ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織一覧 > 広聴広報課 > 令和4年4月15日 市長定例記者会見(議事録・Youtube動画)

本文

令和4年4月15日 市長定例記者会見(議事録・Youtube動画)

会見項目

  1. 新型コロナウイルス感染症最新情報
  2. 北部子育て支援拠点施設の開設について

  3. ゴールデンウィークの渋滞対策・イベントについて

  4. 市税のコンビニやスマホ等での支払いについて 

 

【市政記者クラブ幹事社から代表質問】

    1.よさこい祭りについて

    2. 南海トラフ地震対策について

配布資料

会見内容

配布資料を用いて市長から説明

質疑応答

【よさこい祭りについて】

(記者)

  今年のよさこい祭りについて,コロナでの開催を目指す案がある一方で難しいとの声もあります。今年のよさこい祭りの開催について,市ではどう考えていますでしょうか。コロナの感染が収まらない中での準備や対応について教えてください。

(市長)

 そろそろ全国的に,今年のよさこいの大会をどうするかということを決める時期になってきております。ソーランも多分,フルスペックではできないと聞いてますが,開催は正式に決定したように聞いております。昨日,全国市長会があり徳島市長に会いました。お話を聞くと,会場を2か所にして阿波踊りをやると,一番大きな会場もあるので2か所でやると,市長から聞いております。現在,よさこいにつきましては,この2年間残念ながら中止になりました。よさこいは,100億円弱の経済効果がありますので,今年はどういう形にしろ,ぜひやりたいと考えております。現在,商工会議所を中心に,高知市も加わって鋭意協議中でございます。パターンを3パターンぐらい考えながら,協議中なので最終は決まっておりませんけれども,中身の詰めを今行っております。各競演場等にもアンケートをとりながら,スポンサーにも一部アンケートをとっているように聞いていますが,できるだけ,形はどうであれ,やる方向で今協議をしているところです。よさこいに関しては,全体の会とその他の部会がありますので,総務部会とか,その辺を先に整理をしながら,最終の方向性を決めていくという予定になっております。

 ただ,おそらくフルスペックでは無理なので,各地区の競演場で賛否が分かれてますので,全部の競演場を使ってフルスペックでやるというのは,多分無理ではないかというのが,みんなの共通認識です。どういうふうにやるかというところを今,詳細詰めているところです。もう少し,お時間をいただいて,最終,商工会議所を中心にして決めていくという状況です。

【南海トラフ地震対策について】

(記者)

 何度か,お伺いしてるんですけれども,市長常々,南海トラフが起きる確率が高くなっているという話をされてらっしゃる中で,なかなか対策としては進んでいないという部分があるかと思うんですけれども,現状進まない部分について,どういう認識でいらっしゃるのか。

(市長)

 どの部分が進んでない?

(記者)

 例えば避難所不足とか,それから災害時の要支援者の部分ですね。このあたりが一番,高知市にとって大きな課題かなと思っているんですけれども,その部分がなかなか難しい現状についての市長の認識と,あと細かいデータの部分は後でお伺いしますので,今後,対策をより早く進めなきゃいけないという決意のほどをお示しいただければと思います。

(市長)

 それぞれハード関係を含めて,我々が避難所での,いわゆる災害関連死を防ぐという意味でも,浸水をしない小学校には,今,マンホールトイレを設置をしております。今年度予算でも計上しております。令和7年度までで,浸水をしない小学校についてはすべてマンホールトイレ,全部がマンホールトイレではなくて別のトイレもありますけれども,設置をするということで,今年度も予算を組んでいます。それと高知市をまず震災のときに,一番守るための効果があるのは,三重防護だと思います。14ページに表をつけておりますが,国土交通省が赤のラインを国の直轄工事でやっていただけるということになっております。この終了年度が,今の目標年次で令和13年度までですので,あと10年くらいということになっています。青のラインは,国からの補助事業で県が施工するということです。例えば直轄工事でいうと,高知新港の裏手にある,いわゆる海岸線,それからここには出ていないですが,長浜の花街道等がかさ上げと耐震化の粘り強い堤防工は終わっております。いわゆる引き波で持っていかれないようにと。第2ラインの海岸線の堤防は,すでに終わっています。第1ラインは結構時間がかかるので,それぞれ第1ラインの堤防を,今延長しております。これから本格的に出てくるのは,浦戸の入口に固定式の堤防を作ることになっていますので,そこに浦戸湾の湾口入口の赤の出っ張りがあると思いますが,これが固定の堤防ができる予定です。

