VOICE

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仮谷さん
四万十市の天神橋商店街で中古楽器の修理・販売店を開業。

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これからお店を始めたいと考えている方に,先輩出店者の皆さんの「生の声」をお届けする“VOICE”。
第6号は,四万十市の天神橋商店街で中古楽器の修理・販売店を開業した仮谷さんにお話をお聞きしました。

◆現在の事業内容をお聞かせください。

[仮谷さん]

中古楽器の修理・販売、ギター教室、中古刃物の修理・販売です。
その他、イベントで音響としての活動や、ベーシストとしてイベントステージに出演したりもしています。

◆このお店を始めようと思ったきっかけを教えてください。

[仮谷さん]

四万十市にチャレンジショップ事業ができて間もない頃、同じ土佐清水市出身でご近所でもある森さんが、この事業を活用して自転車店を開業されたというお話を聞いていました。 害虫駆除業を営みながら、空き時間を利用して楽器の修理・販売を行っていた経緯もあり、私自身も本格的に店舗運営をやってみたいという思いが強くなり応募したのがきっかけです。

[写真]店舗前にて、店主の仮谷文治さん。
↑店舗前にて、店主の仮谷文治さん。

◆チャレンジショップでのお試し経営はいかがでしたか。

[仮谷さん]

店舗準備資金、月々のランニングコストなどの費用がほとんどかからず、毎月一回行われている運営会議では運営委員さんたちのアドバイスなどもあり、とても有意義な時間でした。

◆開業時に苦労したことや経営上の工夫などを教えてください。

[仮谷さん]

この店舗は本業の害虫駆除業と並行して運営しているので、苦労は特に感じることなく、ギター教室の会員さん達の上達を感じながら、日々楽しく営業ができています。

[写真]店内には様々な種類の中古楽器がたくさん並んでいます。
↑店内には様々な種類の中古楽器がたくさん並んでいます。

◆仮谷さんのこれからのビジョンを教えてください。

[仮谷さん]

ギター教室の会員さんをもっと増やして発表会など出来ればいいですね。
音楽を通じて幡多地域を盛り上げていければいいなと思っています。

<プロフィール>

仮谷 文治(かりや ぶんじ)さん

清水高校を卒業後、東京の印刷会社に就職。
23歳の時ベーシストとして独立。
35歳で父親の死去を機に帰郷、建設業に従事。
37歳で白蟻駆除業者に就職、40歳で独立。
2013年1月に四万十市チャレンジショップTJB(天神橋商店街内)にて「sound space Kariya」をオープン。
2014年4月に卒業し、同年5月に天神橋商店街内にて独立開業、現在に至る。

[写真]中古楽器のほか、なんと中古刃物まで、幅広く修理・販売を行っている「sound space Kariya」。
↑中古楽器のほか、なんと中古刃物まで、幅広く修理・販売を行っている「sound space Kariya」。
その他、ギター・ベース教室も実施しています。
興味のある方はお気軽にご相談ください!