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5月中旬、高知市と友好都市関係を結ぶ中国・蕪湖(ぶこ)市の関係者・団体から、新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててほしいと、医療用サージカルマスク各2,000枚、合計4,000枚をいただきました。
マスクを寄贈してくださったのは、蕪湖市在住の劉曉峰(りゅう ぎょうほう)さんと、蕪湖市で物流サービス事業等を推進している「蕪湖達成貯運有限公司」(以下、「達成物流」)です。劉さんは、高知市に在住歴があり、それ以来長年にわたって両市の友好交流にご尽力いただいております。「達成物流」とは、平成30年に代表取締役の李海光(り かいこう)氏一行が本市を訪問された際、本市の企業を視察されるなど、交流の経過があります。
新型コロナウイルスの影響で、医療物資の不足が深刻化するなか、今回ご寄贈いただいたマスクはとても貴重であり、広く高知市のために活用させていただきます。
高知市と蕪湖市は、1985年に友好都市提携を結んで以来、行政・経済・教育等、多方面での交流を展開し、今年で友好都市提携35周年を迎えました。両市の間で築かれてきた絆が、新型コロナウイルス感染拡大という未曾有の事態によって途絶えることのないよう、共に助け合っていきたいものです。
段ボール箱には、それぞれからのメッセージが添えられていました。
写真右:劉暁峰さんから「心之所至 即為故郷」 (「心の故郷・高知市」の意)
写真左:達成物流から「大道至簡 共赴疫情」(「ともに新型コロナウイルスに打ち勝とう」の意)