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都市宣言等

安全都市宣言(昭和37年3月17日 議決)

 高知市を安全都市とすることを次のとおり宣言する。

安全都市宣言

 産業経済の発展と都市交通の目立つ混雑に伴い,産業災害,交通事故,火災等の災害は激増の一途をたどり,住民の生命,財産に多大の被害を与えている現況は,まことに憂慮にたえないものがある。

 高知市は,人命尊重と産業文化発展の理念のもとに,各種災害の撲滅と市民生活の安全を確保するため,各界うつて一丸とする強力な市民運動を推進することを期し,ここに安全都市とすることを宣言する。

 昭和37年3月17日 高知市

平和都市宣言(昭和37年3月17日 議決)

 高知市は,平和都市であることを次のとおり宣言する。

平和都市宣言

 われわれは人類福祉増進のため,全世界の人々と相結んで,世界連邦建設の趣旨に賛同する都市であることを決意し,高知市は,ここに永久の平和都市であることを宣言する。

昭和37年3月17日 高知市

国土を美しくする都市宣言について(昭和37年12月22日 議決)

高知市は,次のとおり国土を美しくする都市宣言をする。

国土を美しくする都市宣言

 私たちの郷土は美しい。
 私たちは,この郷土をこのうえなく愛し,明るい,美しい,住みよいまちで,よりよい楽しい生活をすることを願つております。

 まちや公園や自然の山河が荒らされたまま放置されておりますと,私たちの心にも,生活態度にもいろいろと影響してまいります。

 私たちは,心を一にして力を合わせ努力をすれば,必ず明るい,美しいまちづくりができることを確信して,20万高知市民一丸となつて,自主的に郷土を美しくする運動を展開する決意を固めました。

 本日ここに国土を美しくする都市宣言を行い,私たちひとりひとりがかたく手をつなぎ,「国土を美しくする」ことに心がけ「美しい郷土を私たちの手で」つくりあげるよう努力することを宣言します。

昭和37年12月19日 高知市

明るく、正しい選挙都市宣言に関する決議(昭和41年12月16日 決議)

 民主政治を守り,さらに健全な発展を期するためには,選挙が公明かつ適正に実施されるべきであるが,最近の選挙の実態を見るに,まことに寒心にたえないものがある。

 従って,選挙違反を追放し,明るく,正しい選挙を行なうことにより,本来の民主政治の道を開くことこそ急務である。

 よって,本市議会の議決をもって,明るく,正しい選挙都市を宣言し,あくまでも市民の理解ある熱意のもとに,公正な立場での選挙が実施されるよう,これが実現を期するものである。

昭和41年12月16日 高知市議会

 

高知市非核平和都市宣言決議(昭和59年7月4日 決議)

 世界の恒久平和を実現することは,人類共通の願いである。しかるに今,米ソ超核大国による核軍拡競争は拡大均衡をめざすという口実でますます激化し,世界の平和と安全に重大な脅威と危機をもたらしている。

 又,この核軍拡と表裏一体となつて,地球の環境破壊と第三世界の餓死は現実に加速度を増している。

 わが国は,世界唯一の核被爆国として,広島,長崎,ビキニのこの惨禍を決して繰り返させてはならないと訴えるものである。

 日本国憲法の精神にもとづく国の平和と安全こそが,地方自治の根本的条件である。私達は,平和を愛し,人類の共存を願う立場から,あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶と,憲法にうたわれている平和的生存権の確立のためここに非核平和都市宣言を行うものである。

                       記

1  高知市は,あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に強く訴える。

1  高知市は,「核兵器をつくらず,持たず,持ちこませず」の非核三原則を将来ともに厳守する。

1  高知市は,高知空襲の記録をはじめ戦争の悲惨さを伝えるなど,平和を守る行政を行う。

 以上決議する。 

 昭和59年7月4日 高知市議会

高知市健康都市宣言について(昭和60年3月20日 議決)

 高知市を健康都市とすることを次のとおり宣言する。

高知市健康都市宣言

 健康は,市民の幸福と生きがいを追求するための源であり,平和で活力のあふれる都市づくりを進めていくための基盤となるものである。

 高知市では,心身の健康づくりと快適でうるおいのある生活が営める環境づくりを,市民と行政が一体となり強力な市民運動として推進し,人間尊重の理念にたつて,健康で明るい市民都市づくりにまい進することを希求して,ここに「健康都市高知」を宣言する。

  昭和60年3月20日 高知市

「高知市平和の日」制定についての決議 (平成元年3月27日 決議)

 本市では,戦争放棄と恒久平和を希求する日本国憲法の精神にもとづき,平和を愛し,人類共存を願う立場から,国の平和と安全こそが地方自治の根本的条件として,昭和59年7月高知市非核平和都市宣言を決議したところである。

 戦後40余年を経過した今日,市民の65%以上が戦争を知らない世代となつてきている。

 永遠の平和を願う我々は,ともすれば風化されがちになつた戦争の悲惨さ,愚かさを後世の人たちに誤りなく伝え,市民一人ひとりが平和を守ることの大切さを考えるよう働きかけなくてはならない。

 市制100周年の記念すべき本年,ここに,人権平和強調旬間の初日であり,さらには全国民が核廃絶と世界の恒久平和を願う広島原爆記念日―8月6日―を「高知市平和の日」と定め,市民とともに未来に向け平和思想を継承して行くものとする。

 以上,決議する。

 平成元年3月27日 高知市議会

ゆとり宣言決議 (平成2年3月27日 決議)

 すべての国民が生活にゆとりをもち,充実した自由な時間と潤いのある生活をおくることができるようにすることは,人間性豊かな社会の建設にとってきわめて重要です。

 しかし,わが国の労働時間の現状は,欧米諸国と比較して年間で200時間から500時間も長く,そのことが多くの勤労国民の「家庭のしあわせ」づくりの障害となり,豊かさが実感出来ない大きな原因となっています。

 高知市議会は,ここに「ゆとり宣言」を行ない,すべての市民が週に2日は仕事の手を休め,ときどき長いやすみを楽しみ,日々に団らんのあるくらしが送れるよう,労働時間の短縮,生活環境の整備などの条件整備に全力をつくします。

 以上決議する。

  平成2年2月27日 高知市議会