リスクは高い。今後も納付に向けた協議を続ける。

市営住宅の「募集」見直しについて

質問

 「一般向け」と「旧地域改善向け」で募集方法が異なる市営住宅の「2重募集」について、見直す(廃止)の時期は。

答弁

 令和4年3月の人権施策推進本部会で(対応を)決める。

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(4)12月14日(浜口 佳寿子、横山 公大、下本 文雄、高木 妙)

日本共産党 浜口 佳寿子
県内で唯一、小学生にとどまる医療費無償化の拡充は待ったなし!

質問

 子どもの医療費無償化が入院・通院とも小学生までなのは県内では本市のみ、全国62中核市で本市を含む2市だけ。まだ拡充を先送りし続けるのか、市長に伺う。

答弁

 独自の助成は事業効果などを総合的に判断すべき。自治体により制度に差があることは望ましくなく、国の責務として全国一律の制度創設を要望していく。

小中学校トイレに生理用品配置へ

質問

 健康・尊厳に関わることとして、学校等で生理用品をトイレットペーパー同様に配置する取り組みが全国に広がっているが、本市の状況を教育長に伺う。

答弁

 児童生徒が気兼ねなく利用できるよう、年度内に学校で試行し、検証して対応を検討する。

就学援助にオンライン通信費必要

質問

 ICT教育で格差が生じないよう準要保護世帯に通信費加算が必要ではないか、教育長に伺う。

答弁

 令和5年度以降に必要な予算確保に取り組む。

自由民主党・中道の会 横山 公大
いじめ問題対策について

質問

 高知市立小中学校のいじめ認知件数とその解決数を問う。

答弁

 平成30年度は685件、令和元年度は701件、2年度は890件となっており、2年度の890件で解消しているものは666件、いじめ認知から3カ月以上経過しているものが82件である。今後も教育委員会の役割を果たし問題解決に努める。

質問

 寝屋川市の事例について。

答弁

 紹介いただいた寝屋川市の取り組みは興味深く拝見した。本市で同様の体制構築ができるか課題整理をしながら研究していく。

日帰り型産後ケア事業について

質問

 現在高知県と佐賀県の2県のみが日帰り型産後ケアが実施されていない。その理由と今後に向けての方向性を問う。

答弁

 医療機関や助産所等施設での受け入れとなり、助産師等の体制や施設の整備等ガイドラインに沿った整備が必要だが、これまで条件を満たす施設がなかった。今後早い実現を目指し準備を進める。

 

日本共産党 下本 文雄
石灰鉱山の残土運搬は非現実的
埋め戻し計画自体も未検討

質問

 鏡の鉱山開発などを支援する理由として、南海地震による地盤沈下の埋め戻しのために残土が利用できるとしているが、中山間の道路は発災時に崩壊の危険性があり、運搬は非現実的ではないか。
 そもそも埋め戻しに必要な土の量などを検討したことがあるのか。

答弁

 中山間の道路の災害時の危険性についてはご質問のとおり。
 埋め戻しについては、専門家の意見も聞きながら検討すべき課題。

特別障害者手当(月額2万7千円)の周知徹底を

質問 

 現在の「しおり」では、障害年金受給者・障害者手帳等の保有者・認知症の方に加え、有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅、グループホーム、軽費老人ホーム等の入居者も対象となることが分かりにくい。記述の改善とさらなる周知徹底を求める。

答弁

 「しおり」等の改善を検討。制度の案内文を各ケアマネ事業所や要介護認定者本人へ送付する

 

公明党 高木 妙
「子育て世帯への臨時特別給付金」の支給方法は、日々刻々と変化する中での議論となりました。

質問

 児童手当の仕組みを活用する15歳までの支給について。

答弁

 12月24日を目指している。

質問

 残る5万円の支給方法は。

答弁

 現金支給を考えている。

質問

 令和4年4月1日生まれの新生児を高知市独自の支給対象に加えることができないか。

答弁

 現在のところ考えていない。

国において、子宮頸がんワクチン接種の積極的勧奨が令和4年度より再開されることになりました。


質問

 対象者への情報提供は。

答弁

 定期接種の対象年齢である12歳から16歳に当たる未接種者に対して予診票の個別送付を行う。

質問

 積極的勧奨の差し控えにより接種の機会を失った対象者のキャッチアップについて。

答弁

 国に対し制度の確立と地方への財政措置などを要望していく。 

 他に、男女共同参画の視点を防災対策に加味する考えと方法について今後の方向性を求めました。

 

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4 人事議案

 12月定例会最終日の22日に、市長から4件の人事議案が提出され、それぞれ同意または異議なき旨答申しました。

教育長

 松下 整

教育委員会委員

 野並 誠二

公平委員会委員

 竹村 みち子

人権擁護委員

 稲田 知江子

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5 休憩室

休日日帰りプチ旅行
 昨年、理美容クーポンにも食べタククーポンにも全く縁がなく、悔しいので、休日の電車バス無料デーを利用して、孫娘らと電車でのプチ旅行を楽しんできました。
 小学生の時に松山から移住してきた孫らは、日頃乗ることのない電車に揺られながら、車窓からの風景を楽しみ、また一つ高知の色に染まったように思います。  

