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<特殊詐欺警戒注意報発令>特殊詐欺に注意!
令和7年12月2日から12月8日までの間に、副業の資金出金費用や資金補填名目2件、架空の治療薬名目、当選金の受取手数料名目の合計4件の特殊詐欺被害を認知したことから、県警察本部では、「特殊詐欺警戒注意報」(12月9日から11日までの間)を発令して被害防止を呼びかけており、市町村にも情報共有・注意喚起の協力依頼がなされています。
被害者は、20代から70代の男性1名、女性3名で、被害額は数万円から数百万円に上っています。被害状況は以下のとおりです。
【副業の資金出金名目等による特殊詐欺被害】 2件
SNSを閲覧していたところ、副業に関する広告を視聴し、相手方とやりとりを行い副業を勧められた。その後、勧められたアプリをダウンロードし、簡単な作業を行いアプリ上で利益が確認できたため、出金しようとしたところ、手続に費用が必要と言われ、指定された口座に送金してだまし取られた。
【架空の治療薬料金名目による特殊詐欺被害】 1件
医師や教授を名乗る者とやりとりを行い、「治療薬が減額されている。支払ってもらえれば治療薬がもらえる」「薬を海外から持ち帰るので費用がかかる」等と言われ、料金を支払うように指示され、指定された口座に送金してだまし取られた。
【当選金の受取手数料名目による特殊詐欺被害】 1件
被害者のSNSに「1億円が当選した。受け取るのに手数料が必要」等とメッセージが届き、指示された電子マネーカードを購入し相手に利用番号を伝えるも、さらに追加の手数料等を要求され、複数回にわたって電子マネーカードを購入し、利用権をだまし取られた。
SNSで流れる副業に関する広告からの詐欺被害が後を絶ちません。信用のある団体以外の職業斡旋や簡単な作業で稼げるといった広告からの副業斡旋は利用せず、開始資金、手続費用等の請求があった場合は、まず詐欺だと疑ってください。
また、身に覚えのない利用料金請求等で、電話で支払いを要求したり、コンビ二エンスストア等で取り扱っている電子マネーのカードを購入させて払わそうとするのは詐欺の手口です。覚えのないサイト利用料金や、利用したかどうか分からないサイト利用料金 を請求された場合は、詐欺だと疑ってください。
併せて、「被害に遭われているかもしれない方」を見かけた場合は、声かけの上、最寄りの警察署へご連絡をお願いいたします。
情報提供:高知県警察本部



