ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織一覧 > 議会事務局 > 高知市議会だより222号(HTML版・令和3年9月1日発行)を発行しました

本文

高知市議会だより222号(HTML版・令和3年9月1日発行)を発行しました

議会だより222号表紙

本文

1 6月定例会の概要

 6月定例会(第484回)を6月11日から28日までの18日間の会期で開催しました。
 開会日には、市長が介護保険事業特別会計補正予算など24件の議案について提案理由説明を行いました。続いて、副議長の辞職に伴う選挙を行い、副議長に西森美和議員を選出しました。
 2日目は、予算決算、総務、経済文教、建設環境、厚生の5つの常任委員会と議会運営委員会の委員を選任しました。
 16日から21日までの個人質問は、新型コロナウイルス感染の状況に鑑み、議会運営に係る協議をした結果、各会派からの質問者数を調整し、14人(うち9人が一問一答方式を選択)が立ち、新型コロナウイルス対策、防災対策、児童福祉行政、環境行政、教育行政などについて質問を行いました。

市長提出議案

 16日には、2件の一般会計補正予算が追加提案され、21日には、このうち、高齢者施設等の業務従事者へのPCR検査に係る補正予算1件の採決を行い、全会一致で原案のとおり可決しました。
 最終日には、16日に追加提案された補正予算1件を含む25件の議案について、全会一致または賛成多数で、全て原案のとおり可決または承認しました。また、監査委員、農業委員会委員の選任議案、人権擁護委員推薦についての諮問議案の3件が追加提案され、いずれも全会一致で同意または異議なき旨答申しました。

議員提出議案

 LGBT法の早期成立を求める意見書議案など7件の議案を提出し、うち1件を賛成多数で可決しました。

 

目次へ

2 副議長を選出

 6月定例会初日の11日に、吉永哲也副議長が副議長を辞職したことに伴い、後任の副議長を決める選挙を行いました。
副議長に西森美和議員を新たに選出しました。

 

目次へ

3 常任委員会委員・議会運営委員会委員決まる

 定例会2日目の14日に、予算決算、総務、経済文教、建設環境、厚生の各常任委員会委員と議会運営委員会委員の選任を行いました。

予算決算常任委員会

委員長

西森 美和

副委員長

竹村 邦夫

委員

委員は議長を除く全議員

総務常任委員会

委員長

大久保 尊司

副委員長

川村 貞夫

委員

浜口 佳寿子

甲木 良作

はた 愛

岡崎 豊

福島 明

山根 堂宏

経済文教常任委員会

委員長

細木 良

副委員長

神岡 俊輔

委員

迫 哲郎

近藤 強

戸田 二郎

伊藤 弘幸

吉永 哲也

寺内 憲資

建設環境常任委員会

委員長

長尾 和明

副委員長

平田 文彦

委員

木村 亘

下本 文雄

海治 甲太郎

氏原 嗣志

竹村 邦夫

高木 妙

厚生常任委員会

委員長

横山 公大

副委員長

下元 博司

委員

島崎 保臣

岡崎 邦子

深瀬 裕彦

高橋 裕忠

清水 おさむ

西森 美和

議会運営委員会

委員長

竹村 邦夫

副委員長

寺内 憲資

委員

神岡 俊輔

迫 哲郎

はた 愛

岡崎 邦子

戸田 二郎

清水 おさむ

 

目次へ

5 広報委員会委員は再任

 議会だよりの編集等の役割を担う広報委員会委員は次のとおりです。

委員長

横山 公大

副委員長

島崎 保臣

委員

神岡 俊輔

川村 貞夫  

高木 妙

 

目次へ

6 令和2年度の政務活動費執行状況をお知らせします

 本市議会では、会派ごとに所属議員1人につき月額10万円の政務活動費を交付しており、令和2年度の執行状況は次のとおりです。なお、収支報告書および領収書の写しなどの関係書類は、9月1日から、議会図書室と本市議会ホームページで公開します。
 詳しくは、議会事務局までお問い合わせください。(電話823-9400)