(議会広報委員 神岡俊輔)

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6 会派の意見(12月定例会を振り返って)

市民クラブ

 12月議会の最中、政府は世論に押し切られる形で18歳以下の子どもへの10万円給付を現金一括も含め認めました。クーポン発行経費や煩雑な事務、手元に届くまでの期間を考慮すると、一括給付が適切です。地方自治体は、国の方針に従わざるを得ず右往左往しました。子育て世帯の多くが全額現金給付を望んでおり、その方向で急きょ、市も補正予算を追加提案して対応しました。岸田総理の「聞く力」に振り回された格好となりました。
 桂浜公園の新しい指定管理者を指定する議案について、執行部に対しても懸念する意見はありましたが承認されました。指定管理者には、高知市や桂浜の他の施設とも連携して、桂浜の再生と新たなにぎわいの創出を期待します。

日本共産党

コロナ対策等で積極提案。西敷地利活用は「事業者丸投げ」を指摘。

【個人質問】コロナ対策として、子育て世帯給付金の全額現金支給、市民に寄り添うワクチン接種体制や第6波に備えたPCR検査の拡充を提案。また、急増する不登校への支援も求めました。
【補正予算】オーテピア西敷地の債務負担行為再設定は、利活用の選定手続きを今以上に事業者へ丸投げするものと指摘し、関連予算を削除する修正案に賛成しました。
【意見書・陳情】コロナ後遺症の支援やワクチン副反応の救済制度充実を求める意見書案を提出し、戦没者の遺骨を含んだ沖縄の土砂を基地建設に使わないこと等を求める陳情に賛成討論を行いました。
 

自由民主党・中道の会

感染防止対策を最優先に!

 子育て世帯等特別給付金に関しては、全国的にその支給方法について問題となりました。当会派は早い段階で現金給付を訴え、可能な限り一括給付を実現できるよう、12月8日に市長へ直接要望書を提出いたしました。多くの声もあり令和3年中に実現できたことに安堵しております。また来年度の予算編成に向け、新型コロナ対策、各地域の課題、各産業界の課題について現状と課題をまとめ、3年11月24日に【令和4年度予算への要望、中長期的課題に対する提言】を市長へ直接届けております。大変厳しい財政状況が続いておりますが、均衡を保つ執行となるよう注視してまいります。個人質問には清水横山が登壇しました。 

 

公明党

市民ニーズに寄り添う事を求む!

 多くの関心を集めた「子育て世帯への臨時特別給付金」。その支給方法について国会論戦を注視しつつ、本市での令和3年中の現金支給の提案を行い、現金一括給付が実現したことに安堵しています。
 また、休館する国民宿舎「桂浜荘」職員一人当たり6カ月間の給与相当額の損失補償費がそのとおり支給されていない点をただしたところ「本市は支援額の配分を行う権限を有していない」との答弁があり、経済文教委員会に詳細な報告を求め実施するとの確約を得ました。公明党は、2300万円の適正な執行を求めてまいります。

新こうち未来

春野「小松の沼」違法盛土で言及

 条例に基づく造成届け出を認めてきた岡崎市長が、「民間のことだから」とする答弁に、責任逃れであると氏原議員が反発。また、新図書館西敷地の利活用については、多くの市民が多様な利用ができる広場を求めている。選定委員会等の債務負担行為の経費については、削除を求める修正案を提出した。

山嶽会

身近な課題を市政に反映

 高橋裕忠議員が本会議で登壇し、南海トラフ地震対策から過疎地域の課題について質問・提案をいたしました。今後とも市民の皆さまの身近な声に耳を傾け、市政に着実に反映させてまいります。

清和クラブ

動物愛護センターの早期開設を

 海治甲太郎議員は動物愛護の広報活動と適正飼養のための切れ目ない予算を要望。動物福祉の観点から、ボランティア団体との連携・協力を求め、動物愛護センター開設に向け県・市連携を確認した。

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7 委員会の活動(11月1日から1月31日まで)

(1)常任委員会

予算決算常任委員会
12月定例会

 6日に、一般会計補正予算について、総務、厚生の各分科会で質疑を行った後、8日の全体会で討論・採決を行い、全員賛成で可決しました。
 15日に、一般会計補正予算など9件の議案について、総務、経済文教、建設環境、厚生の各分科会で質疑を行った後、20日の全体会で採決を行い、一般会計補正予算は、債務負担行為の補正の一部を削る修正案を賛成少数で否決した後、原案を全員賛成で可決、そのほかの議案については、いずれも全員賛成で可決しました。

1月臨時会

 一般会計補正予算など2件の議案について、28日に、総務、経済文教、厚生の各分科会で質疑を行った後、31日の全体会で討論・採決を行い、いずれも全員賛成で可決または承認しました。

総務常任委員会
12月定例会

 15日に、過疎地域持続的発展計画策定に関する議案など4件の議案の審査を行い、いずれも全員賛成で可決し、陳情4件の結果を出しました。
 また、令和2年度国勢調査の結果についてなど7件の報告を受けました。

