移住レポート

report

自分の生活にマッチする場所を探して

Iターン
北川村
農業

三木 恭路さん

移住時期:2020年10月
移住前のお住い:高知市南金田
家族構成:妻と猫2匹

移住のきっかけ

まず1段階目の移住で高知市に入り、移住担当窓口で「出来るだけ色んな市町村を訪問して自分の生活にマッチするかどうか確かめた方が良い」「そのうえで高知市が良ければそのまま住めばいいし、違う所が良ければ喜んで後押しする」と聞き、高知市(高知県)は中々太っ腹な性格だなぁと感心した。

お言葉通り、西は宿毛市から東は北川村まで合計8か所の市町村移住担当者にお会いし、産業や住環境・余暇の過ごし方等についてお聞きしたが、なかには長く暮らす住民の方や先住移住者との面会をセッティングしていただいた例もあり、実際の生の声を聞ける良い機会を提供していただけた。

北川村への移住の決め手は、「もともと農業をしてみたいとの気持ちが強かった」「なかでも柚子栽培に興味を持っていた」「柚子栽培のレジェンドと言われる人と直接お話する機会を設けていただきその内容に感銘を受けた」「役場の後方支援(起業型地域おこし協力隊)方式が充実して」といったことに加え、移住前に3泊4日 の収穫体験で再訪した際、仕事の楽しさや自然の美しさに魅了されて北川村を2段階移住先として心に決めた。

移住後の暮らし

起業型地域おこし協力隊員として、原則週4日間は専業柚子農家の師匠に就いて柚子栽培のイロハを学んでます。
また休みの日は、野菜の栽培や庭の手入れ、山・川・海で遊んだりと終日ゴソゴソと動いてます。

移住して良かった事・
失敗した事

・良かった事

もともと興味のあることをやりたくて移住してきたので充実していて当たり前ですが、師匠を始めとした柚子栽培のレジェンド達が惜しみなく技術を教えてくれるのでとんでもなく恵まれた環境だと思います。
柚子師匠の他にも野菜のスペシャリストがゴロゴロ居て様々な技術を教えてくれるので野菜作りでもプロ級になれます。
山・川・海で採れた新鮮なものをすぐに口に入れられる贅沢・・・これが当たり前で行われています。
社交的(?)温厚的(?)な人がとても多く、移住者である我々にも分け隔てなく接してくれるのでとても暮らしやすいです。
猫も野山を駆け回り楽しそうにしてます。

・失敗した事

特になし、敢えて言うなら「エースワン」「サニーマート」「セブンイレブン」が近くにないことくらいか...
余談として、「移住するまで大変だったこと」はとにかく住む家がないこと。結局のところ住宅会社のWEBを自ら毎日チェックし、北川村の売物件が出るタイミングまで移住できなかった。移住を決める最大のネックだと思います。

アドバイス

これから移住を考えている方に、伝えたいことはありますか?
移住後の自分のイメージを出来るだけしっかり描き、それを役場の移住担当者に遠慮なくブツけてみることをお勧めします。また、先に移住している人や地域の世話役的な人と話す機会があればなおさら良いと思います。
移住後のイメージが描けそうなら先ずは行動あるのみ、どうしてもダメなら3段階移住も検討すれば良い気持ちで、一歩踏み出すことが大事だと思います。

お問い合わせはこちら

< 地域活性推進課 移住・定住促進室 >

地域活性推進課
移住・定住促進室

TEL 088-823-8813
FAX 088-823-9382