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令和4年8月5日 市長定例記者会見(議事録・Youtube動画)

会見項目

  1. 新型コロナウイルス感染症最新情報
  2. 2022よさこい鳴子踊り特別演舞について

  3. 熱中症対策、救急安心センター事業について

配布資料

会見内容

配布資料を用いて市長から説明

質疑応答

(記者)

 先程「♯7119」の説明があったと思うのですけれども,新型コロナの影響などで医療機関が逼迫する中で,救急搬送を抑えたいという,そういった意図もあって今回ご紹介されたということなのでしょうか。

(市長)

 その前から救急車両がいろいろ逼迫しています。日本はそこまでいかないんですが,例えばアメリカの場合は2台来ることがあります。いわゆる民営の救急車で有料なんですが,事故の場合もそうですけれども,まず公営の救急車が現場に行って,そこで判別して,重篤の場合は公営で無料で運びます。ただ軽症の場合は要望に応じて民間の有料で使うと,そういう仕分けをしております。 日本の場合も,東京が少しそれに似たような感じの運用を始めましたけれども,すぐそこにはいかないと思います。いわゆる救急車を本当に呼ばなくていい利用者が,救急車を利用されるというケースも散見されてますので,全国的にですけれども。そこを本当に必要な人の一定の入口の段階で整理をしていこうというものです。今は特にコロナで,そのあとに搬送が逼迫してるということです。消防の方で補足があったら,言ってもらったらいいですが。

(消防局救急課長)

 搬送の逼迫については,出動件数の増加もございます。昨年の1月から7月までの件数で比較しますと,今年の7月現在で1,360件増加しておりますので,過去最高を記録する見込みになっています。搬送困難に対しましては,照会件数が4回以上,現場滞在が30分以上という総務省消防庁の定義に合わせて見てみますと,この定義の方の50%以上を,発熱と呼吸困難がある方が占めておりますので,熱中症等の発熱がある場合にもこちらの方が疑われる可能性もございますので,非常に病院の方の決定までが時間がかかるような状況になってきています。

(記者)

 加えて,こういった救急医療がかなり今大変な状況の中で,よさこい祭りが炎天下で開催されることについて,賛否あるとは思うんですけれども,そのあたりについて市長はどのようにお考えかお伺いしたいです。

(市長)

 よさこい祭りにつきましては,感染がまた拡大しましたので,当然反対されるご意見もあると思っております。ただ,行動制限が今国の方もかかっておりませんし,全国の大きな祭りですね,例えば京都の祇園祭りとか青森のねぶたも,この間始まりましたけれども,全て基本的に開催をするということになっておりまして,阿波踊りも予定通り開催することになっております。賛否はあると思いますけれども,よさこいがもともと始まった契機が,市民の健康を祈願して始まってますので,我々はそういうことも踏まえて開催をしたいと考えております。第70回記念大会が来年になりますので,全国が注目をしております。今回の特別演舞も,全国からかなり見に来ますので,今の予定ではソーラン,名古屋のど(真ん中)まつり,原宿のスーパーよさこい,これが8月9日,10日辺りにかけて皆さん来高しますので,やはり注目してる一つの事例だと思います。70回記念大会にしっかりつなげていきたいと思います。

(記者)

 新型コロナの関係で,自宅療養者の方は高知市内で2,000人を超える状況だと思うんですけれども,その辺りのサポートといいますか,ケアが十分に回っていない状況があるのかどうか。そういった場合,どういった状況が今,高知市内で起きてるのかというのをお伺いしたいです。

(市長)

 今,ほとんどは自宅療養ということになっております。県内でも相当数の数が出てきています。県の昨日の発表のデータで,例えば,これは高知県内の全体ですけれども,もう7,500人が自宅療養になってますので,多分今の感染が拡大すると1万人を超えるのではと思っていますが,高知市でも今2,500人を超えてますので,この状況がずっと続けば3,000人を超える可能性があります。いろいろ課題が発生しておりまして,まず,医療機関での感染の特定がなかなか追いつかなくなっています。それで,昨日の夕方,厚生労働大臣が報告の項目の中身を簡素化する予定ということがあります。それともう一つ,保健所もなかなか追いつかなくなってます。医療機関の報告が遅れると保健所も遅れるので,保健所の方も逼迫してます。保健所は今,大体報告を受けると(事務処理が)毎日(夜の)2時近くが最終になっているということで逼迫しています。あと物資の搬送も,今,それぞれ地元のスーパー等でストックしてますが,ストックがなかなか追いつかなくなってますので,重点化をもう始めております。濃厚接触者のところの規制が順番に緩和されてますので,どうしても1人で買いに行けない方とか,という重点化の絞り込みを始めております。そういう意味もあって,一定の食料のストックはしておいてくださいということを,さらに呼びかけているところです。

(記者)

 先程のお話の中で,コロナ対応の政府の体制の見直しについて,市長が以前2類相当を当面維持するべきだというお考えをおっしゃってたと思うんですけれども,現在その考えは変わったのかどうなのかを教えてください。

(市長)    