 

政務活動費収支報告書
 

市民クラブ

(9人)

日本共産党

(7人)

自由民主党・中道の会

(7人)

公明党

(6人)

新こうち未来

(3人)

山嶽会

(1人)

清和クラブ

(1人)

合計

交付額

10,800,000円

8,400,000円

8,400,000円

7,200,000円

3,600,000円

1,200,000円

1,200,000円

40,800,000円

利息

7円

28円

18円

26円

4円

8円

6円

97円

収入計

10,800,007円

8,400,028円

8,400,018円

7,200,026円

3,600,004円

1,200,008円

1,200,006円

40,800,097円

1 調査研究費

336,262円

67,832円

290,634円

616,643円

114,463円

0円

65,703円

1,491,537円

2 研修費

50,052円

130,458円

337,730円

278,525円

9,000円

2,000円

0円

807,765円

3 要請・陳情活動費

0円

0円

0円

0円

0円

0円

0円

0円

4 会議費

0円

0円

0円

0円

0円

0円

0円

0円

5 資料作成費

0円

0円

0円

0円

0円

0円

0円

0円

6 資料購入費

845,118円

728,926円

132,685円

430,365円

64,203円

0円

8,327円

2,209,624円

7 広報広聴費

3,631,616円

3,606,760円

3,639,636円

766,563円

2,824,093円

135,800円

156,432円

14,760,900円

8 人件費

0円

0円

0円

0円

0円

0円

0円

0円

9 事務諸費

1,290,246円

820,861円

845,131円

1,625,087円

533,850円

0円

27,988円

5,143,163円

支出計

6,153,294円

5,354,837円

5,245,816円

3,717,183円

3,545,609円

137,800円

258,450円

24,412,989円

政務活動費返還額  

4,646,713円

3,045,191円

3,154,202円

3,482,843円

54,395円

1.062,208円

941,556円

16,387,108円

 

 

支出項目の内容

※ 会派が行う市民福祉の増進を図るために必要な活動(政務活動)に要するものが対象

1 調査研究費

 市の事務および地方行財政等に関する調査研究および調査委託に要する経費

2 研修費

 研究会もしくは研修会を開催するため必要な経費または会派所属議員等が他の団体の開催する研究会もしくは研修会に参加するために要する経費

3 要請・陳情活動費

 要請、陳情活動に要する経費

4 会議費

 会議に要する経費および会派所属議員等が他の団体の開催する各種会議に参加するために要する経費

5 資料作成費

 資料作成に要する経費

6 資料購入費

 資料等の購入に要する経費

7 広報広聴費

 政務活動、議会活動および市の政策について住民に報告・周知するために要する経費ならびに住民からの市政および会派の活動に対する要望、意見等を吸収するための会議および住民相談等の活動に要する経費

8 人件費

 補助職員の雇用に要する経費

9 事務諸費

 消耗品の購入、事務機器の修理等に要する経費

 

目次へ

 

7 個人質問

(1)6月16日(川村 貞夫、はた 愛、福島 明、高木 妙)

新こうち未来 川村 貞夫
合併浄化槽の放流協力金

質問

 合併浄化槽は水環境をよくするために設置している。協力金は廃止するべきでは。

答弁

 生活雑排水をそのまま放流することが環境に負荷を与えている。事実に基づくデータが活用できる政策立案が重要である。

「千年の森」創設

質問

 環境重視の市政の象徴として、市有林に「千年の森」を創設せよ。

答弁

 地球温暖化防止への寄与をはじめ、森林の必要性、森林保全の重要性への理解をさらに訴えていく象徴とすることは意義があることだ。

タクシーチケット

質問

 アフターコロナではタクシー利用券を発行せよ。

答弁

 タクシー業界からのお知恵も借りながら具体的な検討を進める。

こども庁

質問

 こども庁への要望は。

答弁

 幼児教育・保育の財源確保と職員の処遇の改善である。

日本共産党 はた 愛
オリンピック中止への姿勢問う

質問

 感染状況、専門家の指摘、国民世論から五輪は中止し、医療や自治体現場にこそ人も予算も集中するよう国に求めよと問う。

答弁

 市長はアスリートの活躍に期待し開催を願うと答弁。

「性犯罪被害者支援条例」制定求める

質問

 市内で増えるDV被害者。NPOこうち犯罪被害者支援センターへの相談では殺人や窃盗など一般犯罪に占める性暴力の割合が、平成28年675件中29.6パーセントから令和元年は937件中60.8パーセントと増加。独自の支援条例を求める。

