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2015 鏡川わくわくツアー 【前編】
No.142 2015 鏡川わくわくツアー 【前編】
ほぼ週刊鏡川 2015.8.19
小学生にとっては，待ちに待った夏休み。今年も小学校3年生～5年生を対象に，『遊ぼう・学ぼう・味わおう～夏休み！鏡川わくわくツアー～』と題し，鏡川での自然体験ツアーを実施しました！
このツアーは，鏡川での川遊びや自然観察を通じて，川に親しむことで，次世代を担う子どもたちに鏡川の豊かさを実感してもらうと同時に，身近な自然環境への愛着と保全意識を持ってもらうことを目的に，平成24年度から実施しています。例年，夏休みの最初の土曜日にツアーを行いますが，今年は台風の影響により延期となり，8月1日の実施となりました。
延期にはなりましたが，8月1日の天気は雲ひとつない快晴。今年も多くの方に参加していただき，子ども達の元気な笑顔に出会うことができました。しかし，天気が良いだけにとても暑い。開会式の始まりの時点で既に気温は30度を超えていました。早く川に入りたい！！ということで・・・・。
まずは，鏡川下流域の川原へ出発です。下流域では，そこに住む水辺の生き物たちを探します。さあ，今年はどんな生き物が見つかるのでしょうか。
子ども達だけでなく，大人も夢中にさせてしまうのが，このわくわくツアーの魅力です。みんな虫の目になって生き物を探します。下流とはいえ，川の水は冷たくてとても良い気持ち。あっという間に楽しい時間が流れていきます。
今年も，西日本科学技術研究所の方々に「川の先生」として講師に来ていただき，水生生物や水質のことについて，いろいろと教えていただきました。今年の川原は水たまりが多く，去年とはまた違った生き物を見つけることができました。多種多様な生き物を育む鏡川の豊かさを実感できましたよ。
採取した生き物は，川に返します。持って帰って育ててみたい気持ちを抑えつつ，名残惜しいお別れです。
さあ，次はいよいよ鏡川の上流で川遊びの時間です。子ども達の元気なパワーが炸裂しますよ！そして子ども達が繰り広げる心温まるドラマも・・・。後編に続きます。