 それから津波は,種崎と三里の間が閉まってますので入りにくいんですが,入ったら出にくいので,例えば,長浜川を遡上してくる可能性があります。地図の左側の方なんですが,赤いところに白いポチというのがあると思いますが,この白いところが水門の場所です。木材団地とか,十津の方とか,長浜川の入口,これは,今,水門がないので,津波の時には長浜川の水門を閉める,ということは水門を造るということなので,三重防護が完成すると,国土交通省は,L1では市内に津波を入れないというのが大きな目標なので,かなり防げると思います。ただ,L2は300年前の1707年の宝永の地震の時に,種崎・三里側を乗り越えてます。1707年は,東日本大震災級で乗り越えて,「種崎・三里草一本残らず亡所」とお寺の記録で書かれていますので,今の陸前高田とか南三陸町と同じ状態に,1707年になっているという状況があるので,一定,やはり乗り越えてきます。ただ時間は稼げるので,三重防護はハード上では一番の効果があると考えております。国土交通省に,事業の進捗は今後とも働きかけていきたいと思います。ソフトで言いますと,ご指摘をいただいた,まず避難の場合の,施設の数が足りているかどうかというところがありますが,今まででいうとコロナの前でしたら,避難者1人当たり2平方mが基準になってます。ただコロナの感染時には4平方mということで倍になるので,従来の2平方mでいうと,L1の避難者の想定では足りてるんですが,コロナ感染時に,もし地震が起これば,ちょっと足らないということになります。もう一つは,L2ですけれども,東日本大震災級のL2でいうと,発災の1週間後の避難者が11万2千人ということになってますので,今のところ,2平方mで計算しても4万人足らないということになっています。その対策として,一つは広域の避難ということがありますし,もう一つは,例えば,今現状でも南国市になりますが,岡豊高校とか,清和女子中学校のように,県立の高校や南国市等の支援を得て,避難所として指定をしているところもあります。広域避難のそれぞれの周辺,特に近隣の土佐市・南国市・香美市・香南市辺りになりますが,おそらく,一番津波の被害を受けないのは香美市で,標高がかなりあり,10数メートルから20メートル以上あるはずで,香美市は大丈夫なので,その辺が一つの広域避難の主体になろうかなと思っております。今後とも,県立高校,それから,基本的な体育館を指定してますけれども,例えば校舎を使うとか,いろんな工夫がいると考えております。

 もう一点の,要支援者の個別の避難計画ですが,全体,75歳以上とか単純に拾うと,3万7千人近くが対象になっておりますが,国の方も制度の見直しをかけましたので,例えば自分で逃げれる方,高齢者の方でも元気な方がおられるので,75歳以上の(年齢要件で),今,要支援者になってる方でも,ご自身で逃げれる方がおられるので,その方々についてはセルフプランのように,ご自身で計画を作っていただくということも出てきます。現在75歳以上の(年齢要件のみで,名簿提供の)同意をいただいた方が1万8千人ぐらいいるので,令和4年度中に,それぞれ4回に分けて(引き続き名簿への掲載の意思確認及び)マイプランの計画書も含めてお送りしますので,全体数はちょっと減ってくると考えております。それから,南海トラフの地震の関係もありまして,この間,震災の復興計画の会が初めてありました。座長が工科大の磯部先生で,海岸工学の世界的な権威で,日本でもトップなので,磯部先生にも,その時もお願いしておりますけれども,今,例えば三重防護が完成した場合に,L2の津波災害がどこまで抑えられるかというデータはないんです,まだ今のところ。県が作った高知市内が,半分以上水没するというデータをいつも使ってますが,あれをもう1回見直したらどうかということが,共通の皆さんの意見になっています。今回,磯部さんはそういう意味で専門家なので,国土交通省に県の方から正式に要請して,三重防護が完成したら,L1はもう津波を入れないというのが明確に国交省が目標として示してますが,L2の場合にどこまで浸水が食い止めれるかというのを科学的に出して欲しいというのを,正式に国交省の方に要望するということになってますので,それが出てくると,現況,例えば4万人足りないとかという所も,もっと軽減されてくると思います。総合的に考えていきたいと考えております。

(記者)

 先ほどのお話の中で,香美市との広域避難ですね,これ具体的に新年度がどう進められるかをもう少しお伺いしたいのと,それともう1点さっき磯部先生の委員会の話ありましたけれども,その中で市長も委員を務められている事前復興計画というのが出てきたと思うんですけれども,その受け止めについてもう一度お願いします。

(市長)

 香美市長も先の選挙で,今週の月曜日から任期が始まったと確かおっしゃってたと思いますが,昨日ご挨拶に来てくれました。香美市長の方からも,広域避難で我々も協力するというお話はいただいております。香南市はやはり,沿岸部に津波が入る可能性があるので,香美市がそういう津波等に対しては,かなり避難所の候補地に有力になると考えてますので,今後また詳細的に,どういうふうに考えていくかということは,お互いの防災対策部を中心に協議をしていこうと思っております。それと,これから重要になります,復興のまちづくり計画ですけれども,磯部先生は,かつては日本の土木学会の会長でもありましたし,東北地域の全体的な復興計画にもともと関わってきて,1回高知に動いてきてからは,委員さんを引かれたりしてますけれども,東北で実践されてる方なので,事前の復興計画というのは非常に重要になると考えています。この間の会で,一定市町村がどう計画を作るのかという指針が出ました。その指針を中心にして,沿岸部の19市町村が,令和4年から令和6年にかけて一斉に着手をするということが出されてきました。19の沿岸部の市町村が着手を,それぞれ遅れないようにやるということになりましたので,我々も,その指針をもとにして,まずプロジェクトチーム(PT)をやると思います。いつ来るかわからないし,大分先に来る可能性があるので,若い方々を中心にPTを組もうかなと思っています。南海トラフが来ても,残っている職員,年齢的にですね,ということを踏まえて,若い職員を中心にPTを組もうと思っています。やることがたくさんあるので,という状況で考えています。

