移住レポート

report

自分のキャリアを活かせる移住を目指して

Iターン
いの町
公務員

小野 義矩さん

2017年に神奈川県から移住。
スポーツバイクのプロショップ運営の経験を活かし、地域おこし協力隊として活動中。

スポーツバイクを
楽しめる環境を求めて

以前はスポーツバイクのプロショップで店長をしていました。
大学生のとき、研究論文で小布施町の町づくりを取材したことがあり、地方の町のことが気になるようになりました。
田舎に移住するなら、「これまでの私のキャリアを活かすことがしたい」それが可能な地域はどこだろうと高知県の移住・交流コンシェルジュに相談しました。そこで、スポーツバイクを楽しめる環境があり、地域貢献にも関われそうと紹介してもらったのがいの町でした。
少しは貯えもあったので半年ぐらいはのんびりできるし、いざとなれば手に職はあるので高知市街の自転車店で働くこともできるかなと。
また、自転車ツアーを企画してほしいという要望も聞かされていたので、そういうこともできるかなと、なんとなく考えてました。
幸いなことに、すぐにいの町役場に地域おこし協力隊員として採用されることになりました。
そして、妻もそれまでの仕事を辞めることなく高知市に転勤することができました。

地域おこし協力隊から
現在に至るまで

この地域の景観や伝統行事、イベントなどは、地域で活動されている人たちのおかげで成り立っていることに気づかされました。なかには80歳以上の人もけっこういて、頭が下がる思いです。彼らの地域への想いを取材して、WEBなどで発信できる仕組みをつくることに挑戦しています。 また、スポーツバイクという自分の得意分野を活かして、既存の自然体験施設(オートキャンプ場)などで、マウンテンバイクのコースを低コストのアトラクションとして開設しています。

撮影・文/大村嘉正

仁淀ブルー通信2017年10月27日配信号

より引用)

アドバイス

移住に興味を持っている人へ、移住前にすべきことや移住後でもできることなどのアドバイスをお願いします。
まずは軽い気持ちで移住してみる!
実際に移住して暮らしてみないとわからないことなどが沢山あります。
インターネットを活用しても移住前に全ての不安事項や心配事項がなくなるということは恐らく無いです。
多かれ少なかれ、あらゆる面で大都市圏とのギャップは感じると思います。
移住を検討する方は何か今の生活環境を変えたいと思われる方が多いと思います。
生活環境を変えるのには、まずは住んでいる地域を変えることが一番の近道だと思います。
まずは軽い気持ちで高知県に移住してみませんか?
移住後の生活を楽しむためには。
私が感じる移住後の生活を楽しむ秘訣が一つございます。
それは何事においても”より能動的に動く”ことです。
私の場合はスポーツバイク(ロードバイクやマウンテンバイクなど)で走る環境をより充実させるため、”温暖な気候で海、山、川がコンパクトにまとまっている地域”を探して移住しました。
皆さまも高知県を移住先の候補に選んだということは、多かれ少なかれ何かきっかけや理由があったと思います。
それを自分で能動的に掘り下げていくことができれば、より充実した移住後の生活を送れると思います。

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