令和3年度 第2回 高知市自立支援協議会 日時:令和3年12月2日(木)18:30〜 場所:本庁舎 6階会議室 1 開会 (司会)  開会挨拶 (福祉事務所長 池内)  挨拶 (司会)  本日の議事内容及び資料確認  2 委員紹介 【委員】 (新任)   特定非営利活動法人 高知県自閉症協会 作業所もえぎ 所長 田村 孝子様   社会福祉法人 昭和会 支援主任 寺坂 一成様   高知県精神保健福祉士協会 副会長 宮本 雄太郎様 (継続)   特定非営利活動法人 ワークスみらい高知 施設長 石元 美佐様   高知市当事者委員 上田 真弓様   高知市立高知特別支援学校 校長 清水 隆人様   高知市ボランティア連絡会 会長 諏訪 博信様   社会福祉法人こうち福祉会ライフ・サポートあおぞらリーダー 土門 義和様   社会福祉法人 高知市社会福祉協議会 課長補佐 古谷 まり子様   高知県医療ソーシャルワーカー協会 監事 山光 康雄様 【事務局】   福祉事務所長 池内 章   障がい福祉課長 上田 和久   他,障がい福祉課職員,障害者相談センター職員        3 条例・自立支援協議会説明 【事務局説明】 @自立支援協議会条例説明  条例,説明資料を用いて説明 A自立支援協議会の説明  説明資料を用いて説明 【質疑応答】  質疑なし    4 会長・副会長選出 【推薦】  推薦なし  委員より,事務局案を問われる  事務局より,会長に上田委員,副会長に土門委員を提案 【決議】  提案に対し,全会一致で承認  会 長 高知市当事者委員 上田 真弓様  副会長 社会福祉法人こうち福祉会ライフ・サポートあおぞらリーダー 土門 義和様 5 報告・協議事項 @協議 日中サービス支援型指定共同生活援助事業者プレゼンテーション (会長)  はい。それでは,進行していきます。「報告・協議事項」です。日中サービス支援型指定共同生活援助事業所のプレゼンテーションです。これは必ず報告いただくことになっていますが,事務局にご説明をお願いいたします。 (事務局)  グループホームの一種類で「日中サービス支援型」というものが,平成30年度の制度改正で新たに産声を上げました。従来型のグループホームと違う点は,「夜間深夜帯を通じて必ず職員が配置されている事」,「短期入所事業を必ず併設をしなければならない事」という特徴があり,主に中等度から重度の障害者を受け入れる特徴があるグループホームといえます。  また,この「日中サービス支援型グループホーム」については,運営基準において「協議会に対して運営の報告を行う事」,「協議会から意見や評価を受ける事」,これを「年に一回以上行う事」が定められています。この真意は,サービスの提供状況を皆さんに知っていただいて,「より良いサービス」,「地域の拠点」になるべく,機能をどのように,担っていただきたいかを第三者からの意見を頂ける場と事務局は考えています。  本日は四国ライフケア様にその運営状況を報告していただいた上で,委員の皆様からも是非建設的な意見をいただいて,一年後のこの会でサービスの提供状況をチェックしていただく,そのようなこともできるのではないかと考えていますので,委員の皆様のご意見を頂戴したいと思います。説明は以上です。 (会長)  はい,ありがとうございました。それでは説明していただいてよろしいですか。四国ライフケア様お願いします。 (事業者:四国ライフケア)  よろしくお願いいたします。資料に沿って説明させていただきます。私どもは「虹の夢グループ」という所に所属していまして,高知市内を中心に,大阪や三重にも介護施設や障害者施設を展開しています。今回紹介するのは高知市内のにじいろホーム介良と,にじいろホーム上町です。  私どものグループは介護施設の運営から始め,途中で障害者の就労支援も加わり,県の認定を受けています。具体的な内容としては,瀬戸にある有料の老人ホームに「多機能型就労支援」の事業所が入っていまして,そこで高齢者は住まわれていますが,障害者の就労場所として掃除洗濯,入居者への支援等をしてもらっています。  具体的に介良・上町の状況をご説明させていただきます。このグループホーム自体が「日中サービス支援型」という新しく認定を受けたタイプの施設で,先程も事務局より説明があったように人員を24時間配置し,短期入所も併設していることが特徴です。