(記者)

 さっきのプロジェクトチームは,もう新年度早々に作るという理解でいいですか。

(市長)

 そうですね,人選します。

(記者)

 計画自体は,さっきの話だったら5年度末までに2年間をかけて作るということですか。

(市長)

 いえ,違います。それあくまでも着手です。

(記者)

 着手ですか。

(市長)

 こないだの指針では19市町村が,一斉に,令和4年度から6年度にかけて,あくまでも着手なので。

(記者)

 その中で,例えば高知市としてはどういう計画を作りたいのかという部分と,それとあとやはり非常に課題の中で住民合意が難しいと話がなってますけれども,この辺りをどうクリアしていくのか,そこを少しお話ししていただければと思います。

(市長)

 事前の内部の会でも常々申し上げておりますが,黒潮町が事前の高台移転というのをかなり個別に綿密に,各家庭の方々と協議しましたが,結果的にはやはり動きたくないということもあって,全体が移るという話は,なかなか成立はしていないです。我々も,三重防護が完成すると,L1は一定防御できるので,基本的には,現位置で復興するか,高台へ移転するか,いくつかの選択肢があります,5つぐらいの。基本的には現位置での復興を目指そうとしています。

 ただ1点,先ほど申し上げたように,次の南海トラフ地震が例えばL2で,種崎・三里が,分かりやすく言うと飲み込まれてしまったら,そこにもう1回住家を建てるかどうかと考えると,東日本大震災の実例を見ると,多くの津波で被害があった場所には,基本的には住家は,建築制限をかけて建てらせないということになっています。事業所は,いろんな企業活動をしてますので建築確認をしますが,住家は建てずに別の団地へ移っていくというのが,東日本の実例なので,それを参考にしたいと考えてます。基本は現位置で,復興を目指すとしています。

【テーマほか質疑】

(記者)

 よさこいの開催について伺いたいんですけれども,先ほど市長の説明の中で,3パターン考えているとおっしゃったので,改めてその3パターンがどういうものなのかという所と,3月議会の方で,屋外の開催に強い意欲を話してらっしゃったと思うんですけれども,一方で先ほどの説明だと,フルスペックはなかなか難しいというお言葉もありましたので,現状の考えだと,感染状況とよさこいの開催の意味とか効果を考えたときに,例えばその会場を絞るとかですね,何かの対策を講じた上での屋外開催を目指したいというお考えなのか,その辺を伺いたいです。

(市長)

 3パターンについては,今日,観光の課長が来ていますので,後ほど少し説明します。それで,基本的には高知のよさこいの本質というか本旨というか,一番の醍醐味はやはり流しなので,地方車と踊り子が流して練り踊るというのが,高知の一番のよさこいの醍醐味なので,基本的なステージ踊りは,よさこいソーランあたりから全国的に出てきましたが,やはりあれはステージなので,我々はやはりそれぞれの競演場,もしくは追手筋が代表的なところなんですが,流しにこだわっています。競演場によっては全部は多分無理だろうなと思っていますが,例えば優先的に言うと,追手筋の競演場を何とか区切ってできないかとかですね,そういうものをいくつかの選択肢に置きながら協議をしているということなので,できれば屋外で,けれども最終的に屋外が全部協議した上でバツになったら,屋内というのはもう最終の選択と我々は考えています。一応,屋内もいくつか,多分会場がありますけれども,一定それを想定した上で会議所の方が抑えてると聞いてるので,それは最終の選択肢かなと思っています。

(記者)

 まず,その屋外で開催する場合は,その会場数を一定絞るということでしょうか。確認ですけど。

(市長)

 まず,その3つのパターンというのを,課長の方からちょっと紹介してもらいます。

(観光魅力創造課長)

 先ほど,市長が申しました3パターンは,先に新聞報道でもあったと思いますが,大きく分けての3パターンになります。一つ目がフルの開催,二つ目が一部会場,できるできないの会場を精査した形のBパターンと,Cが最終的な屋内のパターンということになります。会場を絞るというのは,あくまでよさこいというのは,各地区競演場で判断される部分がありますので,こちらが絞るというようなことにはならないと考えております。

(記者)

 あとすいません,なお確認ですけれど,最終手段ってことですけれども,やはり市長の考えとしては,できるだけ体育館というのは避けたいということですかね。

(市長)

 体育館は,もう最後の手段だと考えてますけどね。けれども,やむを得ず体育館になる場合はあります,その時の感染状況によりますけれども。

(記者)

 先ほどのよさこいの質問に関連してなんですけれども,体育館は最後の手段だとおっしゃっていますが,そういうふうにお考えになる理由はどういった所が挙げられますでしょうか。

(市長)

