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たばこ【禁煙・慢性閉塞性肺疾患(COPD)】
禁煙を考えている方へ
●禁煙できないのは、意思が弱いから!?
いいえ、そうではありません。簡単にやめられないのは、「ニコチン依存症」かも。
●禁煙はメリットがたくさん
禁煙すると、脳卒中や心疾患、がんのリスクが下がるなど健康面はもちろん、においを気にしなくてよい、たばこ代がかからなくなるなど、様々なメリットがあります。
●禁煙は何度でもチャレンジOK
一度禁煙に失敗してあきらめてしまっていませんか?禁煙に成功した多くの人は、失敗してもあきらめず何度もチャレンジしています。
40歳までに禁煙すれば、もともと喫煙しなかった人と同様の余命が期待できることや、50歳で禁煙しても6年余命が長くなることがわかっています。禁煙は、何歳でも遅すぎることはありません。
禁煙のための3つの方法
まずは自分に合った禁煙方法をチェック!あなたの禁煙,応援します! [PDFファイル/252KB]
(1)医療機関での禁煙治療
貼り薬や飲み薬でニコチン切れの症状を緩和しながら禁煙できるため、成功率が高く最もお勧めの方法です。
◆医療機関での禁煙治療の詳細は、「禁煙治療について」 [PDFファイル/79KB]をご覧ください。
◆保険診療の適応条件には 「ニコチン依存度テスト」 [PDFファイル/43KB]の確認が必要です。
◆保険診療が可能な医療機関については、「日本禁煙学会 高知」で検索
※令和3年以降、出荷が停止されていた禁煙治療薬については、令和7年10月30日から供給が再開しています。以下の禁煙外来を実施している医療機関一覧については、令和7年9月1日時点で禁煙治療薬以外で禁煙支援を行っている医療機関の情報になります。詳細は、医療機関へお問い合わせください。
令和7年9月1日時点で禁煙外来を実施している医療機関一覧 [PDFファイル/131KB]をご覧ください。
(2)禁煙補助剤を使う
「禁煙外来に行くのはちょっと気が引ける…」という方は、禁煙補助剤を活用してみるのはいかがですか?ニコチンガムやニコチンパッチは薬局で購入できます。
(3)自力でがんばる
自力での禁煙は、自分のペースで禁煙に取り組めます。継続させるためには、禁煙日記をつけたり、誰かと一緒に取り組むのがお勧めです。
◆禁煙に役立つ情報は、「健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~(厚生労働省)」でもご確認いただけます。
◆「高知市いきいき健康チャレンジ」に申し込み、「禁煙」にチャレンジしてみませんか?参加特典もあります。詳しくは、「高知市いきいき健康チャレンジ2025」をご確認ください。(令和7年度は受付終了しています)
禁煙相談
・「禁煙したいけど、どのように進めたらいいかわからない」
・「誰かに見守ってもらいながら、禁煙に取り組みたい」
そんなあなたの禁煙を応援します!禁煙を希望する方への禁煙支援や情報提供を行っています。お気軽にご相談ください。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
その長引くせきやたん、病気かも。COPDについて知っていますか?
●慢性閉塞性肺疾患(COPD)ってどんな病気?
たばこ煙等の有害物質を長期に吸い込むことで生じる肺の炎症疾患です。多くは、長年たばこを吸っている中高年に発症し、労作時の呼吸困難に陥ってしまいます。放っておくと、呼吸の状態は元に戻りません。
●こんな症状はありませんか?
動いたときの”息切れ”や、”長引く咳や痰”はありませんか?「年のせい」「風邪の治りが悪いだけ」という思い込みは危険です。
●COPDの現状は?
日本では、40歳以上の約12人に1人、推定で530万人以上がCOPDの患者であると考えられていますが、実際に医療機関に受診している人は約38.2万人です(※1)。ゆっくりと進行するため、自分では気づきにくく、多くの方が診断や治療を受けていないのが現状です。症状が長引く際は、早期に受診しましょう。
※1 政府統計の総合窓口(e-Stat)令和5年患者調査
●詳細は、質問表でCOPDの可能性があるかどうかチェックしてみましょう!
(独)環境再生保全機構「ぜん息・COPD相談室の公式サイト」(外部サイト)
専門医によるCOPDの解説や、お近くの医療機関が分かるリストなども紹介されています。
COPDの予防と治療の基本は、「禁煙」です。
COPDの原因の約90%は「たばこの煙」です。
詳細は、COPDに関するチラシ:「その長引くせきやたん、病気かも」 [PDFファイル/2.53MB]をご覧ください。



