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高知の魅力的なまちをご紹介
〜田野町編〜

■山﨑さんにお話を伺いました

こんにちは。田野町移住相談員の山﨑建一郎(やまさきけんいちろう)です。
私は人生で2度、高知県にUターンしています。1度目は40代の頃、地元で事業を志して帰郷しましたが、体調を壊してしまい、高知を離れざるを得なくなりました。その後、10年前に2度目のUターンを決意しました。この時は、「課題のあるところにこそ、仕事がある」という強い思いがありました。地域のニーズに応え、自分にできることで役に立ちたいと考えたことが、今の相談員という仕事にも繋がっています。こうした紆余曲折を経て戻ってきた自分だからこそ、移住を検討されている皆さんの不安や希望に、より深く寄り添うことができると考えています。
田野町の魅力は温かな「人」、長く歩んできた「歴史」、そして何より「美味しい食べ物」です。私の特技は、初めて訪れる町で「パフォーマンスの良いお店」を見つけ出すこと。お店の経営構造、例えば家族経営なのか、地元の卸が関わっているのかといった背景を把握することで、安くて美味しい店に行き当たることができます。その視点で各地を巡ってきた私から見て、田野町の食のレベルと価格のバランスはとても優れています。コンパクトな町の中に、歩いて探せる美味しいお店が凝縮されています。

■田野町はこんなところ

高知市内から車で約1時間、公共交通機関であれば高知駅から「ごめん・なはり線」で約1時間半ほどの場所に位置する、東西約2キロ・南北約3キロの「四国でいちばん小さな町」です。かつては林産品の加工や売買で栄えた商業の町としての歴史があり、今でも人口密度が高知市に次いで県内第2位という、小さな面積の中に生活機能と人の暮らしがギュッと凝縮されているのが特徴です。特筆すべきはその圧倒的な利便性で、駅から半径500m以内に幼保・小・中・高の教育機関や救急病院、役場、図書館、さらにはスーパーや道の駅、ホームセンター、2軒のドラッグストアまでがまとまっており、まさに「歩いて暮らせる」環境が整っています。

ご紹介したい
田野町のスポット!

1. 新鮮・安価・作りたて!
町民の食を支える町の台所!道の駅「田野駅屋」

鉄道の駅と道の駅が一体となった全国的にも珍しい町の玄関口である「田野駅屋」は、「田野町へ来ーや(来てよ)」という願いが込められており、単なる観光施設を超え、地域の人にとっても「生活になくてはならない小さな拠点」になっています。朝7時30分の開店から、地元の生産者が運ぶ採れたて野菜や果物、作りたてのお惣菜やお寿司、お弁当が並び、安価で新鮮な食材を提供しています。まさに「町の台所」です。軽食コーナーではこだわりの出汁が自慢のうどんやラーメンなどを味わえるほか、直販所で購入したお弁当などを持ち込んで食事を楽しむこともでき、地元の人たちが自然に集う憩いの交流スペースとなっています。また冬になれば名物の「かんば餅(さつまいもを混ぜて作るお餅)」が並ぶなど、地域の豊かな食文化と季節の楽しみを肌で感じられる場所でもあります。

2. 安心とゆとりを届ける子育ての場
「認定こども園 田野っ子」

2022年4月に旧保育所と幼稚園が統合して誕生した「認定こども園 田野っ子」は、高台への移転により津波対策も万全な安心の施設です。「明るく、たくましく、心豊かな田野っ子」の育成を目指して、春の梅とりや夏の鮎のつかみどり、秋は芋掘りといった地域の豊かな自然を活かした独自の体験行事や、専門講師による英語活動などを通じて子どもたちの主体性と探究心を育んでいます。また、四国の公立こども園で初めて導入した「おむつのサブスク(手ぶら登園)」に加え、町独自の施策として給食費や延長保育料、さらには0〜5歳児の保育料までも無償化するなど、保護者の負担軽減と子育て支援に先進的に取り組む、安心とゆとりを届ける教育・保育の場となっています。
注1)保育料:広域利用の場合は、居住する市町村が定める利用料となります。
注2)給食費:広域利用の場合は、無償化の対象外となります。

3. 町の誇りと職人技を肌で感じる
「田野町完全天日塩製塩体験施設」

道の駅「田野駅屋」からほど近い海岸沿いにあるこの施設は、太陽と風の力だけで海水から塩を育てる、日本でも数少ない「完全天日塩」の製造工程を体験できる場所です。火を一切使わずに潮風と日光の熱だけで結晶化させる、自然の力を最大限に活かしたこの町自慢の塩づくりを、60〜90分ほどで撹拌(かくはん)から袋詰めまで実際に体験することができます。自分で作った塩は持ち帰ることができ、その深い味わいは日々の料理にひと味を加えてくれます。こうした職人の手仕事が息づく施設は、田野町の人々にとって、自分たちが日常的に口にする「本物の味」が生まれる大切な場所としての誇りでもあります。

ここで、田野町で夢を形にした、千葉さんご夫妻をご紹介します。
お二人の暮らしには、心地よい「ゆとり」と「活気」が共存しています。趣味と新しい挑戦(農業)をバランスよく両立し、小さな町だからこそ叶う自分たちらしい時間がゆったりと流れています。