 高知の特色である流しにこだわっているということですね。体育館の場合は,もちろんできるし見せ方もそれなりに見せることができますけれども,どうしてもステージ中心ということになりますので,やはり最後まで流しにこだわって,それが感染状況に応じて,できるかどうかというところは,最後の選択肢になると思っています。

(記者)

 街への経済波及効果っていう点でも,やはりその体育館ではちょっと,っていう所もあるんでしょうか。

(市長)

 そうですね,そこはやはり経済波及効果は,ちょっと違ってくると思います。去年も,りょうまスタジアムで一定やろうということで準備していましたけれども,事前の調査では70チームぐらいが出てもいいよっていう感じであったんですが,実際に最後32でしたので,それと感染状況があり,直前で中止を余儀なくされました。施設の中の,例えば体育館とか,施設内で踊るということになると,参加チームはかなり減ると思われるので,できるだけ屋外の流しには,最後まで可能性を求めていきたいと思っています。

(記者)

 あくまでも振興会が主催ではありますけれども,そのあたりの判断っていうのは最終的にどれぐらいになるかなと見ていらっしゃいますか。

(市長)

 よさこいは昭和29年の8月から立ち上がったんですが,今年が69回で来年70回を迎えるので,来年の70回も見据えて,やはり今年判断しないといけないのかなと思っていますが,その立ち上がりの経過で,五者会というのがあります。商工会議所1団体でやってるものではないので,五者会の中に高知市も入っているので,あと運営のですね,高新グループさん含めて協議をするということになっています。よさこい祭りの総務部会というのがあって,五者会と通常言われてますが,五者が協議して決めるということになってます。最終は,今,部会で協議していますが,その上に我々が入った,総会があるので,そこで最終的に決めていくという流れになります。

(記者)

 チームですとか,関連事業者の中では,今年開催がないと来年以降かなり厳しい状況になるという声もありますけれども,そのあたりについてはどのようにお感じになられていらっしゃいますか。

(市長)

 よさこいは,商工会議所や四銀のリサーチ等が,経済効果は割と詳しく分析してますが,約100億円あるので,そういう意味でよさこいを完全な業としている業界は,結構困っています。例えば,鳴子を作ってる所ですね。ああいう業者さん,それから衣装を専門に作ってる業者さん,あとはインストラクターの先生方ですね。こういうところも,この2年間なかったので,それを完全な業として一本でやってる方は,かなり逼迫してると思います。そういう意味で,今年は何とかやりたいと思ってるんですが。

(記者)

 加えて,感染対策についてはどのようにお考えでしょうか。

(市長)

 分かりやすく言うと,アーケードをそのまま通常の状態で流すということは,まず無理だと思います。チームの方はコントロールできても,アーケードの中でずっと見学してる市民の方だとコントロールするのは難しいので,やはり一定,区切りながらということになろうかと思います。その中で,手指等消毒、マスクはもちろんなんですが,マスクを着用徹底するのと,手指消毒は,ある意味ゲート・ゲート等で,きっちり手指消毒していただいて,安全に観戦してもらうということになります。それから国の方も,イベントを開催して構わないと舵を切った代わりに,感染防止のための安全計画を作ってくださいというのが,3月17日に国から出ています,各県に対して。県の方からその通知を受けています。よさこいのイベントも5千人以上に当然なるので,観客含めると。その感染防止の安全対策を県に出して県の承認をいただくというのが,新たに3月17日付で出てきてるので,その計画を県に出して,それで県がOKということになればできるという組み立てになりましたので,その安全計画を策定して出すということになると思います。

(記者)

 三期中活のこと,中心市街地活性化計画についてですが。今,三期策定をやられておりまして,先日もここで会議やってましたけれども,それはメニューの中には西敷地の利活用も含めて委員さんにどういうふうに,三期やったらいいですかということを,お諮りしてるわけですけれども,その一方で,市の西敷地の利活用というのは,それとは関係なしにというか,並行して別チャンネルで進んでいると。これはおかしくないですか。要は中活の検討委員会の議論の結果がそこに反映されなければおかしいのではないかと思いますがいかがですか。

(市長)

 西敷地の利活用につきましては,それぞれ例えば西敷地利活用の方針の決定する前の委員会を含めて,方針決定はすでにしておりますし,議会でもご了解いただいた上で,その流れで今やっておりますので,現在,事業提案プロポーザルの提案等を前提としながら,その手前のいわゆる一定の方針を,今,議論をしていただいてる所です。だから当然,先ほど,少し触れましたけれども,並行してやっているので,特段おかしいということではないです。

(記者)

 選定ですよね。要は選定する時に,その中活の検討委の意向というものが,その選定に反映しないんですか。

(市長)

 もうすでに,議会も踏まえながらこれまで議論して,方向と流れのスケジュールというのは,大体ご了解いただいてますので,そこで,例えば完全にゼロにして,そこに新たに中活の別の委員会からの意見を新たにそこに乗せるという流れではなくて,もう一連の流れの中でやってますので,並行してやってるという言い方が正しいと思います。

(記者)

