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市長コラム内和外順 2023年2月号

市長コラム 内和外順
高知市広報「あかるいまち」より

ようこそ!市長室へ

南国土佐の豪雪

コラムイラスト

昨年末12月23日の豪雪は、本当に多くの市民・県民の皆様が驚かれたと思います。

非常に強い寒気団が日本海側から四国地方を覆い、23日未明から降り始めた、高知では珍しい「ボタン雪」が見る間に積もり始め、市内の通勤・通学途中の人々は大混乱となりました。

市内のタクシーは事故防止のために引き上げられ、公共交通のバスも運休となり、唯一の交通機関である、とさでん交通の路面電車だけが辛うじて運行され、通勤や帰宅途上の人々を必死に運ぶこととなりました。

公共交通を止めてはならないとの必死の覚悟が伝わってきました。

慣れない降雪での電車運行は、運転手の方も経験したことが無い中で、何とか安全に多くの通勤・通学や帰宅者の方々を運んでいただき、感謝しております。

車の運転をされる方々は、スリップも多かったので、接触事故も多発しました。また、バスが来ないために、やむなく雪の中を歩いて出勤された人々も多く、お見舞い申し上げます。積雪は高知地方気象台での観測史上最大となる14センチとなり、ホワイトクリスマスの予測をはるかに超える大雪となりました。

市内では高知城天守閣も雪にかすみ、桂浜の坂本龍馬像にも雪が降り積もり、全国ニュースで話題を呼びました。

一方で、子どもたちには、めったにない機会となり、生まれて初めて雪合戦をした子どもたちも多く、大人とはうってかわって、笑顔満面の子どもたちのはしゃぐ姿が印象に残った、南国土佐の約36年ぶりの豪雪の日でありました。

市長サイン

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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。