「つむぐ まゆから絹へ」終了のごあいさつ
4/12(土)～7/6(日)までの期間、コーナー展示「つむぐ まゆから絹へ」を開催いたしました。 本展は、養蚕・製糸について、蚕の成長過程や当時使われていた道具や機械などを紹介するものでした。
ここ春野町では、蚕糸会がつくられていたほど当時は盛んに養蚕業が行われており、「西分村史」の中にも養蚕業、蚕糸業について書かれたものがあります。会期中、特にご年配の方々には当時の様子を懐かしむ声をたくさんいただき、その頃のことを話してくださる方もいらっしゃいました。会期前あるいは会期中には、皇室で代々受け継がれている皇后様の御養蚕の様子をフランス・パリで紹介される展覧会が開催され、また富岡製糸工場と絹産業遺産群が世界遺産に登録されるなど、養蚕や絹産業が改めて注目されました。多くの方々にご来館いただきまして、誠にありがとうございました。
さて、次回のコーナー展示は7/15（火）より開催の「縁起物いっぱい おまつりのおもちゃ」です。こちらは縁日などで売られる郷土玩具などを展示するものです。ぜひご来館ください。
