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文化財情報 重要文化財 建造物 旧関川家住宅

指定

国指定 重要文化財 建造物 指定年月日 昭和49年 2月 5日

名称

旧関川家住宅

所在地・所有者

高知市一宮・高知市

写真

旧関川家住宅の画像
旧関川家住宅

解説

 土佐藩は長宗我部氏の遺臣たちに士格を与えて郷士とよんだ。郷士には庄屋や農業を営む者が多かったが、関川家住宅はその郷士・豪農の住宅として典型的なものである。屋敷は、客受けの式台、座敷、奥の間、仏間、女子[おなご]部屋、ヨウノ間、居間、台所、トリノマ、土間、炊事場のミズヤの間取りからなる。式台と座敷とは本床、脇床のある書院造りで接客部をなしており、式台とヨウノ間との天井には槍掛けがあり、士族の面影を伝えている。仏間を特に設けてある民家は極めて稀で、女子部屋は窓のない土壁の部屋である。接客部を除いた居住部は大きな柱や梁・桁をみせる民家風になっており、居間には囲炉裏がある。また仕切りも舞良戸[まいらど]という古風な板戸である。
 また、庇[ひさし]が発達しており、庇を大きくすることによって間数を確保している。
 屋根は萱葺きで、庇の部分は瓦葺きである。床の間の一角に「于時[ときに]文政二夘歳後四月上旬張之野田村大工弥左衛門作」と墨書があり、1819(文政2)年に建てられたか、改築補修が行われたものと思われる。
 この主屋の西側にある道具倉、米倉はともに明治前半ごろに建てられたものである。表門、主屋、道具倉、米倉の四棟が重要文化財に指定されている。