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令和2年9月2日 市長定例記者会見

会見項目

  1. 新型コロナウイルス感染症最新情報

  2. 第479回高知市議会定例会提出議案の概要

配布資料

会見内容

配布資料を用いて市長から説明。

質疑応答

(記者)

 2点お願いします。まず配布資料4ページのかるぽーとの改修についてですが,40億円ということなので,かなり金額的には大きいものになろうかと思いますが,市の財政も厳しい中で,市の財政に与える影響というのはどういうふうに市長は見ていらっしゃいますでしょうか。

 

(市長)

 かるぽーとですけれども,2001年にオープンいたしまして,オープンするまでには相当の議論と,また文化系の方々の強いご要望がありました。これは,かるぽーと自体が当時の建築の総事業費でいうと約190億円かかっていまして,ただ,利用率は非常に高いですので,文化関係の複合施設,これはコンサートホールだけではなくて,中央公民館がありますので,日常的に文化活動,文化活動は幅が広いですので,かなり高い利用率で利用されています。建物の躯体,建物全体は大丈夫なのですが,設備関係,電気設備とか音響,照明,こういうものはだいたい機械ですので,耐用年数が十数年ということにたぶんなると思うので,特に我々が心配しているのは,かるぽーとは照明を含めて吊り天井みたいに天井に設置をしているものがかなり多いので,落下による事故です。やはり,早めに安全な確保をしておかないと,もし例えば照明を含めて落下による事故ということになると,皆さま方はたぶん分かると思いますけれども,相当,物が重いので,場合によっては人が亡くなる可能性もあるので,安全対策を含めて,20年経過しましたので,設備の更新をしようというのが,今般の,40億円という非常に大きい額になりましたが,どうしてもやらざるを得ないという対応です。それで起債が,公共施設の適正管理,分かりやすく言うと施設の長寿命化に充てる,そういう有利な起債が入っておりますので,充当率90パーセントで起債発行額の4割位の交付税でバックされるので,この起債があるのでできたというのが今般です。ただ問題は,2024年ぐらいまでかかると思いますが,その後また20年かかってくると,また同じ位いるので,今回はこれを精査していますのでやりますけれども,令和5年に完了した後,また20年精査してどの位かかるかというのをはじき出したうえで,そこではちょっと,専門的な外部からのご意見,第三者的な立場でのセカンドオピニオンのような形のご意見をいただいたうえで精査をしていきたいと思います。その時にこういう財源があるかどうかも分からないので。

(記者)

 そこで,その前市政時代のことだと思いますが,当時市長は財政課におられて,基本建設の時にも,そういう20年後,40年後位にこれ位のその改修の見込みが必要だとか,そういう話というのは想定をされていたことなのでしょうか。

 

(市長)

  まずいくつか議論がありました。190億円という非常に多額の建設費になりましたので,当時は地域総合整備事業債,いわゆる地総債等がありましたので,だいたい大規模なものは地方では地総債で整備しています。我々も地総債で整備をしました。それで,建てた後のランニングコスト等については,そこにはだいぶん議論がありました。まず,単年度ごとにかかる人件費を含めたランニングコスト,最初たぶん立ち上げの段階では,年間で4,5億円かかっていたと思います。今はちょっと圧縮していますけれども。その問題が一つ,それから設備の更新が当然来ますので,設備更新の時期に大規模な改修が入るというのは当然想定していました。予定からいうとちょっと引っ張った感じにはなっていますが,もう20年が経ってますので,事故がいちばん危ないので,そういう意味で,今回は投資をしなければいけないという判断です。

 

(記者)

 ありがとうございます。すみません。もう1点,桂浜荘のところですが,補正が4,371万円というので,どうでしょう,桂浜荘は,利用料金制というか,指定管理料を払うわけではなくて,利用料金の中から市に一定額をもらっているという形だったかと思うのですが,そうしたら,そういう納付金も免除する形になるのでしょうか。

 

(市長)

 桂浜荘は,他の旅館・ホテルと同じように3月からコロナの影響を色濃く受けておりまして,4月から7月末位までは休業しておりました。その間休業補償,職員の方々の雇用調整助成金は,休業補償等をいただきながら,運営というか,とりあえず休業をしていましたけれども,8月から再開しております。この点は中澤副市長がずっと担当していますので,中澤副市長の方から補足説明をしていただきます。

 

(中澤副市長)

