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文化財情報 有形文化財 石造 五輪塔

指定

高知市指定 有形文化財 指定年月日 昭和 54年 5月 26日

名称

石造 五輪塔

所在地・所有者

高知市春野町森山・八幡宮

写真


五輪塔

解説

 五輪塔は、地・水・火・風・空の五大を宇宙の生成要素と説く仏教思想に基づいて平安時代からつくりはじめられたものであり、宝篋印塔(ほうきょういんとう)(塔の一種で、基礎と立方体に近い塔身、四隅に隅飾(すみかざり)のある階段状の笠)とともに全国に分布しています。

 この五輪塔は高さ1.15mで、正面には梵字も刻まれています。花崗岩でつくられ、損傷部分もなく、形も非常によく整っています。各部分の法量は、空輪17.7cm、火輪25.5cm、水輪31.2cm、地輪29.0cmとなっています。