私どものグループホームには中程度の障害をお持ちの方もお住まいですが,主に身体的な介助や生活支援のニーズが高い方が住んでいて,食事,排せつ,入浴等の身体介護ももちろん,掃除洗濯,買い物等の支援も行っています。健康管理等を通じて,障害や病気をお持ちの方も総合的にサポートしています。   定員も,介良が20名,上町が19名で短期入所は両方とも1名対応できるタイプです。「日中サービス支援型」のグループホームは住居ですが,生活介護は利用者を対象として,日中活動の場所としています。基本的に月曜日から金曜日に運営していて,10時から16時の間に日中活動を支援しています。中重度の障害がある方が利用していて,その中で入浴,食事,各種日中活動を一体的に提供しています。  障害の方は障害者手帳を所有していて,知的,精神,身体障害,65歳までの様々な障害の方が住んでいます。次のページは具体的な人員配置等について書いています。日中サービス支援型の共同生活援助と短期入所,生活介護とありますが,職員が兼務したり,専任の者がいたりという状況です。グループホームには生活支援員と世話人,夜間帯支援で専従で来ていただいている方もいます。  生活介護も行っていまして,看護職員は専従で1名。支援員は兼務で5名以上配置しているという状況です。介良,上町共に大体20名以上が勤務しています。連携体制について,虹の夢グループ提携病院でもある潮江高橋病院と連携していて,自力で通院が難しい方を対象に,施設に往診に来てくれる南在宅クリニックもあります。薬を自身で取りに行く事が難しい方を対象に,薬局等の連携もしています。また,訪問看護ステーションのナースケアとも医療連携をしています。緊急時の連絡体制は,24時間職員を配置し,安心して利用者が過ごせる施設にしています。  続いて具体的な一日の流れです。生活介護での平日の流れと,グループホームでの平日の流れを分けて記載しています。生活介護の場合,10時から利用開始です。バイタルチェックと水分補給をした後に,午前の日中活動でラジオ体操や,人によって機能訓練や入浴をして,12時頃に昼食を食べるという内容です。昼食後,2時以降に午後の日中活動や入浴を再開する流れとなっていて,大体3時半におやつや水分補給をして,4時に利用が終わります。  土日の流れは,7時頃起きて,朝食。その後は各自部屋で過ごしたり,外出したりする方もいらっしゃいます。残っている方は,昼食を食べたり,入浴したりして過ごしてもらって,3時の水分補給,6時の夕食,その後8時に消灯という流れで,平日と違う流れです。  続いて介良についてです。にじいろホーム介良も現在3年目を迎えていますが,2階建てで,緑に表記しているところがグループホームで,黄色く表記しているところが生活介護の部屋です。この中で住んでいる方と日中活動生活介護を行う方がいます。料金を掲載していますが,一般的なグループホームの価格帯です。続いて上町です。 (事業者:四国ライフケア)  上町ですが,介良と違って各フロアで事業の完結ができる作りとなっていて,建物は4階建てですが,1階部分は別の法人が入っていて,私どもは玄関だけを使用しています。  2階部分は生活介護を運営していまして,平日の10時から16時の間,利用者が通っています。支援内容は介良と一緒なので割愛します。  3階・4階フロアがグループホームで,3階部分の1室が短期入所の部屋です。介良との違いは4階部分が9室しかないので,全体で19室です。  料金は上町,介良同一ですけれども,上町は建物が元々病院だったところを手直しして,スタートしたものですので,構造上トイレを付けられる部屋と付けられない部屋の2タイプがありまして,その差を料金で設定しているのが介良との違いです。続きましてこれまでの実績について説明させていただきます。 (事業者:四国ライフケア)  介良の実績と現状の課題ですが,入所者は現在20名で満床です。平均年齢は,一般的なグループホームよりやや高く,45.2歳で平均障害支援区分は4.4です。男女比は男性15名,女性5名で,障害の種別は身体障害の方が多いという状況です。市町村別では高知市が圧倒的に多く,あとは近隣の南国市,香美市,須崎市です。退去される方や,入院される方も出てきています。  