ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織一覧 > 財政課 > 第466回高知市議会臨時会市長説明要旨(平成30年11月12日)

本文

第466回高知市議会臨時会市長説明要旨(平成30年11月12日)

 第466回高知市議会臨時会にご出席をいただき,まことにありがとうございます。

 今回提出いたしました議案は,予算議案1件であります。

 今回の補正予算につきましては,第197回臨時国会に提案された「ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金」を活用して,総額28億円の補正予算を編成し,市立小・中・義務教育・特別支援学校のすべての普通教室にエアコン整備を実施するものであります。

 この小中学校等へのエアコンの整備につきましては,今年の夏場における異常な猛暑を踏まえ,児童生徒の熱中症に対する予防対策の必要性が急速に高まる中,国における本年7月の定例記者会見において,菅(すが)官房長官から「エアコン整備については,政府として責任を持って対応したい。」との発言があり,本市でも国の財政支援策を注視するとともに,エアコン設置に向けた具体的な検討を進めてまいりました。

 新しい「ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金」につきましては,平成30年7月豪雨や北海道胆振(いぶり)東部地震等の災害復旧・復興に係る予算とともに,「平成30年度第1次補正予算案」として先月15日に閣議決定され,今臨時国会において可決されたものであります。

 この交付金は,倒壊の危険性があるブロック塀の改修整備や学校施設のエアコン設置を対象とするものであり,通常の交付金と比べて有利な財政措置となっており,平成30年度補正予算限りの一回のみの措置とされています。

 本市としましても,この交付金を速やかに有効活用して平成31年度末までには,市立小・中・義務教育・特別支援学校のすべての普通教室にエアコンを設置し,児童生徒が安全で快適に学習に取り組める環境を整えてまいりたいと考えております。

 この措置を受けてエアコン設置が必要になる普通教室は,57校,824教室にも及びますので,平成31年度末までにすべてのエアコンを整備するためには,早期に事業着手し,整備期間を確保することが不可欠でありますことから,本日の臨時会を招集させていただき,補正予算をお諮りするものであります。

 以上,申し上げました内容によりまして,提案しております今回の補正規模は,一般会計で28億円の増額となり,この補正予算の財源には,国庫支出金及び市債を特定財源として充当いたしました。

 その他,報告3件は法令所定の手続により,ご報告を申し上げるものです。

 以上,提出いたしました議案につきまして,概要の説明を申し上げましたが,よろしくご審議のうえ,適切なご決定をお願いいたします。