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文化財情報 無形民俗文化財 朝峯神社祭礼

2008年12月23日

指定

高知市指定 無形民俗文化財 指定年月日 平成11年 7月15日

名称

朝峯神社祭礼

所在地・所有者

高知市介良・朝峯[あさみね]神社

写真

朝峯神社祭礼の画像
朝峯神社祭礼

解説

 朝峯神社は高知市介良、岩屋、白水集落の産土[うぶすな]神社で、延喜式内社のひとつ。
 秋の大祭は10月20日で、神幸の列にしめ飾りをした酒瓶がゆく。これを担く二人の白丁が、オンビキゾーと囃しながらゆくが、これは御神酒ぞーの意とされている。神幸は少年たちの棒打ちもみられるが、注目すべきものに行子[ぎょうじ]と頂女郎[いたじょう]がある。行子は母親に抱かれた幼児または幼童である。神輿が発達するまでは、この行子に神霊をのり移らせ神馬にのせて神幸していた風の名残りである。神主が大祓[おおはらい]という祝詞を唱えているうちに昏睡状態になり、それが神霊ののり移ったことであった。この行子の世話役が頂女郎である。頂女郎は月のもののなくなった女性がなる。神幸が旅所に着くと、頂女郎は白粉の厚化粧をする。帰社すると直ぐに化粧を洗い落とす。化粧が神がかりの手段であった古代信仰を秘めたものである。また旅所で行子たちに振舞われる田芋、枝豆、吸物膳も古式として注目される。1912(大正元)年から旅所は長崎鎮座の王子神社となったが、古くは頭屋[とうや]とよぶ特定の家から神幸が出発し、それに伴う厳格な祭式作法が行われていた。