 委員は関係なしで,中活は中活で言うけれども,市の方は西敷地を決めますということに聞こえますが,それでいいんですか。

(市長)

 いや,関係なしとは言いませんよ。あくまでも並行してやってるので。もともと西敷地も,追手前小学校の統合の時からずっと一貫して変わっていないのは,いわゆる,より土地の高度利用を図るというのはもう一貫して変わっていない。土地利用計画を含めて,今回の都市計画のマスタープラン等でも,中心部においては土地利用の高度化,高度利用を図るというのは一貫して変えていないので,その流れの中でやっている。全然切り離してということではなくて,あくまでも並行してやっているということです。

(記者)

 じゃあ最後にいたしますけども。先日のここの会でも,その市が言ってる高度利用とは違う方向を求める意見が商店街の関係者からも出されておりましたけれども,そういうものを踏まえて、選定のときですよね。要は何を選ぶかという基準が非常に重要なポイントの一つではないかと思いますが,中活の議論の方向というのは。それを考慮して,プロポのその決定の時に選定に反映するということは並行してもできると思いますが,日程的にも。今年度中に決まるわけですので,中活は。それは当然,応援していくというか,管理していくとはならないで,おかしくはないでしょうか。

(市長)

 どういう要件を西敷地のプロポーザルの時に入れていくかというのは,大体絞り込みをしています。4項目でしたかね,項目を絞り込みしてます。その項目に沿ってプロポーザルを求めていくということなので,広場機能も付加していくということにしているので,全体が広場かどうかというのは提案内容によりますけれども。そういうものを踏まえて提案募集ということに繋がっていくので,いろんな提案が出てくるのではないかと考えてます。

(記者)

 よさこいにもう一度戻ります。先ほどの三つのパターンの話も出ましたけれども,実際に市民の方に,どういう形で開催ができそうだということを示すのは,今,月末の総会だという見通しが立っていますけれども,そのスケジュール感については特に変更ないという認識でしょうか。

(市長)

 月末にいけるかどうかというのはあるんですが,5月の連休明けになるとかいう話も,現場の方ではあるようなので。いずれにしても,来月の中旬あたりまでには最終的に決定しないと,基本的に準備に入れないので。例えば,振り付けとか衣装の発注とかですね,準備に入れないので,今月末はちょっと厳しいかなと思いますが。連休を跨ぐんじゃないかな。どうですか,最終。

(観光魅力創造課長)

 まだ最終決定まではいってないですけれども,ゴールデンウィーク明けになる可能性もあると聞いています。去年までは4月末に決まってましたけれども。まだ最終決定ではないです。

(記者)

 また県に承認をしていただく予定になってるその感染防止安全計画ですけれども,こちらは策定にどれぐらいの時間を,市としては。まず市の方での策定に要する期間ってのはどれぐらいなんでしょうか。

(市長)

 これはですね,高知市が策定するというよりは,さっき言いました五者会というのが共同でよさこいを運営し,よさこい祭り振興会というのが組織になってますので,会長が商工会議所の会頭の西山さんになりますので,商工会議所の会頭名で皆で協議して出すという形になると思います。

(観光魅力創造課長)

 すみません,安全計画に関しては,提出者はよさこい祭振興会になりまして,その内容を今,皆で協議している形になります。それを県に提出という形になります。

(記者)

 その安全対策の中でですね,いわゆる感染防止に関して,先ほどのマスクの着用,手指消毒徹底というのがありましたけれども,それより,例えばゴールデンウィークに実施する交通の緩和策というんでしょうか,先ほど発表のありました,こういうような他の手立ても考えることはあるのか,またそれについて補正を組む見通しもあるのか,ちょっと教えていただいていいでしょうか。

(市長)

 補正はちょっとこれからになりますけれども。例えば,感染予防対策の徹底と,先ほど言いました安全計画の中で,現況,やる方向で通常の予算に500万円乗っけてるんですけれども,それでは足りないという話も出てくる可能性もありますので,その場合は補正を組みたいと考えております。

(観光魅力創造課長)

 ちょっと補足で。県の方に,感染防止の安全計画を提出する形になります。ただ,承認というような正式な書面で出るような形ではなくて,提出して県が確認して受け取ると,いうような形になりますので,そこは補足させていただきます。

(記者)

 受け取るのは誰ですか。

(観光魅力創造課長)

 受け取るのは県ですね。

(記者)

 県が受け取って。

(観光魅力創造課 課長)

 計画が至ってなければ再度提出と言われてまして,問題なければ,受け取る形です。

(記者)

 北部子育て支援拠点についてお聞きしたいんですけれども。包括支援センターと地域子育て支援センターを一つにすることで,どんな効果が期待できるのかという所を改めて教えていただきたいのと,すでにオープンしている西部と東部では,どんなニーズがあるのかという所をお聞きしたいです。

(市長)