 この国民宿舎はですね,高知市の施設ということで指定管理ということで公社の方にお願いしているわけなのですけれども,全体から申し上げますと,指定管理のところにつきましては,この桂浜荘以外のところも含めまして,今年は2月位からコロナの影響を受けておりまして,さまざまなところで,本来収益が見込めるところが見込めていないというような事態が発生しております。そういったところがありましたので,本市としましては,まずは統一的な考え方のもとで,桂浜荘だけではなくて統一的な考え方で,一定そういったところを,市として本来収益があるべきものを補っていくという考え方を示させていただいておりますので,まずはそういったところに則って桂浜荘も対応させていただくという形になっております。ただ,桂浜荘につきましては,宿泊施設でして,収支の環境が非常に大きいので,全体として,かなり,これは4月から9月までの上期の分なのですけれども,約4,300万円という形の大きな額で,一定支援というか,補填をしていくという形になっております。大きな考え方の中で,こちらにつきましては,毎年納付金を納めていただく形になっておりますので,本来は納付金は別途納めていただく形になりますけれども,4月から7月につきましては全く収益がなかったということで,本市としましては,7月までにつきましては収支ゼロまで手を足していきたいというふうに考えておりますので,そこにつきましては,納付金を納めていただくといっても,収入がございませんので,納付金はプラスマイナスゼロの形でやっていきたいと思っております。ただですね,8月以降は営業が始まりましたので,事業が行われております。そういった場合は当然収益が出てきておりますので,4月から7月までの納付金は,先程言いましたように,収支がゼロになる考え方ですけれども,8月以降につきましては納付金を納めていただいたうえで,市としての考え方のもとで補填をしていきたいと考えています。

 

(記者)

 最後に1点,7月補正では,民間の旅館・ホテルには最大上限2,500万円で補正をしたかと思うのですが,桂浜荘については金額がもっと大きいものになると思いますけれども,その支援の必要性というか,お金を入れて,民間との整合性というか,市としてここにこれ位お金を入れるんだ,という必要性のところのコメントをいただければと思います。

 

(中澤副市長)

 1つはこの施設が,高知市の施設を,本来ならば直営でやるなり指定管理でやるなりいろいろな形があろうかと思いますけれども,市としての施設を管理していただいているというところでして,指定管理者の方がここの施設を含めての財産を所有している訳ではございませんので,そういった意味では,民間の方々は上限2,500万円という形ですけれども,一定,それとは違った形の支援は必要なのではないかというふうに考えているところです。

 

(記者)

 私もかるぽーとについてですけれども,大きい反響が,確かにその昔,そういう話が,すごくメンテナンスが要るという話があったようにおぼろげに覚えていますが,これはやはり,率直に言ったら,なぜこんなに高いのですか。電気とかそんな設備で40億円というのは,ちょっとピンと来ないのですが。まずそこを。なぜですか,こんなに高いことをして。

 

(財務部長)

 40億円ということで,非常に大きい印象を持たれるかと思いますが,やはり先程,市長からもお話がありましたように,こちらは開設から大きな整備をほとんどしていないというところがあります。その中で20年近く経ってきたところで見ますと,例えばエレベーターは,今でいうと建築法令の中でいうと機能不適格になっているというようなところで,エレベーター全体の取り換えということもあります。それから,舞台関係の設備が多いということがありますけれども,市長の方からもありました照明の吊り工法につきましても,こちらもかなり老朽をしておりますので,そこの整備がいるということと,舞台のせり上がりの部分とか,そういったところも含めて,舞台全般の改修,それから,音響の関係とか,先程,照明の関係でも,最近のコンサートとかではいろいろなコンピューターとかで連結をして,いろいろなコントロールもしているわけで,そうしたところで新しいものに対応できるような形にやっていかなければならない,ということなどがございます。

あと,外周の関係でみますと,配布資料4ページのところで,手前が正面から写っておりますが,全館休館の間でなければできない整備というものをこの間にやっておかなければ,次また閉めるということはなかなかできない訳ですので,この前面側の外壁の改修というのもこの機会に一緒にやるというふうなことをしておりまして,ちょっと今までは,本当のことだったら,少しずつやっていたらこんな金額にはならなかったのかも分かりませんけれども,やはりこの休館の機会に,やれるべきことをやっておこう,ということで,こういった金額になっております。

 

(記者)

 引当とか積立みたいな,引当金みたいな,こんなのはないのですか。普通はメンテナンスがいるのだったら積み立てていくと思うのですが。

 

(財務部長)

 官庁会計というのは,基本引当金などの制度がございませんので,今回市長がお話ししましたように,公共施設等適正管理推進事業債という起債で対応しようと考えています。

 

(記者)