答弁

 市長は条例の検討は考えてないと答弁。

ブラック校則見直しを求める

質問

 今年2度の国通知や市内での肌着や髪型への制限実態を紹介、理不尽な校則は見直すよう求める。

答弁

 教育長は生徒や保護者、学校の共通理解のもと校則の見直しが進むよう、他市の取り組み事例など情報提供を行うと約束。

自由民主党・中道の会 福島 明
認知症対策

質問

 地域づくりにおいて認知症施策と一体となった取り組みを進めることが重要だと思うが、本市の認知症の現状と取り組みについて聞く。

答弁

 国の推計では、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症または予備軍とされていて、本市の高齢者約9万7千人に置き換えると、約2万人がそのような状態にあると推測されるので、今後の効果的な認知症施策の推進が極めて重要と考える。
 令和3年度に改訂した「高知市高齢者保健福祉計画」でも、認知症施策推進大綱にある「予防」と「共生」を車の両輪としたさまざまな認知症施策を位置付けており、積極的に取り組むことにしている。
 具体的には、本年度から新たに「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」に取り組んでおり、認知症が疑われる方を把握した場合は、地域の「通いの場」を含め、必要な支援につなげることとしている。

公明党 高木 妙
コロナ対策について
高齢者ワクチン予約の混乱の原因は、その実態にそぐわない方法であったこととウェブ予約の想定の甘さに起因すると指摘し、責任の所在を明確にしました。その上で今後の取り組みをただしました。

質問

 常設の集団接種会場開設は。

答弁

 南別館を活用するなど検討し、接種を希望される皆さまが確実に年内に接種できるようワクチン接種体制を強化する。

貧困問題

質問

 「生理の貧困」について。 

答弁

 本市では、災害備蓄用生理用品を活用して各施設等で配布を行うことを検討している。また、より効果的に生活相談支援窓口へつないでいくために庁内横断的に連携を取りながら取り組む。

丸池公園集会所の整備

質問

 建設後48年が経過し、老朽化が進む丸池集会所の修繕整備は。

答弁

 7月末を工期として屋根の防水工事を発注しているが、それだけでは十分でないため、改修工事の実施について議論していく。

目次へ

 

(2)6月17日(海治 甲太郎、長尾 和明、大久保 尊司、島崎 保臣)

清和クラブ 海治 甲太郎

質問

 ワクチン接種の加速化について。

答弁

 ワクチン接種の加速化に向け集団接種の体制を充実するとともにエッセンシャルワーカーに随時、接種できる仕組みを検討します。また、ワクチン接種の加速化のため県とも連携し、効率的・効果的な接種の在り方を具体的に協議します。

質問

 障害福祉サービス等事業所への優先的ワクチン接種について。

答弁

 障害のある方の日々の生活を支えている障害福祉サービス等事業所も重要な役割を担っており、居住系サービス事業所の職員に引き続き優先的に接種を行いたい。

質問

 東京五輪・パラリンピックの開催について。

答弁

 東京大会はコロナ時代の新しい大会になるよう具体的な感染防止対策を徹底し、安全・安心な大会の実現に向け取り組んで頂きたい。真摯に取り組むアスリートのためにもエールを送って頂きたい。宮本選手をはじめ本県出身選手たちの活躍を心から願います。

 