短期入所については7月の時点で利用率が82%で,日によっては空きがあります。今まで利用された人数もトータルで大体19名です。平均障害支援区分は入所者に比べると軽度です。男女比は男性のニーズが多く,女性は1名です。障害種別は精神障害の方が多い状況です。市町村別では,高知市の方が大半で南国市の方も若干いらっしゃいます。  現状と課題に向けた取り組みですが,新型コロナの影響があり,施設でも,外出,外泊,面会等の制限がありました。それに伴い家族に会えない状況や外出が難しい状況も出てきて,精神的な不安やストレスがあることを普段の時より感じることが多く,施設としては,少しでも外出支援を行ったり,行事やイベントを増やすことで対応していました。続きまして上町の方に移ります。   (事業者:四国ライフケア)  上町は入居人数が現在満床の19名です。平均年齢は62.7歳です。平均障害者区分は4.2で介良より若干低いです。男女比は男性10名,女性9名と大体半々の割合です。障害種別は精神障害の方が半数以上の12名ですので,その辺が介良と上町と違うところです。市町村別では,高知市,大豊町,いの町,日高村,津野町,土佐清水市と全県に渡っていますが,西側のエリアの方が一定数いる状況です。開所してから退去された方は女性1名が退去されました。  短期入所についてですが,介良と比較すると若干少ないですが,80.6%です。今まで利用した人数は7名。平均障害者支援区分4.6です。男女比は3:4で,障害種別は知的障害の方が多く,身体障害の方が1名です。高知市の方が主に利用されています。  上町も開所して1年半経ちましたが,コロナ禍によって外泊,外出等ができなくてストレスが増える状況の中,外出できなくなったことで,体力面の低下も見られてきています。  生活介護の時間帯は通常よりも職員を多く配置していますので,可能な限りリハビリや体操をしたり,外出するイベントを設けて,体力の維持・ストレス発散の場を増やしている状況です。短期入所についても,状況等を見ながら活動しています。以上です。   (会長)  はい,ありがとうございました。何かご質問はないでしょうか。 (副会長)  確認させてもらいたいのですが,短期入所で今まで利用した人数が19名,7名というところですが,これは開所からの人数なのか,それとも7月だけの人数なのでしょうか。 (事業者:四国ライフケア)  介良,上町ともに開所してからの総人数です。 (副会長)  ありがとうございます。 (会長)  はい。他にないでしょうか。 (委員)  介良と上町で入居者の違いがあり,入居者で特性がそれぞれあると思いますが,例えば精神障害の方が入居している中で意識していることや配慮していること,あと部屋の配置や入居者同士の人間関係,そういうことを教えていただけたらと思います。 (事業者:四国ライフケア)  まず対人というところで,上町のフロア自体が3階・4階で男性・女性で分かれています。男性フロアの方は特段,対人トラブルはなく,落ち着いた状況にはありますが,女性フロアの方は,他の利用者の持ち物が気になったり,目線が気になったりする方がいて,そういうところで日々職員も葛藤しています。  居室の配置ですが,どうしても折り合いの悪い方が隣同士になることもありますので,そこに関して,日中夜間,巡視等行い,面談等で支援しています。以上です。   (事業者:四国ライフケア)  介良もある程度似たような状況ですが,どうしても建物が一体的で顔を合わせる機会も多いので,定期的に部屋替えをしたり,2階フロアを男性側と女性側で分けたり,夜間職員を常駐させたりしています。人間関係の課題は非常に多い印象を受けています。 (会長)  はい,他にはいかがでしょう (委員)  発表ありがとうございました。お聞きしたいことが二つあります。一つは短期入所の利用者様と入所者の交流の有無。もう一つは入所者,短期入所利用者の意見や,保護者,ご家族の意見にどのようなものがあるかを教えていただけますでしょうか (事業者:四国ライフケア)  介良で短期入所の方が泊まって,食堂で入所者と顔合わす機会もありますし,宿泊中に生活介護を利用する方もいます。入所者からすると慣れてきたみたいですが,一定の配慮が職員側に求められると思っています。長く住む入所者はできるだけ生活介護を利用してくれたら,我々も目が届きやすいので,そのようなところを短期入所に合わせていく必要あると思っています。  