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市長コラム内和外順 2023年3月号

市長コラム 内和外順
高知市広報「あかるいまち」より

ようこそ!市長室へ

新型コロナ5類へ

コラムイラスト

令和2年から始まった新型コロナウイルス感染症対策の方針が3年を経て、大転換されることとなりました。

昨年の暮れから年明けまで続いたオミクロン株の第8波が落ち着きつつあり、高齢者の方のワクチン接種率が80パーセントを超え、重症化を抑えることができていると判断されたものです。

政府は、欧米の動向を踏まえ、コロナウイルス感染症について、5月8日からインフルエンザと同様に、分類を「第5類」に引き下げる方針を打ち出しました。

とは言いながら、コロナウイルス感染症の感染がなくなった訳ではないので、いくつかの課題が残ります。

例えば、学校等における、子どもたちのマスクの着用をどの時点で解禁できるのか、国会質疑では、素顔を一度も見たことのない同級生がいる中・高校生には、今春の卒業式で、マスクの着用を緩和してあげるべきではないか、という質問も出ました。

感染を怖がる子どもたちもいるので、一定の配慮を持って、運用されていくものだと考えます。

第5類に分類されますと、ワクチン接種についても、本来なら有料になりますが、当分の間は無料にする方向で調整されています。

新しく第5類になりますと、一般病院での普通診療が始まりますが、感染を懸念する医療スタッフの方もおられますので、どこまで通常の診療が広がるのかも微妙です。

病院窓口での自己負担をどうするか、政府は段階的にご負担を願いたいという方向で検討しています。コロナウイルス感染症対策の新薬は、まだまだ高い薬が多いので、配慮が必要です。

5月8日から、4年ぶりの新たな暮らしの変化に、当分目が離せないですね。

市長サイン

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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。