市民クラブ 長尾 和明

質問

 新食肉センターの運営について、「と畜事業」の安定的な継続の観点から、行政としての役割をどのように果たすのか。

答弁

 同センターは、本県の畜産振興、安全・安心な食肉の供給の観点から極めて重要な役割を担う公共インフラと認識している。
 事業の安定的な継続については、県人口の約半分を占める高知市が消費市場としての役割を担うほか、新会社の出資者である高知県が主体的に取り組むよう要請していく。

質問

 議論が進んでいる「こども庁」について、どのような組織とすべきと考えるか。

答弁

 厚労省の保育所・文科省の幼稚園・内閣府の認定こども園は、縦割り行政の典型であり、制度や手続きの複雑化を招いていることからも、縦割り行政が的確に調整されることを望んでいる。
 今後、子どもたちは、グローバル化により、生きる力がますます求められるため、良質な幼児教育の提供が、こども庁の重要な使命であると考える。

 

公明党 大久保 尊司
木村会館の大規模改修について

質問

 実施設計に民意はどれだけ反映されているのか、健康福祉部長に伺う。

答弁

 駐車場の拡充は、児童遊園南側に新たな駐車スペースの確保を検討中である。その他、地域の市民活動団体の活動の場となる地域活動支援室や、防災倉庫の設置など精いっぱいの対応をさせていただく。

質問

 地域住民はできるだけ早期の完成を望んでいますが、市長のご所見を伺う。

答弁

 平成23年度に初めて旭地区社会福祉協議会からの木村会館改築の要望をお受けした。関係団体の皆さんからも随時、木村会館への思いも伺っており、改築をお待たせして申し訳ない。建設工事と関連整備工事の実施計画が6月末には完了予定であり、設計が完成したら、予算査定を経た上で、9月議会に建設に係る予算をお諮りし、入札、契約の手続きを経て、施設本体等の整備を進めていく。

日本共産党 島崎 保臣
桂浜荘に関する市長専決処分

質問

 予算措置について、議会を開かず専決処分としたことは問題だと考えます。臨時議会を招集しなかったのはなぜですか。

答弁

 本来は臨時議会を開くべきでした。指定管理者との合意形成が5月末までずれ込み、事業費を早期に確保する必要があると考え、専決処分したものです。

オーテピア西敷地利活用

質問

 市場調査を行った結果、マンションの必要性は低いということで間違いありませんか。

答弁

 住宅用途を可能とする一般定期借地権方式での事業実施の必要性は低いと考えます。

コロナ下での投票所運営

質問

 有権者が感染の不安なく投票所に足を運ぶため、具体的な対策を取るとともに、情報提供を強めることも必要ではないですか。

答弁

 安全な投票環境を整え、投票所入場券に同封するチラシでそのことを示します。ホームページでも直近の選挙に関する日別、時間別の投票者数を掲載します。

 

目次へ

 

(3)6月18日(平田 文彦、伊藤 弘幸、浜口 佳寿子)

自由民主党・中道の会 平田 文彦

質問

 子ども会活動について、どのように考え、青少年の健全育成の取り組みの中で、どのように位置付けているのか聞く。

答弁

 子ども会活動は、子どもたちと地域社会をつなぐ場の一つであり、地域における市民活動として、青少年の健全育成に重要な役割を果たしていると考えている。
 本市の総合計画では、地域社会の中で青少年が健全な心と体を育む居場所づくりの確保を目指しており、子ども会活動はこの方向性と軌(き)を一にするものである。

質問

 ジュニアリーダースクールの意義について聞く。

答弁

 同スクールは、中学校1年生を対象に、次代のリーダーとして活躍してもらう人材を育成するプログラムである。
 スクール生は、異なる学校から集まって活動するため、何度も顔を合わせることで仲間になっていくといった社会教育ならではの意義を有している。また、教育委員会職員には、社会教育の実践の場として有意義な取り組みである。

 