短期入所利用者は利用者が決まっていて,100%回っていますから,ある程度ゆとりを持って,何かあった時には受け入れできるようにしています。  ただ,なかなか希望に添えない状況ですので,やはり部屋が一室ならではの葛藤があります。 (事業者:四国ライフケア)  上町は入居者が50歳代,短期入所の方が20歳代で親子のような感じで受け入れをしていただいて,入居者も気分転換になっていると思います。障害もいろいろな特性がありますが,比較的に上町は受け入れ態勢の間口は広いと思っています。  ご家族の意見は,元々短期入所を利用していて入居した方が1名いますが,短期入所の場合と利用の場合で気持ちの整理が違うという意見がありました。ただ,入居されて時間がたつほど,ご家族も心にゆとりが持てて,介護の疲労も大分なくなったと言っていました。 (委員) ありがとうございました。 (会長)  よろしいですか,他はどうでしょう (障害者相談センター職員:東部)  発表ありがとうございました。感想になりますが,自分自身も相談業務をしている中で保護者の高齢化や,お亡くなりになって急遽生活する場を移さないといけないような相談があった時に,にじいろホームさんのような住む場所と日中通う場所が一緒になっているホームはなかなか高知には少ないと思っていまして,行かれた方からも安心して生活できていると聞きましたので,良いと思いました。はい,以上です。 (会長)  はい,ありがとうございます。 (委員)  一体化し安心して住めるという点もありますが,コロナの問題で外に出かけたり,外から人が来たりすることが困難になったことによって,とてもつらい思いをされていると思います。運営上配慮が必要と思いますが,例えばクラブやサークルに外部からボランティアに来てもらって,少人数で楽しむようなことを考えたりされていますか。 (事業者:四国ライフケア)  介良の事例になりますが,コロナが流行る前は,ボランティアの方や地域の方に来ていただいて,歌を歌うのを聴いてもらったり,囲碁・将棋をしたり,そういう試みは行っていました。  ただ,コロナが流行り出してからは,面会は難しい状況で,施設職員でやれることも限界がありますので,今後コロナの状況が落ち着いて外部の方を受け入れやすい状況になってきたら,積極的に来ていただいて,交流を持つことが住んでいる方に刺激になると思いますので,これからもそのような方向でやっていきたい気持ちは持っています。 (会長)  ありがとうございます。 (委員)  虹の夢グループ様には,高知笑顔マイレージの登録事業者にもなっていただきまして,高知市社協のボランティアセンターが大変お世話になっています。  先程の介良の話もうちの職員が,おつなぎをさせていただいて,マッチング間際のところでコロナの状況になって,残念でしたけれども,高知市社協でボランティアも活動機会が無くなって,リモートでボランティア活動をさせていただいているところです。  具体的に言うと施設にリモートで,読み聞かせや音楽などのボランティア活動を市社協で行っていますので,また機会がありましたらまたご活用を検討してください。よろしくお願いします。 (委員)  ご説明ありがとうございました。一点伺いたいところは,料金のところにある金銭管理支援です。金額上限が5万円とありますが,これを利用されている方はどのぐらいいるかということと,5万円が上限の理由やお金の出し入れの時,本人が困るようなことがないかなどをお聞きしたいです。 (事業者:四国ライフケア)  介良の場合,金銭管理を利用している方は8名ほどいて,理由としては本人にお金の管理が難しく,本人やご家族に依頼を受けてこちらで管理しています。  上限金額が5万円ということについては,人によって通帳や実印の預かりや,何十万単位の現金の預かりをお願いされることがあり,トラブル防止のために,生活費の目安として5万円いう設定をしています。中には,自分で買い物などをしたい方もいて,そのルールを決めるのが難しいところがあり,そこは家族と本人と話をしてもらっています。   (事業者:四国ライフケア)   上町での利用者は半数以下です。どのような方が利用されているかというと,ご家族が高齢で,本人に金銭管理させるとあるだけ使ってしまうような方やそもそも金銭管理を今までやったことがない方などが利用しています。