 それから,20年後にもう1回精査が必要とおっしゃったのはどういう意味ですか。20年後はもう直さない,よく直さないみたいなどういう意味ですか。

 

(市長)

 全体,かるぽーとはかなりボリュームの大きい施設ですので,面積も大きいということもありますけれども,今般の40億円というのは,緊急性があってということにかなり絞りこんでいます。当然,20年後というのは2020年から2024年ぐらいにかけて4か年位で改修しますけれども,例えば2040年位を見据えて,また20年後に,この改修が終わった後の20年後に,どの位の,20年後というか残りの20年間の中で,どの位の改修経費がいるかということを,1回だいたい概算では出しているのですが,まだどこがやるかとかは決めていないので,それを精査していく,と,そういう意味です。たぶん同じ位かかります。

 

(記者)

 他に問題があります。中央公民館も併せてということですけれども,1年以上に渡って公民館活動が全くできない形になるのですよね。代替措置というか,ホールはホールでいいかも分かりませんけれども,公民館活動がぼったりないというのは,ちょっとかなり市民も困るのではないかと思いますけれども。

 

(市長)

 中央公民館ではいろいろな講座が行われています。本当にさまざまな分野の講座が行われていますので,代替機能をどこかに持たせないといけないので,全く休止をするということは,中央公民館の活動の中ではできないので,代替機能をどこかで持たせるということを検討することになっています。

 

(記者)

 やはり,いちばん大きいのは費用面で,公民館で登録していたらかなり安価に会場が借りられるということだと思って,例えば県民文化ホールの多目的室を使いなさい,というのも結構値段が全く違いますから。跳ね上がるので,例えばそういうところを公民館活動として,ということも考えているのですか。

 

(市長)

 そうですね。そういう支援も考えていかないといけないと思います。全部がどこか1か所に移れるという想定はちょっとできないので,分散して使う可能性もあるので,そこを精査しながら支援をまた検討していくということになります。

 

(記者)

 あと,エレベーターとかエスカレーター,エスカレーターがずっと動かないままは,なんというか,あれもやり方を変えるとか,あれはそのままですか。それから,エレベーターもすごく使い勝手が悪くて評判が極めて悪かったですけれども,これは,今回交換したことによってそこは良くはなってくるのでしょうか。

 

(財務部長)

 エレベーターにつきましては,先程も申し上げましたように既存不適格ということですので,取り換えという格好になろうかと思いますので機能的にも充実するのではないかと思います。

 

(記者)

 エスカレーターもですか。

 

(財務部長)

 すみません,エスカレーターについてはちょっと聞いておりません。

 

(記者)

 議案以外の質問で大変恐縮なのですが,安倍首相の辞任の件に関してお伺いします。安倍首相が先月の28日に辞意を表明されたと思いますけれども,それを受けて,自民党の総裁選の準備が進んでいるところだと思います。選挙は次期首相に直結するものだと思うのですが,先日,市長のコメントの中で,次期総理に望むことということで書いていらっしゃったと思うのですけれども,改めて次期首相に,構図は固まりつつあるとは思うのですけれども,どういうことを望むのかをお聞かせ願いたいです。

 

(市長)

 まず,9月議会で,たぶん質問戦の中で,安倍総理の7年8か月の総括という質問が恐らく出てくると思います。それぞれ,できたものとできていないものと当然あるとは思いますけれども,議会でご質問いただいたら少し詳しく答えようとは思っているのですが,1つは,就任した当時は非常に円高でした。就任当時は円安円高でいうと円高で,(1ドル)80円位していて,日本の企業というのは,80円で,もう出荷すると全ての工業製品がほとんど赤字になるので,これが就任直後で100円台まで戻しましたので,そういう意味では,当初のアベノミクスの効果というのは効果はあったというふうに思います。当時株価も1万円台でしたけれども,今は2万円台まで戻していますし,いちばん明確なのは,有効求人倍率が,全ての県で1.0を超えましたので,そういう意味では成果は一定上がっていたと思います。ただ,今,コロナでもう1回有効求人倍率がまた1.0を割り込んできていますので,次の時の総理には,コロナの経済が疲弊している段階から,早期に経済の再生を果たしていただきたいというのが我々の一番の要望ですので,それは,もしも安倍総理が退任しなければ西村大臣に期待をしていたのですけれども,コロナ禍の経済の中からの経済の再生の戦略を,最初は立てましたけれども,上手くいってないので,ちょっと長引きそうなので,年内位影響がありそうなので,そこからどういう戦略,これは完全に戦略になるので,再生を目指していくか,脱出していくかということを,次の総理には早急に第1の目標としてそれに取り組んでいただきたいという強い思いを持っています。