公明党 伊藤 弘幸
南海トラフ地震と大規模災害対策について

質問

 南海トラフ地震における避難者予測の16万5千人に対し、避難所確保が続いている。公立学校だけでなく、私立学校や民間企業への協力を求めるべきでは。

答弁

 今後も私立学校や民間企業等とも協議を進め、また広域避難計画に基づき、被災者の市外への避難が進むよう県や関係市町村とも協議し、避難所確保に努める。

質問 

 本年5月に施行された災害対策基本法の改正内容を早急に市民に周知を図るとともに、その効果を聞く。

答弁

 これまでの「警戒レベル3」は「高齢者等避難」と変わり、「警戒レベル4」は「避難勧告」と「避難指示」が「避難指示」に一本化されたことで、市民の方々に適切な避難行動を起こしていただける効果がある。
 今般の改正内容は、ホームページやフェイスブックなどのSNSや広報紙「あかるいまち」7月号で周知をする。

日本共産党 浜口 佳寿子
鉱山開発より自然・環境守れ!

質問

 開発予定区域は、鏡川清流保全条例に基づく審議会で自然環境保護区域候補地の一つである。市長は開発でなく、自然を生かした政策に転換すべきではないか。

答弁

 清流を子ども達に引き継ぐ責務はあるが、事業者に環境・住民生活の影響が最小限となるよう求め、経済活性化のため支援する。

生涯健康に―生理用品の配布実現

質問

 コロナ禍で表面化した経済的な理由やDV・ネグレクトで生理用品が買えない「生理の貧困」は、生涯健康に生きることにも関わる問題だが、対策を市長に伺う。

答弁

 災害備蓄の生理用品を活用した各施設への配布を検討する。

ヤングケアラーの把握と支援を

質問

 家族の介護のため、子ども達の教育等の機会が失われているヤングケアラー支援について伺う。

答弁

 大人や社会が対応すべきケアを過重に抱えた状況を早期に把握し、必要な支援に結び付けるため、部局間の協働による支援体制構築の取り組みを鋭意進める。

目次へ

 

(4)6月21日(高橋 裕忠、岡崎 豊、氏原 嗣志)

山嶽会 高橋 裕忠
民生委員について

質問

 民生委員の令和4年度の改選に向けて定数割れの課題をどう克服するのか。

答弁

 (市長)令和元年の改選時には定数745人に対し、欠員が70人出ましたが、3年4月1日時点では欠員は54人で、16人改善しました。欠員解消に向けて民生委員協力員制度の活用による後継者の発掘と町内会等への働き掛けを行うほか、市職員の退職予定者に民生委員就任を呼び掛けております。

行政のデジタル化について

質問

 行政のデジタル化に当たり取り残された人々への救済策は。

答弁

 (松島副市長)総務省の事業として本年度は6月から携帯ショップなどを中心に、主に高齢者のデジタル活用を支援する講習会を開始しており、市としては、こうした施策と連携して取り組みを進めます。また窓口で対応する職員体制を手厚くすることで、デジタル化に対応できない方々が取り残されないよう努めてまいります。

市民クラブ 岡崎 豊

質問

 障がい等のある方々への「合理的配慮」に基づいたワクチン接種の機会の提供を問う。

答弁

 点字や大活字による文書やメール等、事情に配慮した情報を提供。また、各種申請書類の説明手話付き動画の作成や、FAXでの予約や相談も受け付け、できる限りご要望に沿えるように接種機会の提供をすると市長は答弁した。

質問

 ワクチン接種の順位を問う。

答弁

 7月中旬より、介護や障がい福祉サービスの従事者にワクチン接種の準備を進める。身体障害・療育手帳所持者には、優先的に接種券を送付。高齢者施設等の従事者には、7月の早い時期に接種券を郵送したいと市長は答弁した。

質問

 中小企業振興条例は、企業の実態調査を行い、実効性のある内容で策定するよう提案する。

答弁

 他自治体の取り組みや中小企業者向けアンケートを実施し、現状把握を行う。効果検証の仕組みとして委員会の設置を検討し、実効性のある条例制定の準備を進めると市長は答弁した。