 難しいところではありますけれども,後藤大臣に火曜日に会った時も,今直ちには動かせないと,今動かすと全国的に混乱をするので,今すぐには2類から5類に落とすということはしないと言っていました。ただ,多分尾身さんの提言を大体厚生労働省もすり合わせをしてるような感じでしたけれども,この第7波が落ち着いてから整理をするという話はしていました。ただ,課題はあるので,一つは一番に公費の問題です。全国知事会は,大分前から2類から5類に落としてくれという話をしてます。ただ,公費負担の問題というのは課題が残るので,分かりやすく言うと,インフルエンザワクチンと同じような感じになりますので,インフルエンザの場合は病院によってちょっと違うと思いますが,3,000円から4,000円ぐらい多分1回(の接種)で必要だと思います,高知で。多分東京で打つと,自己負担が5,000円近くいると思います。それをどうするかという問題があり,その辺の整理を含めてやるということなので,大臣はしきりに二段階で見直すということを言っています。だから,その2類から5類へ落とす話については,二段階目の後の方になると思います。

(記者)

 市長のお考えとしては、そうしましたら第7波が落ち着いたタイミングでの見直しで,いわゆる公費負担の問題さえクリアすれば,5類相当の対応に引き下げるべきだというお考えですか。

(市長)

 オミクロン株は正式に言うと,何株かというのを特定ができてないですけど,多分200株以上あると言われています。今すでに出たものでは,BA5型というものですけれども,次のBA2.75型のケンタウロスというのが,もうすでに発生をしてきています。2類から5類に落とす前提というのは弱毒の場合なので,強毒性のものが出てきたら多分落とせなくなると思います。だから,今の段階での弱毒性の場合は,2類から5類に落とすのは現実的な議論が始まるということで良いと思いますが,多分世界で今流行り始めているのは,次のBA2.75で,その次は分かりません。弱毒という前提条件のもとでの2類から5類の変更ということで,強毒になったら無理だと思います。

(記者)

 関連して,今,政府が感染者数の全数把握をやめるということや,一般の医療機関でも診療,治療できるように見直しを検討していると思うのですけれども,その点,岡崎市長としてはどういうお考えでいらっしゃいますか。

(市長)

 正確に言うと,厚生労働大臣は全数調査をやめるとは言ってないです。ただ,尾身さんと一緒に医師会の会長が言ってるので,医師会の病院の負担が大変なので,もう全数検査はやめてくれという話なんですが,多分,厚生労働省の健康局,医政局はじめ,厚生労働省は多分全数調査は要ると考えていると思います。だから全数調査はやめるとは大臣は言っていないです。ただ全数調査の中でも,個別表の個票があるわけです。入力する項目がたくさんあって,それはもういい加減にやめてくれという話があるので,簡素化されますけど,例えば国内で発表してるように,今,多分30万人近く(感染者が)出てると思うのですが,国内の総数が発表できなくなるので,それは駄目じゃないかというのが厚生労働省の今の判断です。だから全数調査はやるけれども,調査の中身を簡素化するのが多分今の判断だと思います。

(記者)

 市長の考えとしてはどうでしょうか。

(市長)

 全数調査は要ると思います。そうしないと高知市内の発表とか,県内で何人かというのは分からなくなるので。分からないのはまずいと思いますね。

(記者)

 全数の把握は維持しながらも,いわゆる報告の項目をかなり簡素化するべきだというお考えですか。

(市長)

 そうですね。ただ2類から5類に落とすと,患者数の特定の仕方をどうするかというのがあります。ただ,インフルエンザの時も,5類ですけど,保健所で大体の数を押さえてます。インフルエンザの場合は,病院から保健所に連絡が来るようになって,保健所がインフルエンザの警報を出したりします。インフルエンザがこれだけ流行ってるので警報出しますとかいうのを,県がやってるので,そういう意味で件数把握は要ると思います。

(記者)

 現状どこまで詳細に報告をしてるかを僕も詳しく知らないので,恐縮なんですけど,現状どういう状況で,具体的に報告する項目も,ここまで絞り込むべきだというところを,市長のお考えがあれば教えてください。

(市長)

 まだ国から文書が来てないので詳細は分からないんですけれど,新たに報告を求めないという項目の中には,いわゆる削除するというのは,ワクチンの本人の接種の回数,いつ発症したかの発症日,診断をした日等の項目については,もう入れなくていいということが言われています。ただ,まだ文章が来てないので分からないですけど,全体として件数はつかむ予定なので,全部やめるということではないです。

(記者)

 全数把握は維持するべきというのは,いわゆるその感染者数の増減を政府として把握して,何とか対応に活かすべきだからというお考えですか。

(市長)

 基本は何のために把握するかというと,感染予防対策のために把握します。例えば,地域性もあるので,高知(市)で流行ってるけど幡多郡内で流行ってないとかですね,地域性を抑える必要もあります。そうすると集中的に高知県の中央部をブロックしていく,そこから患者が出ないようにするとかいう対策をとるので,そう考えると,やはり調査が要ると思います。

(記者)