 

(記者)

 またかるぽーとの話になりますが,もしかしたら聞きそびれたかも知れないので聞きたいのですが,まず,そもそも改修するための総額の概算というのはいくら位なのでしょうか。

 

(財務部長)

 向こう20年間に必要なものを含めまして,全体でいうと約110億円程度ということで,今,積み上がっているところでありますが,今回そのうちの40億円程度と思われるところです。

 

(市長)

 それは,全てやればという条件付きです。全部,今予定しているようなもの,それから,今後交換しなければいけないようなものを全部積み上げると100億円を超えるという状況です。

 

(記者)

 わかりました。ちなみに,その全てやると約110億円ということで,今回部分的にやるということだと思うのですが,これは部分的にやった方が,なぜそうするかとか,そちらの方が費用対効果が良いのか,それとも全部するともっと休館しなければいけないからなのか,どうして部分的なのかというのを聞きたいのですが。

 

(市長)

 まず,20年間大規模投資とか大規模修繕をしておりませんので,先程ちょっとご質問が出たように,例えばそういう基金を積み立てればよかったのですが,そういう余裕もなかったので,そういう大規模改修用の基金とかいうものは財源としてはないです。ただ,今,国も公共施設の長寿命化ということでの改修に対しては,手厚い起債を作ってきていただいていますので,それを活用しまして,20年間でちょっと積み上がってきた緊急性の高いものを,優先順位をつけてやるということで,40億円に絞りこんだところです。

 

(記者)

 ちなみにその,40億円にしたから,より安くなるというか,結局変わらないですか。全体的な110億円ということに関しては。

 

(市長)

 予算上は40億円ですけれども,どういう発注の仕方をするのかというのはちょっと考えていくので,一括して発注するのか分離発注なのか,ちょっと考えていくので,できるだけコストが圧縮できるような発注の仕方というのは当然考えていきますけれども,当面,40億円をどうしてもやらなければいけないということで絞り込んだので,残りを単純に言うと,今の積み上げでいうと約60億円位残っていますけれども,さすがにあと20年で60億円というのもコストとしてはちょっと高すぎるので,いかにしたらコストがダウンできるかということを,専門の第三者からの意見もいただいて,セカンドオピニオンのようなものをいただいて,絞り込みに入りたいということを考えています。

 

(記者)

 新型コロナ対策についてお伺いします。31日の県市連携会議で,7月から県の衛生環境研究所で市職員を受け入れて派遣しているというお話もありましたけれども,今後,検査体制の強化などについて,どういったことをされるのかというのを改めてお伺いしたいです。

 

(市長)

 保健所の所長が来ていますので,研修の状況と,高知市の保健所で,PCRの機械は持っているのですけれども,更に追加の機械を買いますので,そこを保健所の所長から報告します。

 

(保健所長)

 はい。PCRの検査につきましては危険性を伴うものですから,安全性,それから正確な検査をするということが求められます。衛生環境研究所の方では,だいたい3か月を1クールということで考えて研修のプログラムを組んでいただいております。また,全ての職員が一度に研修に入ることができませんので,分かれて研修に参加しているという関係で,おおむね来年の1月,2月位にはその研修が終わって,更にそれに合わせて機器を購入して,高知市保健所で稼働することを考えております。それから現在,衛生研究所と同じような機器を購入して,仮に県の方で何らかの汚染であるとか,それから,職員の感染曝露で県の環境衛生研究所での検査が難しくなった時でも,高知市がバックアップできる体制,逆に高知市で何らかの不測の事態があった時には,県の方で応援できる,県市双方で貸し借りし合うような体制整備,それを念頭において,今,研修をしているところです。以上です。

 

(市長)

 あと,県の方でも,民間医療機関への協力というものをお願いしていて,今の段階では50医療機関ぐらいですけれども,まだこれを増やしていきたいという県の意向ですので,最終どの位になるかは分かりませんけれども,最初の段階ではやはり80位欲しいという話をしていましたので,そこをまた,県の方が医療機関へまた協力の要請をしていくと思います。

 

(記者)

 農業水利施設危機管理対策事業費についてお伺いしたいのですが,今回の整備に至ったのは,事故があって,学校に近いからということなのでしょうか。市内の,他にも水路があるところ,むき出しのところがあるかと思いますが,今後の整備の方針などをお答えいただけらと思います。

 

(市長)