新こうち未来 氏原 嗣志

質問

 高齢者や障害者の皆さんへのワクチン接種に向けた取組は。

答弁

 介護事業所や障害事業所等の協力をいただき、7月中の接種完了を目指す。

質問

 知的障害者の皆さんへの接種は。

答弁

 優先的に接種券を送付し、円滑な予約と接種につなげる。

質問

  桂浜荘の専決処分に疑問。桂浜荘の運営、財政、今後の方向、1億1千万円の多額な専決額等、いずれも議会で論じる重要事案では。


答弁

  公社との協議、従業員の皆さまへの説明会、9月末での休館、徴収委託制への移行の合意に時間を要した。年度当初の協定書の未締結、コロナ禍で必要な収入の確保ができなかったこと等により、専決処分をした。


質問

 市長公約である市税1パーセントの町内会への還元、公約の重みは。

答弁


 活動する団体も様々であり、考え方の違いもある。各種団体の課題等を聞く必要があり、ヒアリングの後、制度案を議論する。

 

目次へ

 

8 人事議案

 6月定例会最終日の28日に、市長から監査委員、農業委員会委員の選任議案および人権擁護委員推薦についての諮問議案が提出され、それぞれ同意または異議なき旨答申しました。

 

監査委員

伊藤 弘幸

深瀬 裕彦

農業委員会委員

植田 俊博 

人権擁護委員

稲垣 健吾

岡林 俊司

楠本 美津子 

 

                                 目次へ

9 休憩室

 「カツオ」が安い!丸ごとさばくのは初めてなので、動画で学習して挑戦しました。出来ばえは?と聞かれたら「まだまだだなぁ」と首をかしげられることでしょう。でも、自分でさばいたカツオは、刺し身、塩たたき、カルパッチョ、フレークに変身し格別な味わいでした。「さばき」は、手順と切れ味が大切。これは何事にも通じると、料理をしながら考えたことでした。


                                                              (議会広報委員 高木妙)

 

目次へ

10 会派の意見(6月定例会を振り返って)

市民クラブ

桂浜荘関連補正予算
   市長専決処分の是非

 この6月議会では、予算議案4件、条例議案13件、その他議案9件が提出されましたが、その他議案9件中、市長専決処分の承認議案が5件含まれていました。
 市長専決処分とは、本来議会の議決が必要な事件を緊急な場合など例外的に議会の招集を経ずに首長が議会に代わり意思決定をすることです。昨年からのコロナ禍で、市民に対する緊急を要する予算執行のため、議会は何度かこの市長専決処分を承認した経過があります。
 ただし、今議会では桂浜荘に関する市長専決に対し、議会軽視との批判がありましたが、執行部にはまず、今後の桂浜荘の将来像を示す必要性と責任があります。

 

日本共産党

桂浜荘についての市長専決など、議会の役割を損なう動きに反対!

 市政の重要課題である桂浜荘について、議会も開かず市長専決で予算措置をしたことは問題であり、専決処分承認議案に反対しました。
 会派で提出した意見書議案のうち、LGBT法の早期成立を求める意見書が可決されたことは画期的です。一方で、東京オリ・パラの中止を求める意見書は否決されました。命よりも五輪を優先することは許されません。
 今議会でも、行政のコロナ対応への配慮として個人質問の人数調整が行われました。私たちは、議会質問は市民の声を市政に反映する重要な機会であり、質問権は保障されるべきであると考えます。

 

自由民主党・中道の会

 本議会の個人質問には、福島明議員、平田文彦議員が登壇しました。
福島議員は、市長の政治姿勢、とさでん交通の在り方や所有者不明土地問題等について、また平田議員は防災対策や環境行政、青少年教育行政等に言及し、市長、執行部より詳細な答弁がされました。
 市民の皆さんの注目も高かった桂浜荘に対する市長専決処分においては、所管する委員会においても多くの議論が交わされ、採決では可決されたものの、議員の賛否も分かれ、市長ならびに執行部に対しては厳しい姿勢を示す形となりました。9月以降、休業となりますが、今後の展開においても厳正に注視をしてまいります。