 西部が一番早く開けたのですが,西部が「ぽけっとランド」と名称をつけてます,子どもさんが遊ぶ所。今回,「こもれびテラス」というのがオープンする予定になっています。先ほどの説明資料の7ページをちょっと見ていただいて。ピンクで塗っている部分は個室の相談室です。ここは保健師等が,多分予約制になると思いますが,個別にお母さんから「うちの子,まだしゃべらないんで,ちょっと気になってる」こういうお話よくありますけれども,1歳になってまだしゃべらない,いずれしゃべれるようになるんですけどね,年齢差によって個体差があるので,そういうご相談とか結構多いので,こういう個室で相談を受けれる機能を持っております。それでプレイルームと,この包括支援センターの母子手帳を渡すとかいう所と一緒にしたのは,子供さんを連れて,例えば平日もしくは土曜日とかにここで遊んでる時に「いや最近うちの子ちょっと聞こえにくいみたい」とかですね,いろんな相談がやはりあります。単なるお母さんの杞憂で済む場合もあるんですが,いろんな相談があるので,ここに遊びに来たときに,ちょっと相談したいとかいうことができるようにというメリットは,あると思います。西部,東部でも,多分,そういう連携はとれてると思いますので,ちょっと遊びに来たついでにちょっと聞いてみたいというところは,対応できるようにしたいと考えています。本格的な相談は予約になりますけれども。

(記者)

 利用するお子さんの年齢とかは,どれぐらいまでを想定されていますか。

(市長)

 基本的には,乳幼児まで構わないんですけれど。この間見た感じでは,現場のスタッフでは,最近は0歳から3歳ぐらいの乳児が多いと言われているので,その乳幼児が中心になると想定をしてます。大体おもちゃの配置とか見てても,一番の年長さんの感じではなかったですね。そういう感じです。

(記者)

 どれぐらいの利用者が見込まれるんでしょうか。

(市長)

 今日、所管の部局が来てないので,また後でお知らせします。

(記者)

 よさこいの関連でちょっと補足で伺いたいんですけれども。感染対策,先ほどお話あったと思うんですけれども。考えられる対策としては,今回の当初予算の計上を上乗せで組んでるように,演舞場とか会場に検温と消毒のブースを2か所以上設けるという対策を想定されてるのか,プラスアルファ,次の質問にありましたけれども,何か人流を抑制するような,プラスアルファの対策っていうのも現状考えられるのかという所を伺いたいです。

(市長)

 ちょっと補足はしてもらいますが,いくつかあります。通常であればコロナと関係なければ,追手筋を踊ってきて藤並公園の前で給水所があり,そこで皆が水を飲んでいますけど,ああいう形態は取れないと思います,おそらく。どういうふうにするのか,それぞれに,例えば水のボトルを渡すのか,いろいろ詰めなければいけないので。ただそこに,例えばテーブルにコップをたくさん並べて水をザーッと入れて,勝手にどんどん取って,飲むというやり方はちょっとリスクがあるので,無理じゃないかなと思うので,給水をどうやってやるか。給水しないと倒れてしまうので。単純に考えると,うちはボトルにするかなという感じになるんですが,そうすると経費が上がってくるので,一人づつ小さいボトルを渡すということなると経費が上がってくるので,そういうことも含めて,全体進めていかなければいけないということですね。

 それともう一つは,会場をやるにしても,例えば追手筋の場合は,桟敷席もあるので,従前からクローズしてるので,クローズして入ってくるときに,一定消毒とか確認できるんですけれども,,踊ってきた西の方のひろめの市場の前とか,土佐女子の前とか,そういうのをどうするかというのがあるので,やはり密にならないようにという一つの基本でもありますし,国の関係でも,観客が見る場合は間を離してというのは,中であると思うので,通常言うと1メートル離してくださいとかいうのが,ここのところは1メートルとか明確には書いてないと思いますが,くっつかないようにというのはちょっとあるので,そういうのをアナウンスをするとか,していかないといけないと。もういくつかあります,細かいことが。

(観光魅力創造課長)

 まず,当初で500万円上乗せしてる分に関しましては,先ほどおっしゃられたみたいにブースを設けての分の試算金額なので,イコールそれで今回やりますというものにはならないです。一定これだけのものがいるんじゃないかという見込みで作ってるのが500万円なので,今はそれにこだわってるわけではなく,新しい計画を今練っている所です。

(記者)

 それはブースもなしになるかもしれないということなんですか。ブースは最低限設けますよということではなく。

(観光魅力創造課長)

 最低限ということではないですね。絶対やらなければいけないのか,もっとより良い方法があるのかも含めて検討中ということなります。

(記者)

 話変わりますけれども。西敷地についてちょっと改めての質問で恐縮なんですけども。これまで委員会等で議論もあってですね,その広場を中心にした整備を求める声ってのもあると思うんですけれども,改めてになるんですが,市長としてのお考えとしては,原案だと500平方m以上広場を確保するとなっていますけれども,おそらくその広場を求める方たちからすれば,そうじゃなくても広場中心での整備ということを求めてらっしゃるんだと思うんですけど,委員会でも,やはり市としては一定その収益性というか,民間の複合型施設でのその収益を市に納めて欲しいという考えがあるんだと思うんですが,その辺の公共性と収益性のバランスというか,その辺の議論にもなってるのかなと思うんですけれども,改めて市長としては西敷地の事業ですね,収益性っていうのを確保するということを重視したいというお考えなのか,またその理由についても伺いたいです。