 もう1点,一般の医療機関で診療,治療を行えるようにすることについてはどうでしょう。

(市長)

 それはやっぱり要ると思います。今はコロナ病棟,コロナ病床だけということで,多分,一定協力してもらっていますけれども,一般病床で診療可能ということになると,その医療のベッドの逼迫という話は無くなるので,一般病棟での診察ということは,当然考えていくべきだと思います。もう多分,すでに東京都は80%超えてると思うので,一般病棟,一般病床で診ないと無理ですね。

(記者)

 今伺ったこと以外で,保健所や病院等が逼迫してるので,何か保健所業務もしくは医療体制で,現状からこう緩和するべき,若しくは減らすべき作業について具体的にお考えがありましたら教えてください。

(市長)

 基本的には患者数というのをやはり把握すべきだと思っていますけれども,入力の項目が非常に細かくて多い。それから,これは全額100%国費の対象になってるので,詳細が分からないところがありますが,かなり多額の公費を国から出さないといけない,全数を審査会にかけているという話なので,もう多分無理です,そういうものは。だから項目数を減らして,全体の数字を把握するけど,内容をもっと重点化して絞っていく。例えば,65歳以上を重点化していくとかしないと無理だと思います。

(記者)

 長くなりましたが,あと県の浜田知事が行動制限の基準というか対応ステージの見直しをして,どちらかというと行動制限というよりは,その社会経済活動を優先するというところで,現在をもっても行動制限をしないような作業ステージの見直しをしてると思うのですけれども,その辺,市長としてはどうお考えですか。

(市長)

 オミクロンのBA5型だったら,東京都の小池知事も行動制限しないと言ってましたけれども,やはり経済活動を止めないというのが国の判断でもあるし,今のBA5型であれば,その判断は正しいと思います。次のBAの2.75型は,BA5型の感染力から,さらに1.3倍高いと言われてるので,置き換わった場合に,それが多分第8波になると思います。尾身さんはいつも言われてるように,後ろの波ほど高くなるというのは,感染症の一つの普遍的な現実で,第8波はさらに第7波より多くなるということなので。ただBA2.75は今のところ弱毒性なので,今のところ行動制限をあまりかけないのも大丈夫ではないかなと思います。

(記者)

 旧統一教会との関わりについて確認したいのですけれども,岡崎市長はこれまで旧統一教会との接点であったり,若しくは祝電を打ったりとか,そういうことも含めて,何か関わり,接点があれば教えてください。

(市長)

 公的な記録を残している分は,秘書でチェックしてますけれども,祝電とかメッセージを送ったことはないです。ただし,知人がいるので,知人に呼ばれて行ったことはあります,そこの場所に。梅ノ辻にあるので,そこには行ったことがあります。

(記者)

 そこの場所というのは,どこを指していますか。

(市長)

 高知県の本部です。

(記者)

 それは,なんか挨拶というか。

(市長)

 そうですね。それは,いわゆる公務でもないのでプライベートで行ったということです。だから公務の日程には入ってないです。

(記者)

 それは選挙活動の一環ですか。

(市長)

 ただ選挙の時ではなかったので。ただ,1回来てくれませんかという話があるので,まあ行きましょうかって。前の統一協会とは違い,もうコンプライアンスがしっかりしてますので,と言って誘われたので,1回だけ行きました。数年前ですね,ちょっと記録は残していませんが,選挙の時とは重なってないです。

(記者)

 期数でいうと何期目ですか。数年前ですか。

(市長)

 数年前だから,今の期数ではないように思いますが,4期目あたりの時だと思います。だから選挙の直前とか,そういう時期ではないですね。

(記者)

 お金のことを含め,そのいわゆる選挙活動だったり政治活動への支援っていうのは,もらってるのかどうなのかというのは。

(市長)

 それはないです。ただ我々知らないところで,例えば,後援会の報告会とかがある時にチケットを買われていたら分からないですけれども,我々から頼んで引き受けてもらったとか,そういうことはないです。

(記者)

 あと,数年前にその本部での挨拶というのは,どういう趣旨の会でどういうことをおっしゃったのか。

(市長)

 一応,東京からお客さんが来るので,ちょっと挨拶してくれないかという感じでした。

(記者)

 差し支えない,言える範囲まで,お客さんってのはどういう。

(市長)

 名称は覚えてないです。旧統一協会の関係のお客さんが来るので,挨拶してくれないかということだったと思います。名称は覚えてないし,紙(案内文書)をもらってないので分からないです。そのことが1回だけなので,関わりは基本的にはないということでいいと思います。公務の関係では全くないです。

(記者)

 知事がおっしゃったような,そのいわゆる選挙で,挨拶回りの一環で訪ねるということもなかったんですか。

(市長)

 それはないです。

(記者)
 そうすると,その会1回出席されて,挨拶された1回のみということですね。

(市長)

 1回のみです。

(記者)

 分かりました。

(市長)

 他の宗教団体も,ちょっと呼ばれて来てくれないかということがあるので,いくつかの宗教団体のところの会とか呼ばれて行ってご挨拶したことがあるので,そういう類のものです。

 

                                                                           以上

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