 

公明党

コロナ対応を軸とする議論活発

 本市における高齢者ワクチン接種が混乱を来した状況を憂いた公明党は、ウィズコロナの時代を生き抜くためにも、集団免疫を獲得することが必要だとの視点でコロナ対応についてただしました。今議会では、今後の接種や予約がスムーズにできるように常設の集団接種会場の設置と優先接種について明確な考え方を引き出しました。
 また、国民宿舎桂浜荘の市長専決処分の承認議案は、指定管理者である「高知市桂浜公園観光開発公社」とは今後の在り方について合意がされている事から、承認はやむを得ないものと判断しました。

 

新こうち未来

国民宿舎「桂浜荘」の専決議案に反対

 6月議会の最大の議案は、桂浜荘に関する市長専決処分議案であった。会派を代表して戸田二郎議員が、「岡崎市長が1億1千万円もの多額の予算と共に、重要議案を議会の審議や議決を経ずに、執行部だけで専決したことは、今後の議会運営にも悪影響となり、看過できない」と反対討論を行った。

山嶽会

市政課題を掘り下げて質問・提案 

 高橋裕忠議員が質問に立ち、「民生委員の定数割れ」や「行政のデジタル化」について質問・提案をいたしました。今後もお困りの方の視点から行政を見つめ直し、議会活動を行ってまいります。

清和クラブ

ワクチン接種の加速化を

 海治甲太郎議員が市民の命と暮らしを取り戻すため、本市が集団接種や職域接種に柔軟に主体的に取り組むことを求めた。安心・安全な東京五輪・パラリンピックの開催と本県選手の応援を共有した。

 

目次へ

11 委員会の活動(5月1日から7月31日まで)

(1)常任委員会

予算決算常任委員会
6月定例会

 一般会計補正予算など6件の議案について、22日に、総務、経済文教、建設環境、厚生の各分科会で質疑を行った後、24日の全体会で、討論・採決を行い、国民宿舎運営事業特別会計補正予算についての市長専決処分の承認議案は賛成多数で承認、そのほかの議案については、いずれも全員賛成で可決または承認しました。

 

総務常任委員会
6月定例会

 22日に、NBC災害救助支援車購入契約締結議案など5件の議案の審査を行い、いずれも全員賛成で可決し、陳情3件の結果を出しました。
 また、令和2年度の決算状況についてなど6件の報告を受けました。

 

経済文教常任委員会
6月定例会

 22日と23日に、タブレット端末(高知商業高等学校)購入契約の締結についての市長専決処分の承認議案について審査を行い、全員賛成で承認し、陳情2件の結果を出しました。
 また、第2期オーテピア高知図書館サービス計画(案)概要についてなど8件の報告を受けました。

7月2日

 桂浜公園の指定管理者の指定候補者選定についての報告を受けました。

 

建設環境常任委員会
6月定例会

 22日に、調停の申立てについての議案の審査を行い、全員賛成で可決しました。
 また、新型コロナウイルスによる水量等への影響についてなど4件の報告を受けました。

 

厚生常任委員会
6月定例会

 22日に、保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正議案など12件の議案の審査を行い、いずれも全員賛成で可決し、陳情2件の結果を出しました。
 また、教育・保育施設等事故検証委員会報告書についての報告を受けました。

 

(2)特別委員会

行財政改革調査特別委員会
6月2日

  今年度の取り組みについての協議を行いました。

7月29日

 事業評価に関する件についての協議を行いました。

まちづくり調査特別委員会
7月6日

 立地適正化計画の見直しについてなど2件の報告を受けました。

 

目次へ

 

12 傍聴のご案内

市議会を傍聴してみませんか

 本会議・委員会は原則として公開しており、どなたでも傍聴することができます。
 なお、新型コロナウイルス感染防止対策のため、マスク着用、手指の消毒、検温をお願いしております。また、新型コロナウイルス感染者または感染の疑いが確認された場合のご連絡先を把握するため、電話番号等の記入をお願いしております。