経済文教常任委員会
12月定例会

 15日に、3件の指定管理者の指定に関する議案の審査を行い、いずれも全員賛成で可決し、陳情1件の結果を出しました。
 また、新食肉センター建設工事スケジュールについてなど4件の報告を受けました。

建設環境常任委員会
12月定例会

 15日に、手数料並びに延滞金条例の一部改正議案の審査を行い、全員賛成で可決しました。
 また、卒FIT後の清掃工場余剰電力の有効活用についてなど7件の報告を受けました。

厚生常任委員会
12月定例会

 15日に、市立保育所条例の一部改正議案など3件の議案の審査を行い、いずれも全員賛成で可決し、請願1件、陳情5件の結果を出しました。

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(2)特別委員会

行財政改革調査特別委員会
11月18日

 上下水道事業に関する事務の執行について(外部監査の指摘事項への対応)の報告を受けました。
 また、議会独自の行政評価についての協議を行いました。

 

まちづくり調査特別委員会
11月12日

 新図書館西敷地利活用事業実施方針(案)の検討状況についての報告を受けました。

1月6日

 交通基本計画および地域公共交通計画の策定についての報告を受けました。

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9 高知市議会からのお知らせ

(1)本会議映像の配信

 本市議会ホームページで、本会議および予算決算常任委員会全体会の映像を生中継および録画(過去1年間)で配信しています。
 会議日や質問議員名、発言内容の語句等からも検索できます。

本会議映像の配信はこちら

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(2)議会中継(ケーブルテレビ)

 定例会の本会議および予算決算常任委員会全体会の模様は、高知ケーブルテレビで生中継しています。

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(3)会議録の閲覧

 12月定例会本会議の会議録は3月上旬にできる予定であり、本庁舎1階の情報公開・市民相談センター、同3階の議会図書室でご覧になれます。
 また、高知市ホームページ上の会議録検索システムで、平成6年12月定例会以降の本会議の会議録をご覧いただけます。
 なお、平成19年4月以降の委員会の会議録もご覧いただけますが、少しでも早く閲覧できるよう、ホームページ上で同システムとは別に、完成した委員会記録から順次、PDFファイル形式で公開しています。

会議録検索システムはこちら

会議録検索システムに反映されていない委員会会議録はこちら

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(4)録画DVDの貸し出し

 本会議および予算決算常任委員会全体会の録画DVDの貸し出しを行っています。
 貸し出し準備に時間を要するため、ご希望の方はあらかじめ、議会事務局にお申し込みください。(電話番号823-9400)

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(5)請願書・陳情書の出し方

 市の行政などに対して意見や要望があるときは、請願書や陳情書を議会に提出することができます。請願書は市議会議員1名以上の紹介を必要としますが、陳情書はその必要がなく、審査は請願と同様に取り扱われます。
 請願書または陳情書は、議会事務局へ市議会議長宛てに1通提出してください。
 なお、定例会ごとに締め切りがあり、それを過ぎた場合は次の定例会での審査になりますので、ご注意ください。

請願(陳情)書 記載例

○年○月○日

高知市議会議長 ○○ ○○ 様

(代表者の)住所    ○○○○○○○○       

 (代表者の)氏名    (個人の)印(※)

紹介議員氏名         印(※)

※ 陳情は紹介議員不要です。

○○○に関する請願(陳情)

.   

趣旨・理由

※ 概ね800字以内で具体的かつ簡潔に記載してください。

 印(※)・・・署名(自署)の場合、捺印(押印)は必要ありませんが、ゴム印、パソコン等で氏名、代表者名を記載した場合、押印(個人印)をお願いします。

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(6)高知市議会だよりがアプリで読めます

 高知市議会だよりは、無料アプリ「マチイロ」を利用してスマートフォンなどで閲覧できます。「マチイロ」ではいつでもどこでも高知市議会だよりを読むことができ、発行月の1日に自動でスマートフォン等にお知らせが届く機能があります。

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10 会派の構成と電話・ファクス番号

会派の構成と電話・ファクス番号

会派名

人数

電話番号

ファクス番号

市民クラブ

8人

823-9402

802-3055

日本共産党

7人

823-9404

823-9558

自由民主党・中道の会

7人

823-9401

873-0121

公明党

6人

823-9403

871-2485

新こうち未来

3人

823-9406

822-8119

山嶽会

1人

821-9070

823-9350

清和クラブ

1人

821-9020

823-9350

※ 山嶽会、清和クラブのファクス番号は議会事務局直通です。

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11 編集後記

 市民の方からのメッセージを抜粋してご紹介させていただきます。市議会だよりには数号前から二次元コードが付くようになりました。高知市で見かける公的広報では、先駆けかと思います。とのお言葉に続き、二次元コードの仕様について、読み込めないとのご指摘があり、確認をいたしました結果、スマホの機種等によっては読み込めない場合があることが確認できました。大変ご迷惑をおかけしました。本号より改善をしております。こういったお言葉は大変うれしく、心より感謝を申し上げたいと思います。

(議会広報委員)
                                                                     

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