（11月25日更新）令和7年度高知市外部人材活用促進事業

令和7年度　高知市外部人材活用促進事業

　高知市では、市内中小企業の人手不足や経営課題の解決を目的に、外部人材活用を促進する事業を令和7年度より開始しています。
　本事業は、副業・兼業人材をはじめとする外部人材とのマッチングやフォローを含む伴走支援を重視し、企業が安心して外部人材を活用できる枠組みと、その上で事業者の持続的成長および地域の産業振興を目指しています。

プロフェッショナル人材とは

　プロフェッショナル人材とは、大手企業での実務経験を持つ方や、特定分野に強みを持つフリーランスといった方々を指し、主に以下の分野で専門性を発揮します。
　販路拡大、広報・PR、業務改善、人事・採用戦略など
　地域の中小企業がプロフェッショナル人材と新たなチャレンジや経営課題の解決等に取り組むことは、正社員雇用に比べて採用コストや固定費を大幅に抑制できるといった経済的メリットがあります。
　一方、プロフェッショナル人材にとっては、第一線で培った知見を地方企業に提供し、経営課題の解決に貢献するとともに、副業を通じてキャリアの幅を広げ、収入を増やすことができます。
　2018年1月、厚生労働省が「モデル就業規則」を改訂したことを契機に、副業を容認する大手企業が増加しました。これにより「プロフェッショナル人材」の副業活用は、より多様で柔軟な人材活用を選択肢として注目されています。リモートワークの普及や働き方の多様化と相まって、地方の中小企業における新たな経営手法として活用が広がっています。