副反応について 新型コロナウイルスワクチンは,接種後に軽度から中程度の注射部位の痛み・腫れ,疲労,頭痛,筋肉痛,寒気,関節痛,下痢及び発熱等が報告されています。ほとんどが数日のうちに収まるようですが,まれに症状が続く場合があります。 また,数は少ないですが,急性アレルギー反応であるアナフィラキシーが発生したことが報告されています。日本では,アナフィラキシー等に対応するために,新型コロナウイルスワクチン接種後は15〜30分程度,接種会場や医療機関に留まっていただき,万が一,アナフィラキシーが起きたときには,その場ですぐに対応できる体制をとっています。 ワクチン接種後の副反応に関する相談先 接種後に気になる症状を認めた場合には,接種医あるいはかかりつけ医にご相談ください。 また,高知県がワクチン接種後の副反応に関する相談先を設置しています。連絡先は次のとおりです。 高知県新型コロナウイルスワクチン専門相談電話 電話番号 0120-37-3744 受付時間 土日祝日を含む9時から21時まで 予防接種による健康被害の救済制度 予防接種によって健康被害が生じ,医療機関での治療が必要になったり,障害が残ったりした場合に,その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは,予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。 アナフィラキシーやその他の副反応の診察後,健康被害の救済制度の利用を案内され,申請をご希望される方は,高知市地域保健課ワクチン接種推進係(088-821-6514)までご連絡ください。なお,接種時に高知市以外に住民票があった方は,住民票があった自治体に連絡してください。 ※注意点※ ・医療機関が発行する診断書などの必要書類については,費用が自己負担となります。 ・医療費等を自己負担した際の領収書は必ず保管しておいてください。 ・審査があるため,救済制度の申請を行っても必ず給付されるとは限りません。