ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織でさがす > 民権・文化財課 > 文化財情報 重要文化財 建造物 朝倉神社本殿

文化財情報 重要文化財 建造物 朝倉神社本殿

2008年12月23日

指定

国指定 重要文化財 建造物 指定年月日 昭和24年 2月18日

名称

朝倉神社本殿

所在地・所有者

高知市朝倉・朝倉神社

写真

朝倉神社本殿の画像
朝倉神社本殿

解説

 朝倉神社はJR朝倉駅から西北方約1km、赤鬼山の南東麓にある。「土佐国風土記」(風土記逸文)にもある古社で、延喜式内社でもある。本殿の創建と沿革は明らかではないが、現在のものは2代藩主山内忠義が1657(明暦3)年に再建したものである。工事は同年2月16日に開始して同年8月に完工している。本殿は身舎[しんしゃ]三間社の切妻造りで、唐破風の付いた一間の向拝を付けた珍しい造りで、棟には3個の置千木[おきちぎ]と5本の勝男木[かつおぎ]をのせている。身舎は桁行三間、梁間二間で、三方に縁を廻し正面一間に木階五級を組み、登り勾欄が付いている。柱はすべて円柱で、内部は中央の柱通りで内・外陣に分かれ、天井は通り肘木で三間に仕切られ天人舞楽の図を描いてある。本殿の再建は記録のごとく明暦3年としても、建築の様式と手法は再建の年代よりも古いといわれ、その原因として土佐が遠在しているため、中央の文化が早く伝わってこなかったのではないかと考えられている。建築の技法はすべてにわたってよく整い、加味された彫刻もまた堅実で古調を帯びしかも過剰ではない。全体として秀麗な建築といえよう。