(市長)

 収益性ということが先にあるわけではないですけれども,借地料が一定の高額になるので,その借地料が払える,そういう計画になってるかどうかというのは当然チェックします。いわゆるファイナンスですね,それはチェックします。だから借地料も一定高額になって,その高額の借地料が払えるかどうかというのは,当然ファイナンスを見るので,そういう意味で,先に収益性があるわけじゃないですけど,そういう形でチェックはします。いろいろ議論もありますし,議会も議論が分かれている所なんですが,500平方m以上の広場を求めるというのを一つの条件にしてるので,今後どういう提案があるかをそれぞれ見ながら,公開プレゼンテーション等があって,あとプロポーザルの選定委員会が別にあるので,民間の方々の選定の委員会があるので,そこの審査を見守るという流れになっています。

(記者)

 公募の話で,まだ未定な話だと恐縮なんですけれども,公募要件でですね,今現状広場部分とか公共性のある部分については,前回1,600万円という貸付料から一定軽減するというような検討もされてると伺ってますけれども,その辺は公募の要件として,例えば仮にほとんど広場で,貸付料を納めませんとただ公共的な部分なので軽減してくださいという所,というような提案も認めるような要件にするのか,それとも一定,市としては収益性ということだけではないのかもしれませんけども,その1,600万円からどれだけその軽減が可能なのかという所で,やはりそういう収益性の確保というところも,念頭に置いた公募要件にするのかっていう,その辺はどうなんでしょうか。

(市長)

 条件として,収益で一定これだけの,例えば収益があるとかいうのは,たぶん条件設定にはならないような感じがしますけどね。ただ,例えば完全な公園にするとかいうのが仮に出てきたらですね,その借地料をきちっと払えるかどうかという,ファイナンス上のチェックをします,当然,審査会で,ということになると思います。

(記者)

 春野の小松の沼の問題に関して,以前現地の住民さんに,行政代執行というのは難しいというような説明をされてたかと思うんですけれども,今,現状としてはどういう状態になっているかっていうことと,あと,盛土規制法の,国が作る新しい盛土規制法の適用とかもできるかどうかについてということを検討するということを議会でも話されてましたけれども,その辺も,どういった状態かっていうのを教えてください。

(市長)

 まず,後段からいきますけれども,盛土規制法は,今国会で審議中です。国会でもいろんな意見が出てるように聞いておりますので,国会の審議をちょっと見守っている所です。いろいろ,多分,国会の中でも議論があるようなので,一律に全国同じように規制ができるかどうかとかいうことが,ちょっと議論になってるように聞いておりますので,事前点検は,全国点検について国土交通省から指示があったので,一定行っています。ただ目視の点検が主なので,目視からもう少し詳しい調査をするように,新たに通知が来てるようにも聞いています。それで盛土規制は結構難しい所があって,全国的な共通の規制法はいるんですけどね。例えば我々の土地保全条例でも一番難しかったのは,農地ですよね。農業者は農地の土をいつも切ったり動かしたりしてるので,例えばそういう兼ね合いをどうするか,農地を作り込んでいくために山を切って畑にしたりするのはやっているので,そういうものまで盛土規制法でやるのかどうかというのは,多分国会の中でもいろいろ議論があるようなので,そこは,国会の議論を見守りつつ,最終,盛土規制法は多分通るんでしょうけど,運用上の政令とか,指針をよく確認しないと,どこに適用になるか分からないので,農地までどこまで適用するのかどうかということはまだ見えてないので,そこは注意深くは見ていかないといけないというのが,一つです。

(中澤副市長)

 今の小松の沼の状況ですけれども,市長が参りまして市民の方々と協議した後ですけれども,現在,実際そこを造成された事業者の方と市とで何回かお会いして話し合いも行っております。そうした中で事業主の方からは,あの土地を元の形まで,土地の土を除けて撤去しますというお話はいただいております。具体的には,何月頃にどれぐらいの量の土を出しますというようなお話もいただいておりますけれども,ただ実際あそこの土の量が20万立方m以上という多い中で,お話があるのはまだわずかですので,なかなか今いただいてるお話の中では,それが元の形になるまでほど遠いような数値です。また一方で,地元の方々にもそういった事業主の方と話してるということについて,お会いしてご報告を申し上げておりますけれども,地元の方々からもやはり,今のペースではなかなか,言われるような元の形にはならないじゃないかという危惧もされています。一方,私ども市といたしましても,今後とも事業主の方に,そういった元の形に戻すというお話ですのでそれが実行できるような形で,これがもう何回もですね,話し合いしながら,またこれから具体的に土が出ていくような形になろうかと思いますので,そういった状況につきましても定期的に実態把握をしていくという方向で今考えているところです。

(記者)

 業者さんが,これから具体的に土砂を搬出しだすっていうようなことを言い始めたっていうこと自体はこれまでなかったことなんでしょうかね。

(中澤副市長)