■「高知一択」で夢を叶えて。
田野町で見つけた心地よい日常

実はご主人、移住先を検討する段階から「行くなら高知だ」と心に決めていたそうです。「温暖な気候はもちろんですが、理屈ではなく、直感的に何か惹かれるものがあった」というから、高知との縁を感じずにはいられません。
その強い思いを行動に移し、まずはオンラインセミナーに参加し、高知県の担当者と対話を重ねることからスタート。理想の暮らしを少しずつ具体化していきました。
驚くべきは、そこからの入念な準備です。移住までの約2年間、長期休暇のたびに計7回も高知へ足を運び、それぞれ1週間ほど滞在して各地をじっくりと視察しました。
多くの地域を巡る中で、最終的に「ここだ!」と選んだのが田野町で、決め手は、未経験からでも挑戦しやすい環境でした。お二人は「他の地域とも迷いましたが、田野町にはすぐに作業ができる『サポートハウス』が整っていたことが、大きな後押しになりました」と当時を振り返ります。
実際に暮らし始めて実感しているのが、町の「コンパクトさ」だといいます。スーパーや病院などが町の中心部にギュッと集まっており、生活に不便を感じることはほとんどありません。
お二人は田野町ならではの日常も存分に満喫されています。マラソンが趣味のご主人は、車が少なく空気のきれいな田舎道を走るのが日課。奥様は、地元の「服部農園」のみかんを手に入れたり、「柚子酢」や特産の「かんば餅」を味わったりと、高知の豊かな食を楽しまれています。
最近の楽しみを伺うと、地元の居酒屋などでの交流を挙げてくださいました。移住者同士のコミュニティもあり、毎月のように飲みに行くほど気心の知れた仲間ができたそうです。「周りは高齢の方が多いので、もっと若い移住者が来てくれたら嬉しい」と笑顔で語る千葉さん夫妻。その晴れやかな表情を見ていると、田野町での暮らしがいかに充実しているかが真っ直ぐに伝わってきます。

支援制度をご紹介

二段階移住補助金を利用し、県外から高知市へお試し移住(一段階移住)された方などが利用できる支援制度です。

空き家の利活用をすすめるため、空き家バンク登録物件に残った不用品や家財道具の処分にかかる費用(ゴミ処理手数料、業者への委託料、家電リサイクル料など)を補助します。
対象条件:空き家バンク登録物件の所有者、またはその物件を賃借・購入して10年以上居住する意思のある方(所有者と相続関係のない方)が対象です。なお、必ず作業の着手前に申請し、交付決定を受ける必要があります。
補助額:最大50万円(補助率 2/3以内)

田野町へ移住する際の引越し費用の一部を補助します。引越し業者に支払った経費が対象となり、自身や友人による作業経費は対象外です。
対象条件:U・Iターン者や二段階移住者が対象で、税の滞納がないことや、過去5年以内に本補助金を受けていないことなどが要件です。転勤や就学、他の移住系補助金(地方創生移住支援事業など)との併用は対象外となります。
補助額:二段階移住の場合は補助率2/3、単身で最大4万円、2人以上世帯で最大6万円まで

田野町への移住を希望する方向けの賃貸住宅(4DK・全7戸)です。役場やスーパー、総合病院が徒歩圏内にあり、利便性の高い環境で生活をスタートできます。
対象条件:町外に住民票があり、田野町への移住を希望する方が対象です。ペットの飼育は不可となっており、入居に際しては住民票や納税証明書等の書類提出と審査が必要です。
家賃:家賃は月額30,000円(共益費別途3,000円)で、入居期間は原則5年間(最長6年間)です。入居時には敷金として90,000円(家賃3ヶ月分)が必要となります。

上記のほかにも支援制度があります。ご利用いただける支援制度の有無や必要な手続きなどについては、下記までお問い合わせください。

お問い合わせ先:田野町役場 地域振興課
住所:高知県安芸郡田野町1828-5
電話番号:0887-37-9316
受付時間:平日8時30分から17時15分
(土日・祝日・年末年始の閉庁日を除く)
HP:https://tanocho.jp/life/detail.php?hdnKey=318

移住を検討されている方へ

移住を考える理由は、「今の環境を変えたい」「新しいことに挑戦したい」など、人それぞれ。一律の答えはありません。だからこそ、私は皆さん一人ひとりの「こんな暮らしがしたい」という願いに、精一杯寄り添いたいと思っています。
田野町は、都市部郊外の、小さめのベッドタウンのような町です。 駅を中心に、病院・学校・商業施設や公共施設がほぼ徒歩圏内に揃っています。田舎暮らしに憧れはあるけれど、日々の生活の利便性も諦めたくない――そんな方にとって、これほど「ちょうどいい」環境はありません。
この小さな、でも可能性の詰まった田野町で、新しい生活を始めてみませんか。
まずは気軽にお話ししましょう。あなたの思いを、ぜひ私達に聞かせてください。

お問い合わせはこちら

< 田野町役場 地域振興課 >

田野町役場
地域振興課

住所:高知県安芸郡田野町1828-5
受付時間:平日8時30分から17時15分
(土日・祝日・年末年始の
閉庁日を除く)