上限金額は介良・上町同様ですが,介良と上町で違うと思うところが買い物で,上町は利用者にお金を渡さず,職員で精算をしています。理由は利用者の買い物数の増加により移動スーパーを拘束する時間が増えてきたためです。   (委員)  ありがとうございました。 (会長)  3つ質問があります。1つ目は待機者がどれくらいいるかということ。2つ目は健康管理の面で献立の立て方。3つ目は「今後こういうグループホームでやっていきたいな」と考えている事があったら教えて頂きたいです。 (事業者:四国ライフケア)  介良のことで言うと,待機者は数名います。過去に空きが出た時に,ご案内をしたところ,既に他の施設に入っていたり,タイミングが合わなかった方もいらっしゃいました。常に多くの人が待っているというより,数名の方が入居希望しているところ,タイミング的に空きがないという状況です。  食事に関しては,食材の加工業者と連携していて,その業者が調理を担当していて,調理したものを真空パックにしてうちに毎日送ってくれているという方式になっています。献立は業者が考えたメニューを取り入れ,ある程度バランスの取れたメニューを提供していると思います。  今後は,就労能力がある方や一般的なグループホームや在宅での生活が可能な方もいますので,そのような方を地域に送り出して,24時間介護やサポートが必要な人をより多く受け入れるようなことを考えています。うちの施設をステップアップして,次の生活に向かっていく方を作っていきたいと思っています。   (事業者:四国ライフケア)  上町は,待機者,食事については介良と同様です。今後,施設としてやっていきたい取組としては,屋外活動を増やすことを考えています。私ども「虹の夢グループ」に,上町・介良から比較するともう少し自立度が高い方が生活できるグループホームがあり,グループ内でのシナジー効果を使って,「虹の夢グループ」から地域に出ていける取組を作っていきたいと思っています。   (会長)  はい,ありがとうございました。他にはよろしいですか。 (副会長)  人気の施設だと思いますが,3年間やってきた中でどうしてもお断りしなければならなかった方の人数と,どのような理由で断ったのかを聞きたいのが1つ。  あともう1つは,新規入所者が学校の卒業時に入りたいという希望があるのか,その受け入れ態勢はどうなっているのか教えていただきたいです。 (事業者:四国ライフケア)  介良の場合,お断りしたケースはあります。入居希望の方がいるときに,一度社内で審査会を開きますが,その時にお断りすることが多い例は,共同生活が難しい方はお断りすることが多いです。あと,支援学校を卒業した方や10代の方からの相談は少数ですがあります。  うちの施設は介護が必要な方や夜間帯に何らかのサポートが必要な方が対象になってくるので,支援学校を出られた方は就労の事業所に通われたり,在宅でどこかの施設に通っている方が多いので,相談は受けますが,結果的にお断りしたり,別の所を紹介したりすることがありました。 (事業者:四国ライフケア)  上町の場合ですが,お断りした例では,自傷・他害のおそれがある方,あと医療的ケアを必要とされる方をお断りした例があります。人数については数字で出すことはできませんが,今までお問い合わせいただいた件数が30あれば,10件ぐらいはお断りさせていただいたかなというところです。  高等学校卒業後,ご家族の希望で施設見学,相談等数回行った例もありましたが,どうしてもその時に空きがなかったりして卒業後利用した例はないですが,卒業後,短期入所に来て結びついた方が何人かいます。短期入所があることによって,待機の状況がわかったり,家族の介護の軽減につながったりしています。  あと,本人と交流することによって,職員も情報を得て,支援し易くなりますので,短期入所,新規利用者の結びつきは,良いものだと思っています。   (副会長)  ありがとうございました。 (会長)  はい,ありがとうございました。議事については以上で終わりたいと思います。  次回第3回の自立支援協議会は2月の予定となっていまして,この時は相談支援体制の実績等の報告をしてもらう予定です。  今日は以上になります。皆様ありがとうございました。 1