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名所紹介vol.5 鏡川源流のひとつ 七ツ渕

No.65 名所紹介vol.5 鏡川源流のひとつ 七ツ渕

ほぼ週刊鏡川 2012.8.1

七ツ渕川 


 鏡川エコツアーガイドブック「もいちど散策 鏡川」に載っている名所を紹介するこのコーナー。

 今回は,七ツ渕川・「七渕神社」に足を運びました。

 市街から県道高知本山線を北上すること約20分。さらに案内を頼りに細道を15分ほど進むと,下記の看板に辿り着きました。

ここからは徒歩で参拝することになるようです。

七渕神社 看板

 山道を歩いていくと,苔生した石の鳥居と丸太でできた鳥居が連なって立っています。

連なった鳥居

正面から見た情景。

鳥居の正面

 鳥居を通り抜け,さらに参道を進みます。神社はもう少し先にありそうです。

参道

 ヒグラシの鳴き声を聞きながら,歩いていくと少し開けた所にでてきました。「カナカナカナ…」というその美しい鳴き声は市街地の喧騒を離れた,山奥ならではの「涼」と「寂」を感じさせます。まさに,昔から日本人に愛されてきた「自然」の良さです。

七渕神社への道

この辺りにはベンチもあり,休憩しながら森林浴ができます。

休憩 ベンチ

 そして,いよいよ「七渕神社」に到着です。朱塗りの橋の下には,七ツ渕川が流れていて心地よい水音が聴こえてきます。
「七渕神社」は古くは弁財天と呼ばれ,明治元年に七渕神社と改称。五穀豊穣,大漁,商売繁盛の神様として有名です。

「七渕神社」

七渕神社

 七ツ渕は鏡川上流の支流の一つ重倉川の,さらにもう一つの支流である七ツ渕川にある渓谷で,七つの滝があることでその名前が付けられました。滝水の侵蝕は幾多の奇景をつくりだし,上から菅生瀑・武者ヵ瀑・孕瀑・甲瀑・藤ヵ瀑・渡ヵ瀑・下女ヵ瀑と言います。

 また,この「七渕神社」の森及びその周辺の森林は,鏡川の優れた自然を保全するため,平成5年7月1日に鏡川清流保全条例により,自然環境保全区域として指定されています。

 鏡川の水量の確保,良質な水質の維持及び動植物などの生息環境に適合した区域として大切にしていきたい場所ですね。

 帰り道では,美しい田園風景を眺めることができました。稲穂の季節にもぜひ来てみたいものです。

田園と青空

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