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桜が見ごろです。

No.79    桜が見ごろです。

ほぼ週刊鏡川 2013.03.26

  桜

 こんにちは。やわらかな春の日差しがうれしい季節になりました。現在,鏡川沿いの桜が満開です。
 高知の桜前線は平年より1週間ほど早く,3月15日に到来。全国的に見ても九州地方で3月13日に開花が宣言されるなど各地で記録的な早さとなりました。3月初旬は気温も低く開花が出遅れていたものの,20℃を超える日が続き,桜の開花が早まったようです。

 満開宣言が3月22日に発表されたということで,鏡川河畔の築屋敷前へ桜を見に行きました。この辺りには坂本龍馬が19歳まで修行をした日根野道場があったといわれており,周辺の屋敷は全て石垣を築き上げた造りになっていて,道場在りし頃の光景を彷彿させる趣ある街並みが残っています。


手前は山桜(ヤマザクラ),奥は染井吉野(ソメイヨシノ)。

 

山桜と染井吉野

ソメイヨシノとホオジロ

桜とホオジロ


 


 日本で一番多く植栽されているソメイヨシノですが,どんな漢字かと調べてみると,『染井吉野』と書くとのこと。その由来は,発見された場所と発見者のチョットした期待(?)に因みます。ソメイヨシノは染井村(現在の東京都)の植木屋さんが,江戸時代の末期に発見し,明治時代以降に全国へと広まったようです。当初,奈良県の桜の名所『吉野山』にちなんで「吉野桜」と命名されていました。もしかしたら,奈良県の名所のように多くの人に見て欲しいと考えたのかもしれませんね。しかし,吉野山の桜はヤマザクラであるため,「吉野桜」という名前では誤解を招くとして,明治33年(1900年),上野公園の桜を調査した藤野博士が「染井吉野(ソメイヨシノ)」と命名したということです。
 春になるとあちこちで見られるソメイヨシノですが,そんな由来があるとは知りませんでした。勉強になりました!

 桜の他にも,色とりどりの春の花がたくさん咲いていましたので,ご紹介します。

ナズナ(ぺんぺん草)

 ぺんぺん草

カラスエンドウ
 

ピンク紫色の花


タンポポ


 黄色のタンポポ 満開

シロツメクサ


 白くて丸い花

 外もすっかり温かくなりました。皆さんも鏡川沿いを散歩してみてはいかがでしょうか。

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