 そうですね、これまでは具体的にこういった話までできてなかった実態がありますので,やはり最近になって,高知市としては告発もしましたし,そういった中で,事業者の方が方向性を変えてきてこられたんじゃないかなという思いはしています。

(市長)

 その点は一つの前進だと思いますが。けれども最終的にやはり届出通りに,上を除けていただくというのが一番の肝なので,地元もそこを強く求めているので,そこはずっと今後とも継続的に確認をしていきます。

(記者)

 すみません。ちょっと確認1点ですけれども,今のお話でも,並行してやっていって見守っていくとその手続きを,というのが市長のスタンスだと思いますので,特段,違うから,何か選定にこういうものにしていきたいというような,ではなくて提案による,よってその選定委員会の方に任せるということだと思いますが,その三期中活の中でも,空間を中心とした大きい箱物はいかんと,中心市街地活性化のためにならないという議論が出ていると,ホテルの関係者からはホテルは困るという声もあります。そういうものが,その選定の段階で,提案がどうであれ,市側からこういうのも踏まえて選定してくださいということにならないのですか。関係なしなのですか。ただ見守るだけですか。

(市長)

 関係なしではなくて,実施方針を決める段階から,例えば前回の場合は,いわゆる住家としてのマンションの建設というのが入っていましたけれども,それを認めていくのか認めないのか,例えばホテルの申請があった場合にそれを事前の方針として,実施方針の中で,前提として認めていくのかどうかというのは,当然考えながら実施方針を今立ててるので,一定そこで市の意思も考えながら,その実施方針の委員会の中でも揉んでもらっています。だから全然関与してないということではないです。

(記者)

 さっきから言っているのは選定の話なので。具体に選定するときにどういうものをあそこに作るかということに対して,市民や関係者の強い要望を反映させるような,そういう動きを市長はしないのかと,もうそれをお任せするということなのか,ということを聞いております。選定の場合です。今しきりに市長は,実施方針の手前の話をしますけど,出口の話をしておりますので。

(市長)

 まずは入口のところの実施方針の流れがあって,これからプロポーザルの時にプロポーザルの具体的な要件案をまた審議してもらうようになりますので,その中で一定議論をされていくと認識しています。

(記者)

 議論されていくということですね,だから市長としては,特段の関与的なものが,市側としてプッシュしていくことはないと,関係ないと。

(市長)

 関係ないとは言いませんけれども,あんまり深く立ち入ると事前審査になってしまうのでこっち側が,だからその辺はちょっと配慮しながら考えていくということです。

(記者)

 先ほどちょっと出た小松の沼について確認させてください。まず一つ目なんですけれども,20万立方mの小松の沼の盛土ですけれども,先ほどの話ですと造成業者から一部撤去すると,他の造成地への移転が想定されているかと思うんですけれども,これ20万立方mのうちのどれぐらいかという話がなされているのか,また,その業者,造成業者じゃなくて,引き取ってくれるという業者に,本当にどれぐらい土砂が取れるのかというような確認を市側がしているのか,このあたりちょっと教えていただいていいですか。

(中澤副市長)

 ちょっと引き取る側の業者に確認してるかどうかというのは,私ちょっと確認はできてないので申し訳ないんですけれども,大体いくつかの業者で,それぞれにどれぐらいの土砂を欲しがっているので搬出しますというような所の数値とかは,いただいてます。それが大体,何月から何月ぐらいに出しますとか,そういった話はいただいてる所です。

(記者)

 その数値が20万立方mのどれほどになるんでしょうか。

(中澤副市長)

 いやまだ,先ほど言いました,本当にそれは1万立方mまでいかないぐらいです。まだわずかです。

(記者)

 うちの取材でも,いくつかの業者が手を挙げられてるのは確認していて,もうほぼ各業者それほど受け取らないと言っているかと思うんですね。そうすると実際に20万立方mのうちの違法造成分が,元に戻るというのはなかなか見通せない,と思うんですけれども,そういう認識で合ってますでしょうか。

(中澤副市長)

 そこの判断はそれぞれがされることだと思いますけれども,造成された事業者の方は,一応私どもの方には当初の図面通りに戻すというお話もされておられますので,これからも努力していただいて,ぜひそういった方向にやっていただくように,我々としても業者と話し合っていきたいと思っております。

(記者)

 またその同一の造成業者が同じ春野地区で,指導を受けてる最中かと思うんですけれども,こちらの方はどうなってますか。

(中澤副市長)

 現在,造成が止まってると聞いておりまして,確かに当初の届出から,かなりはみ出してるという話を聞いておりますので,この小松の沼につきましては,私ども市も大分遅くなりましたけれども,早くですね,そういった指導の方は行っていこうということで,今作業を進めているところです。

(記者)

 聴聞の日程は決まってますか。

(中澤副市長)

 いや,それはまだ聞いてないです,私の方は。もしあれでしたら,所管の方に確認していただけたらありがたいですけれども。

(記者)

 わかりました,ありがとうございます。

                                                                        以上

 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)