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地震に関する一般的な知識

南海地震について

 高知市は昔から,土佐湾沖約100kmにある,南海トラフ上を震源とした,「南海地震」により大きな被害を受けてきました。この,南海トラフはユーラシアプレートとフィリピン海プレートの間にあり,ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが年約5cmのスピードで沈み込んでいます。

 このプレートの動きにより,ぶつかり合う所に歪みが生じ,限界に達すると,プレートが急に元に戻ろうと動きます。この時の衝撃が地震となり,地震の衝撃が海面に伝わり,津波も引き起こします。これが「南海地震」です。

プレートの動き1 やじるし プレートの動き2 やじるし プレートの動き3

  地震により発生した津波は,水深4,000mでは約720km/h,水深10mでは約36km/hのスピードで進んできます。また,陸地に近づくほど津波の波の高さは高くなります。また,次回の南海地震の場合,約120秒(P波 約20秒 S波 約100秒)間揺れると言われています。地震の規模(マグニチュード)が7以上で,震源の深さが40kmより浅い場合に、被害を及ぼす津波が発生する可能性が高いと言われています。
 ただし,ほとんど揺れを伴わなくても,津波が襲ってくる例も過去にはあります。
※P波:地震時の縦波,S波:P波の後から来る横波

南海地震の履歴表

南海地震の履歴表

地震の規模と震度

 地震の規模をマグニチュード,それぞれの地域での地震の揺れを震度と言います。マグニチュード(規模)と震度とはよく混同されますが,これらは全く別の尺度です。震度は,一般的に震源に近いほど大きくなります。
 つまり,マグニチュードが大きくても震源が遠い場合や深い場合は震度が小さく,逆にマグニチュードが小さくても,震源が近い場合や浅い場合は震度が大きくなります。震度の目安は気象庁のホームページをご参照ください。

気象庁ホーム > 気象等の知識 > 地震・津波> 震度について > 気象庁震度階級関連解説表

液状化について

 新潟地震や阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)でも報道された「液状化現象」は,海岸や川の近くの,比較的地盤のゆるい堆積地盤や地下水位が高い砂地盤などで起こりやすい現象です。
 次の南海地震でもこの現象は発生するとされています。

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