議場の傍聴席

親子傍聴室

 小さなお子さま連れの方に気兼ねなく傍聴していただけるよう、本会議場に個室の親子傍聴室を設置しています。先着順の2組程度までご利用できますので、希望される場合は、議会事務局までお声がけください。

親子傍聴室

目次へ

14 高知市議会からのお知らせ

(1)本会議映像の配信

 本市議会ホームページで、本会議および予算決算常任委員会全体会の映像を生中継および録画(過去1年間)で配信しています。
 会議日や質問議員名、発言内容の語句等からも検索できます。

本会議映像の配信はこちら

目次へ

(2)会議録の閲覧

 6月定例会本会議の会議録は9月上旬にできる予定であり、本庁舎1階の情報公開・市民相談センター、同3階の議会図書室でご覧になれます。
 また、高知市ホームページ上の会議録検索システムで、平成6年12月定例会以降の本会議の会議録をご覧いただけます。
 なお、平成19年4月以降の委員会の会議録もご覧いただけますが、少しでも早く閲覧できるよう、ホームページ上で同システムとは別に、完成した委員会記録から順次、PDFファイル形式で公開しています。

会議録検索システムはこちら

会議録検索システムに反映されていない委員会会議録はこちら

目次へ

(3)録画DVDの貸し出し

 本会議および予算決算常任委員会全体会の録画DVDの貸し出しを行っています。
 貸し出し準備に時間を要するため、ご希望の方はあらかじめ、議会事務局にお申し込みください。(電話番号823-9400)

目次へ

(4)請願書・陳情書の出し方

 市の行政などに対して意見や要望があるときは、請願書や陳情書を議会に提出することができます。請願書は市議会議員1名以上の紹介を必要としますが、陳情書はその必要がなく、審査は請願と同様に取り扱われます。
 請願書または陳情書は、議会事務局へ市議会議長宛てに1通提出してください。
 なお、定例会ごとに締め切りがあり、それを過ぎた場合は次の定例会での審査になりますので、ご注意ください。

請願(陳情)書 記載例

○年○月○日

高知市議会議長 ○○ ○○ 様

(代表者の)住所○○○○○○○○○○○○       

            (代表者の)氏名    (個人の)印

紹介議員氏名         印

※ 陳情は紹介議員不要です。

○○○に関する請願(陳情)

.   

趣旨・理由

※ 概ね800字以内で具体的かつ簡潔に記載してください。

 

目次へ

(5)高知市議会だよりがアプリで読めます

 高知市議会だよりは、無料アプリ「マチイロ」を利用してスマートフォンなどで閲覧できます。「マチイロ」ではいつでもどこでも高知市議会だよりを読むことができ、発行月の1日に自動でスマートフォン等にお知らせが届く機能があります。

高知市議会だよりの無料アプリ配信(マチイロ)についてはこちら

目次へ

15 会派の構成と電話・ファクス番号

会派の構成と電話・ファクス番号

会派名

人数

電話番号

ファクス番号

市民クラブ

8人

823-9402

802-3055

日本共産党

7人

823-9404

823-9558

自由民主党・中道の会

7人

823-9401

873-0121

公明党

6人

823-9403

871-2485

新こうち未来

3人

823-9406

822-8119

山嶽会

1人

821-9070

823-9350

清和クラブ

1人

821-9020

823-9350

※ 山嶽会、清和クラブのファクス番号は議会事務局直通です。

目次へ

16 編集後記

 よさこい祭り本祭も2年連続で中止となり、何だか少し寂しい夏と感じている方も多いのではないでしょうか。よさこい祭りも今では日本国内外200カ所以上で開催されるビッグイベントとなりました。現在、市議会では有志が集まりよさこい祭りを原点から学んでいます。かつてここまで人や地域をとりこにしたお祭りは例がなく、踊らなくともその魅力を感じる夏となっています。皆さんも是非よさこいの原点を探ってみてください。

(議会広報委員)


                                                                     目次へ

 

 

 

 

 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)