 今回やる部分は,青柳中学校と春野西ですけれども,過去にどの位の,例えば子どもさんが転落の事故があったかとかいう件数は把握しておりませんが,現実的にいうと,特に冬場,それとクラブ活動の帰りとかで転落事故があったということが,何件か自分達も,春野などの皆様方から聞いております。高知市内はこういう水路が非常に多いので,特に西の朝倉とかに非常に多いので,転落防止の柵は,それぞれ地元の要望があれば順次対応をしていますけれども,今般は特に学校の児童生徒の安全性を高めるということで,この部分をやるということになりました。たぶん他にも要望があると思うので,ちょっとどのくらい財政的に対応できるかどうかというのはありますけれども,やはり緊急性が高いところから,順次安全対策をしていきたい,安全柵の対策をしていきたいと思います。

 

(記者)

 ありがとうございます。ちなみにこれは,国の補助でいけるものなのでしょうか。予算的な制約といいますか,今後も要望があれば割とスムーズに対応できるものなのでしょうか。

 

(財務部長)

 今回の補正予算で計上をしております事業につきましては,令和元年9月からの国の制度ですけれども,国10分の10,100パーセント国費ということになっております。これに該当するいろいろな国の補助でありますので,いろいろな要件がこざいます。先程市長からもありましたように,過去の転落事故が発生しているとかいうふうなところなども要件としてあるなかで,今回高知市の中で,この10分の10が対応できる箇所としましては,この2つということでしたので,それを今回の予算に計上をさせていただいたということです。

 

(記者)

 コロナですけれども,第四(小学校)と長浜(小学校)で陽性の方が出て,それで,一定,説明会でもおっしゃった,落ち着いているというか,割と落ち着いてるということですけれども,その原因が,やはり要因が軽微な接触者であっても,希望する方には検査しますよ,と幅広にとったことが結構大きい要因としてあるのではないかと思うのですが,これは,保護者の方の心配が増幅しなかったり,そこは結構,そういう感じではなかったと思うのですが,最初は。これが,いろいろなやり取りの中で変わったことによって,一定上手くいったのだと思いますが,そこは,市長はどのようにお考えでしょうか。

 

(市長)

 第四小学校も,344人位確か児童生徒がいたと思うので(※令和2年5月1日現在334人),全校全員ということは想定はしていないです。例えば,秦小学校や朝倉第二小学校とかいうと700人を超えているので,お1人子どもさんが出たといって,700人全員をやるということになると,本当に急ぐ方のPCR検査が止まってしまう可能性があるので,全校検査は想定はしていないです。ただ,例えば同じクラスの中で要望があればやるとかそういうことで,少し幅広に県の方が受け入れていただいたので,今般は第四で70数名位の検査を受けていただいたので,検査ができたということです。長浜小学校も,少し幅広に受け入れていますので,そう意味で,県の方のPCR検査体制の,どの位受け入れることがその時点でできるかどうかというところを,協議しながら進めていくということにしました。

 

(記者)

 やはり,幅広に判断を一定変えたりしたことが,保護者の安心に繋がったということですよね。

 

(市長)

 そこは,どこまで受けていただくかという県の判断もあるので,我々側の判断であるということでも必ずしもそうではないですけれども,県の方が,今だったらいいよという感じでしたので,割と幅広に受け入れていただいたということです。

 

(記者)

 これは前例になりましたので,一定これで,県にプッシュできるのかと思いますけれども。それと,1個だけ学校への支援員の配置について,10人プラスというのがあったと思いますけれども,あれは,要はお掃除とかをする人が足りないから,現場にいた人から増やしてという要望が上がっていたと思いますけれども,消毒をする人が,先生が消毒しないといけないのは大変だからみたいな,そういう対応とかをされるという感じですか。

 

(教育環境支援課)

 学校への支援員さんにつきましては,清掃活動とか消毒とか,そういった要員に欲しいという要望もこちらの方に届いております。それにつきまして,今,先生方の部分につきましては,1日1回以上消毒ということをしてくださっております。平常の児童生徒の清掃とかもしておりますので,一定対応をしていただくという流れで今やってもらっております。新型コロナウイルスの対策につきましては,この第四小学校と長浜小学校の場合は,臨時休業中に業者の方に消毒に入ってもらっておりますので,再開の時には学校は消毒を済ませて,安全な状態で再開しております。以上です。

 

(記者)

 今回増やした人は,そういうコロナ対応の支援という主旨で雇われているのですよね。違うのですか。

 

(市長)

 専属ではないです。いろいろなことをやってもらいます。

 

(記者)

 もちろん専属,そんなことはないですけれども,そういう要望も踏まえてということではないですか。

 

(市長)

 そういう要望も踏まえてです。

 

以上

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