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内和外順 高知市広報紙「あかるいまち」より
このページは,高知市広報紙「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。
清流・仁淀川(2007年8月号)
清流・仁淀川

 県内の河川の中で全国ブランドは「四万十川」ですが、県内中央部を流れる「仁淀川」も四万十川に負けない素晴らしさを持っていると思います。

 愛媛県側では「面河川」と呼ばれていますが、高知県内に入ると「仁淀川」となり、総延長百二十五kmの美しい自然と変化に富んだ清流です。鮎やウナギ、ツガニ、アカメなどの水生動物の宝庫としても有名で、昔ながらの川漁も継承されている貴重な河川でもあります。

 国土交通省が発表した平成十二年度の河川利用の調査統計によると、仁淀川の川辺で夏に水遊びをする人の数は河川一q当たり三百六十三人で全国一位だとか。いろいろ面白い統計があるものだと感心します。

 観光課長をしていた時から、この素晴らしい仁淀川を「最後の清流四万十川」のように、全国に発信したいと思っていましたが、じわり、じわりとその素晴らしさは専門家の方々の間に浸透しつつあるようです。

 高知県出身の尾池和夫さんが学長を務める京都大学では、「森里海(もりさとうみ)連環学」という新しい学問領域が立ち上がり、仁淀川流域のフィールドも注目を浴びています。また、C・W・ニコルさんや天野礼子さん、養老孟司さんなどの著名人も仁淀川を度々訪れており、深い関心を持たれています。

 清流を守り、そして地球環境を守りながら、次の世代の子どもたちに豊かな自然環境を継承していきたいですね。

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